デバッグモンキーズ @debug_monkeys
ブース概要
2018年から福岡と東京と静岡で活動しているボードゲーム制作サークルです。「ELÄÄ ROTU」「Qubism」「ゾンビパニックとライフルおじさん」「鍋代官」など9作品を制作しています。
その他
Mail:debug.monkeys@gmail.com Twitter:@debug_monkeys HP:https://debugmonkeys.netlify.app/
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCqqyVlN8VP0gZ6KBqdhYH1A
新着ブログ このブースのブログ一覧へ
-
-
- デバッグモンキーズのブースは『土曜日 D03』となりました!
- こんにちは デバッグモンキーズです デバッグモンキーズはゲームマーケット2024春の『土曜日 D03』に出展いたします!! そして、さらには旧友のSui Worksさんの協力もあり『日曜日 H07』に委託販売をさせていただきます! 持ち込み作品は以下の2作品となります! 『PAPITO パピトー』 3-5人 30分 14歳以上 2,500円 詳細はコチラ▼ https://gamemarket.jp/game/182878 『ELÄÄ ROTU エラロト』 2人専用 30-45分 14歳以上 3500円 詳細はコチラ▼ https://gamemarket.jp/game/179738 ご予約はコチラから!! https://forms.gle/6b4N1So4wxsX12sXA 皆様のご予約をお待ちしております!
- 2024/4/10 17:18
- デバッグモンキーズ
-
-
-
- 『PAPITO パピトー』のゲーム開発記
- こんにちは、デバックモンキーズです。 私たちは、ゲームマーケット2024春にて『PAPITO パピトー』という作品を頒布します! この記事では、『PAPITO パピトー』の開発記を書きます! どんなゲーム? ジジ抜きをベースとした推理×協力ゲームです。 ざっくりとした遊び方としては、ジジ抜きを行いながら、場にカードを出せないことが1周したらプレイヤー全員の負け プレイヤー全員の手札を場に出すことができたら、プレイヤー全員の勝ち、といったゲームです。 細かいルールは説明書で確認することができます!ぜひご覧ください。 https://debugmonkeys.netlify.app/pdf/instruction_papito.pdf ゲームの開発 ゲームジャンルとしては、ジジ抜き・推理・協力となっており、どういう変遷で開発をしていったかを時系列順で記載していきます。 より皆様に『PAPITO パピトー』を知っていただければ幸いです。 そもそもの始まり デバッグモンキーズは複数人のメンバーでなるチームです。 そして、年1くらいでボードゲームを作りたいな~というざっくりとした目標で活動しています (ちなみに、今年で6年が経過して7年目となりました!めでたい!) 私たちは昨年2023年の8月くらいから、とある中量級ボードゲームを開発していました。 このゲームは2023年の秋はゲムマに出せさそうだけど、2024春には出したいね~、という会話をチーム内でしていました。 しかし、この中量級ボードゲームの開発が難航し、「これ、2024春に間に合わないんじゃ???」となったのが、2023年の11月末。 もし作品を出せないとなると、次にゲムマに出れるのが、2024秋。 そうなると2023春のゲムマに出てから、1年半以上の空白を経てしまい、皆様に忘れられてしまうのでは・・・?思い、 「なんとかして、2024春のゲムマに出よう!」という思いがチーム内に沸き上がりました。 そうして生まれたのが、『PAPITO パピトー』です。 なので、明確に『PAPITO パピトー』は「短期間で開発を完了することができる」というのを目指して作られました。 着想~開発初期 ここから、私たちはかなり特殊な(?)ゲーム開発を行います。 (特殊というよりは、とても仕事的な進め方?) まず、チームでブレインストーミング(通称ブレスト)を行いました。 お題は「2024春のゲムマで何を出したいか?」です。 そして、いくつかの議論のあと 以下のワードに対して、チームは良いと思うということが分かりました。 ・インストが簡単 ・試遊しやすい ・50枚以下で作る ・ぽっけに入る ・カードだけで作る ・条件に合うカードをプレイ ・ブラフ ・チキンレース ・裏面を使う ・拡大再生産 次のステップでは、このワードから発想し、各メンバーがゲームを1個ずつ考えていきます。 UNOみたいなゲームや、タイル配置のゲーム、カードテキストでバトルするゲーム、などいくつかのゲームが出てきました。 