日本ボードゲーム教育協会 @jbgea_bokyokyo
日本ボードゲーム教育協会は、教育の場において、ボードゲームの活用を企図する団体あるいは個人を支援することを通して、広く人々に豊かな学びを提供することを目的とした団体です。
ブログ一覧
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- ボ教概論制作よもやま話(09) 読者ターゲットの検討
- 誰に読んでほしいのか。 ある程度読者層を想定しておくことが、今後、内容の検討方針や、文体、構成に影響を与えます。 まずは「どんな人が読者となりうるか」、想定できるかぎりの読者層を洗い出してみました。 それらの中から、私達が冊子を「届けたい人」「届けるべき人」を決定していきました。 ターゲットが定まると、「どう届けるか」という議論も具体的に進んでいきました。 (つづく) 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 日本ボードゲーム教育協会HP https://sites.google.com/view/jbgea/ 日本ボードゲーム教育協会 X(twitter) https://twitter.com/jbgea_bokyokyo
- 2023/10/29 20:16
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- ボ教概論制作よもやま話(08) 冊子プロトデザイン
- 今回は冊子デザインのプロトタイプを画像にてお届けします! まずは表紙デザイン。 ポップ寄りにするか、学術系のお固めなデザインにするかで迷っていましたね。 ここからはメインコンテンツ部分です。 プロトデザインはすべてボドパパさん ( @bodopapa ) が製作してくれました。 メイン部分の内容(どういった切り口で表現するか) は決まっていなかったものの、 プロトタイプを提示してもらえたおかげで 核心部分の議論も、より具体的になっていきました。 (つづく) 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 日本ボードゲーム教育協会HP https://sites.google.com/view/jbgea/ 日本ボードゲーム教育協会 X(twitter) https://twitter.com/jbgea_bokyokyo
- 2023/10/25 1:13
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- ボ教概論制作よもやま話(07) 出展形式の検討
- 個別ブース?共同出展?委託? ボードゲーム教育概論Ⅰの内容を検討と平行して、ゲムマへの出展形式の検討も進めていきました。 内容やクォリティーが未確定なまま、ゲムマとしては異色の書籍を頒布するということから、 個別ブース形式だけでなく さまざまな形式が検討されました。 (つづく) 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 2023/10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための アンケートを、twitterで実施しています! (リンク)ボ教協x(twitter)アカウント ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります! 日本ボードゲーム教育協会HP
- 2023/10/23 3:23
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- ボ教概論制作よもやま話(06) 学びの要素の精査
- "独創性" とはなにか? 初期段階でのボードゲーム "学びの要素" の洗い出し議論では、 3人の実践者(協会メンバー)によるブレインストーミングによって実施されました。 約170個の要素が認識され、 それらをコミュニケーション力、論理的思考力、創造性の3大区分でグルーピングしたものが 協会HPに掲載してあります。 日本ボードゲーム教育協会HP 今回、ボードゲーム教育概論Ⅰの執筆・検討を進める中で、 改めて 学びの要素一覧の精査の必要が出てきました。 精査の議論の中で、当初は学びの要素の1つとして採用していた言葉を 一覧から削除(不採用)する判断も出てきました。 例えば "独創性" という言葉について、 能力や学びとしての定義が意外とむずかしいことや、 他の要素(発想力や他者意識など)と置き換えることで表現できることから、 "ボ教協が扱う学びの要素としては" 採用しないという結論になりました。 学びの要素の精査の過程については、その後の検討の過程で 様々な採用条件が見えてくることになります。 (つづく) ※マインドマップは検討過程のものです 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 2023/10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための アンケートを、twitterで実施しています! (リンク)ボ教協x(twitter)アカウント ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります!