そうして、あるメンバーが「ジジ抜きをして、場にカードを出せないことが1周した時に手札に残っているカードの数字が大きい方が勝ち」というゲームを持ってきます。 上のゲームをTTS上でテストプレイして、みんなでどうだったと感想を言い合っていると この「ジジ抜きをベースにしたゲーム」が今は面白くないけど、なんか面白くなりそうな気配を感じているということが分かりました。 それを言語化すると、こんな感じ。 ・ルール理解は簡単で馴染みやすい ・ルールは理解できるけど、やってみると独特なプレイ感になっていた ここから、この「ジジ抜きをベースにしたゲーム」を開発していくことが決まりました。 開発中期~後期 最初のテストプレイで持ってきていたジジ抜きのゲームは以下のような特徴がありました。 ・対戦ゲームであるが、自分の強さをコントロールできない=完全に運ゲーになっていた ・左隣のプレイヤーにしかインタラクションがない ここを改善していくことが目下の課題です。 例えば、大富豪というゲームは、自分がどういう強さのカードをどの順番で出すか、というのをプレイヤーが決めることができますし カードの強さは相対的なものもあれば、絶対的なものがあります。 なので、例えば大富豪は、短い時間で遊べるゲームではありますが、プレイヤーは自分の戦略と場の状況に合わせて様々に対応が求められるゲームなわけです。 ライトなゲームでも、プレイヤーの選択がしっかりとゲームに反映されている、というわけですね。 しかし、いくつかのルール変更をしてみましたが、なんかしっくりこない=コントロールできないところが多いと感じることが分かりました。 このタイミングで、あるメンバーが「協力ゲームにして、場にカードを出しきることを目指していくようにするのはどうか」という提案をしました。 この提案により、「自分の強さをコントロールできない」ということを考えなくてよくなりました なぜなら、対戦じゃないから自分が強いかどうかは関係ないからです。 そして、「左隣のプレイヤーにしかインタラクションがない」という特徴は「自分がしっかりと考えなければならない」という特徴に変わりました。 つまり、「場にカードを出しきる」というタスクに対して、プレイヤーができる範囲が決まっているので、(自分のカードと左隣のプレイヤーのカードのみ) 自分がタスクに対して何もできない場合は、ゲームの勝利に近づかないわけです。 そうなると、プレイヤーは自ずと「自分ができることを行うように考える」ことになりました。 協力ゲームにする、という根本の調整によりいくつかの課題が解決され、この路線で調整していくことになりました。 開発完了 ここからは、とてもスムーズでした。 まず、協力ゲームと推理ゲームというジャンルにはいくつかの先行作品があります。 「ザ クルー」「花火」などがそれに当たります。 こういったゲームの特徴を理解し、それを『PAPITO パピトー』に当てはめていきます。 ・ゲームのアクションによって、「手がかり」がゲーム全体に残ること ・その「手がかり」によって推理ができること ・ただしその「推理」によって一意に定まることもあれば、いくつかの可能性が残ること こういった特徴が『PAPITO パピトー』のプレイに反映されているように、様々に調整をしていきます 例えば、カードの色の数、カードの数字、ジジ抜きで欠けさせるカードの枚数、などなど 次に、協力ゲームとして「会話をどうするか」というのを決めていきます。 協力ゲームには「奉行問題」という話題が避けられません。 そのため、協力ゲームにはいくつかの解決方法があるわけで、その解決をどのように行うかを考えました。 例えば、そもそもゲームで会話を制限しないタイプもあります。 「パンデミック」「イーオンズエンド」などがそれに当たります。 他にもタスク過多、時間制限、などいくつかの方法があります。 が、今回はシンプルに「手札の内容を言ってはいけない」だけに留めました。 これは、会話に対して明確なルールを決めすぎてしまうと窮屈さが勝ってしまったからでした。 厳密にやればやるほど、処理が増えますが、その処理が面白さに繋がらなかったので、最低限のルールだけ定め あとはプレイヤーのハウスルールで自由に決めてよいと判断しました。 (これをルールブックに書くかどうかも迷ったんですが、書いてないということは、という感じで自由にやってもらえればな、と思っています) おわりに さて、『PAPITO パピトー』の開発記録を書いてみましたが、いかがだったでしょうか? あまりみない作り方をしたかなと思っており、製作者の一つの助けになったり、購入のきっかけになったらなと思います! 「花火」「ザ クルー」「ザ ゲーム」などのような協力ゲームが好きな方にはぜひおすすめしたい、そんな作品です! https://forms.gle/6b4N1So4wxsX12sXA ご予約お待ちしております!!
- 2024/4/4 20:18
- デバッグモンキーズ
-
-
-
- 『PAPITO パピトー』のルールブック公開!
- こんにちは デバッグモンキーズです。 ゲームマーケット2024春で販売する『PAPITO パピトー』のルールブックを公開します! https://debugmonkeys.netlify.app/pdf/instruction_papito.pdf ぜひ、確認してみてくださいね! ゲームのコツや面白ポイントの紹介は以下から読むことができます! https://gamemarket.jp/game/182878 それでは、ご予約お待ちしております!! https://forms.gle/6b4N1So4wxsX12sXA
- 2024/3/26 23:55
- デバッグモンキーズ
-
-
-
- 『ELÄÄ ROTU エラロト』ゲーム紹介インタビュー記事
- こんにちは、デバックモンキーズです。 私たちは、ゲームマーケット2023春にて『ELÄÄ ROTU エラロト』という作品を頒布します! この記事では、戸塚中央さんのインタビュー記事を用いて、デバックモンキーズとは何か、エラロトとは何かをご紹介させていただきます。 https://note.com/tozukachuou/n/n6802449e6e60 ■あなたについて Q1. デザイナー名、サークル名を教えてください デバックモンキーズというサークルです。 Q2. ボードゲームにはまったきっかけとなるゲームはなんですか サイズ、犯人は踊る、イントリーゲ、マジェスティ、イマジナリウム、トーレス、ニューヨークスライスなど メンバーで夜な夜なむさぼるように遊んでいたのがきっかけです Q3. 好きなボードゲームやジャンルを教えてください 拡大再生産と動物テーマ、もしくはB級なテーマが好きです。 Q4. 所持ボードゲーム数はどれくらいですか メンバーにもよるんですが、合計で400くらいとかだと思います (メンバー5人の合計) Q5. ボードゲーム製作を始めたきっかけを教えてください 2016年ころからボードゲームを遊ぶようになって、メンバーの誰かがやってみようぜってゲムマの概念を紹介してもらったのがきっかけだったと思います。 2018年の春だったと思います。 Q6. 普段はどのような環境で製作してますか 昔は対面で月2回くらいでやっていましたが、今はTTS+Discordで月2回程度でテストプレイなどをしています Q7. 製作に関して、ポリシーやこだわりがあれば教えてください メンバーが面白いと思うことです。 (特に同じ趣味嗜好が集まったメンバーではないので、全員が楽しめるをポリシーにしています) ■『ELÄÄ ROTU エラロト』について Q8. 『ELÄÄ ROTU エラロト』のルールやテーマを簡単に教えてください 2人専用×エリアコントロール×拡大再生産のボードゲームで、 初プレイなら、ルール説明混み90分程度、慣れると30分程度で遊べる中量級のゲームです。 リスとクマが縄張り争いをするという動物と自然がモチーフになっています。 Q9. どのようなプレイヤー(年齢、趣味、好きなゲームジャンル等)に遊んでもらいたいですか 明確にこのゲームはサイズとROOTを意識して作っているので、この2つを遊んだことある人には遊んでほしいなと思います。 また、2人用ゲームでアブストラクトゲームではなく、世界観があるじっくりしたゲームがしたい人に遊んでほしいなと思います。 拡大再生産やエリアコントロール(タワーディフェンスやウォーゲームなど)が好きな人にもお勧めしたいです。 そのエッセンスは随所にあるので、体感できるかなと思います。 Q10. 今回のゲームを製作するきっかけは何でしたか メンバーの1人が大学時代に作ったボードゲームを、ちゃんとテストプレイしてアレンジして世に出したい!というのが一番大きいです。 動物同士が争い合うというのも当時から変わらないです。 (それがなぜといわれると、彼曰く「ただ好きだから」だそうです。) Q11. システム・ルール制作において、苦労した点や工夫した点はありますか 2人用ではありますが、非対称のボードゲームでそのバランス調整が一番苦労しました。 片方を直すと、もう片方がおかしくなる、という1つのパラメータが及ぼす影響範囲の広さがかなり大変でした。 これに関しては、多くのテストプレイをするという点と、非対称とはいえ共通している部分を強固にする点という2つによって解決しています。 テストプレイに関しては言わずもがなですが、非対称ゲームを作るときは「違う部分」より「同じ部分」が大事になるんだろうなと今では思います。 (ROOTでいうと、各エリアの支配のルールや戦闘のルールなど) この共通している部分が強固であれば、違いがより分かりやすく感じられるんだと思います。 Q12. 今回のテーマを選んだ理由はなんですか。苦労した点はありますか ゲーム原案者が好きだったからです。 Q13.イラスト・アートワークにおいて苦労した点やこだわりはありますか イラストでは躍動感、アートワークでは直感的なUIを心掛けました。 見た目ががキャッチーなので、それにギャップを感じないように理解しやすく遊びやすいゲームを目指していました。 Q14. ◯◯はどのようにすれば手に入れることが出来ますか ゲームマーケット2023春の「サ32」にて販売します! Q15. 最後に改めて『ELÄÄ ROTU エラロト』の魅力・強みを教えてください 非対称で中量級のゲームなので、ボードゲーム初めてという方には難しいかなぁとは思いますが 逆にボードゲームを遊んだことがある人なら満足して楽しんでもらえる内容になっていると思います! 2人専用で非対称なので、とりあえず2つの種族のどちらもやっていただいて、どっちが自分に合うかなとか どの戦略がいいのかな、なんて考えていただけるといいなと思います。 大容量のコンポーネントとじっくりしたゲーム性を楽しみたい人にぜひ、プレイしていただきたい作品です。
- 2023/4/19 14:29
- デバッグモンキーズ
-
-
-
- 「ELÄÄ ROTU エラロト」のコンポーネント紹介と説明書の公開
- こんにちは、デバックモンキーズです。 今日は、ゲームマーケット2023春で頒布する「ELÄÄ ROTU エラロト」の紹介記事となります まずはルールブックを公開します! https://debugmonkeys.netlify.app/pdf/instruction_elaa.pdf エラロトの遊び方が分かるようになっていますので、ぜひぜひルールをチェックしてみてください。 何か不明な点があればお気軽にお問い合わせください! そして、コンポーネント紹介! 「ELÄÄ ROTU エラロト」は中量級のゲームなので、コンポーネントが盛りだくさんです! ・箱 1個 ・説明書 1冊 ・メインボード(A3サイズ) 1枚 ・エルマ族ボード(A5サイズ) 1枚 ・オッタ族ボード(A5サイズ) 2枚 ・資源ボード(A5より少し小さいサイズ) 2枚 ・イベントカード 14枚 ・イニシアチブカード 12枚 ・成長カード 3枚 ※全てユーロサイズ ・チップ 14枚 ・オッタ族コマ 4個 ・エルマ族コマ 6個 ・資源コマ 6個(3種類×2個ずつ) 2人専用でじっくりとボードゲームを楽しみたい方にはぜひおすすめです! 遊んでみた方の感想はコチラから! 悩んでいる方はぜひ参考にしてください。 今回は製造をそこそこ多くしているので、希望者には販売することができると思いますが 確実に欲しいよ!っていう方はご予約をオススメしております。 https://forms.gle/qy7oX9awM2vuYDUR9 では、当日お待ちしております!
- 2023/4/19 13:43
- デバッグモンキーズ
-