- 2023/10/23 3:07
- 日本ボードゲーム教育協会
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- ボ教概論制作よもやま話(05) 習熟度の定義はむずかしい
- ゲームごとの学びの分析軸。前回記事で紹介した"進行度別" に並ぶもう一つの分析軸を紹介します。 習熟度別 "習熟度別"の学びの要素とは、 「学習者(プレイヤー)の習熟度によって、同じゲームを プレイしていても 得られる学びが 変わりうる」 という考えに基づいて考案された分析軸です。 プレイヤースキルが上昇してくると、ゲームの質も変わりうるというのは、 ボードゲーマーなら感じたことがあるのではないでしょうか。 将棋やサッカーなどの例にあげれば、 アマチュアとプロでルールを同じくするゲームでも、その質が全くことなります。 そしてゲームの質が変われば、その思考や体験、つまり学びの要素も変わっていく、という考えです。 ボードゲーム教育概論Ⅰでは、 ボードゲームごとに習熟度の高低を定義し、それぞれに対応した学びの要素をプロットしています。 当初は初級者、中級者、上級者の3区分で検討しておりましたが、 明確に区切ることは難しいということになりました。 本書の中における習熟度の到達点として、 「そのゲームの "経験者" である "大人" とも "対等に" プレイできるレベル」 としました。 (つづく) 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 2023/10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための アンケートを、twitterで実施しています! (リンク)ボ教協x(twitter)アカウント ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります! 日本ボードゲーム教育協会HP
- 2023/10/23 2:13
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- ボ教概論制作よもやま話(04) 2つの分析軸の提案
- ゲームごとに どのような学び(学びの要素)があるか? 実践者3人それぞれが持つ経験値と理論によって洗い出すことができました。 しかし、第三者が教育実践をしようとすることを想定すると、 ゲームと学びの要素を単純に紐付けるだけでは、足りない。 もっと解像度を上げる必要がある、という話になりました。 そして、いくつかのゲームを通した議論を経て、2つの分析軸で提案することになりました。 進行度別 習熟度別 "進行度別"とは、「学びの要素はゲームの進行度によって出現頻度や重要度が変わりうる」 という発想から生まれた分析軸です。 この分析軸が認識されたことにより、 ゲームごとに「具体的なゲーム展開を想定し、学びの要素を紐付ける」という検討プロセスが確立されました。 一方、ゲームごとの進行度(序盤、中盤、終盤)をどう定義するかという検討は、意外と(?)難航することになりました。 (つづく) 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 2023/10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための アンケートを、twitterで実施しています! (リンク)ボ教協x(twitter)アカウント ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります! 日本ボードゲーム教育協会HP
- 2023/10/23 1:37
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- ボ教概論制作よもやま話(03)学びの要素をどう表現する?
- ボードゲームの学びの要素の体系化を試みる議論の中で、それらの体型をどう表現するかは、 冊子製作プロジェクトの初期から検討が始まっていました。 ボ教協のHPに掲載している学びの要素たち。 これらを洗い出す議論では、まず具体的なボードゲームについてとりあげ、 そのゲームのプレイ中の特定の場面での思考と学びを紐付けていくことで、 ボードゲームの学びの要素を抽出していく作業を行いました。 学びの要素の抽出作業が終わったあとは、 要素同士の階層関係を整理する作業に入りました。 それとほぼ平行して、最終的にどうアウトプットするか という見せ方の議論も進みました。 その過程で、サンキー図やヒエラルキーサークル図などが検討されました。 わかりやすく、かつ、誤解を与えない、そしてできればポップなデザインで 伝えたいという思いがありましたが、 その要件を満たす表現は なかなか定まりませんでした。(つづく) ※画像は検討過程のものです。 文:いよだ ( @iyodajyuku ) 現在、10/26まで、ボードゲーム教育概論Ⅰの印刷部数を検討するための アンケートを、twitterで実施しています! ボ教協x(twitter)アカウント ご興味ある方はぜひご協力いただけると 大変助かります! 日本ボードゲーム教育協会HP
- 2023/10/20 8:00
- 日本ボードゲーム教育協会
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- ボードゲーム教育概論制作よもやま話(02)PM参戦!
- ボ教概論Ⅰ製作の過程や裏話をつらつら書くシリーズpart2です。 前回(part1)はこちら 冊子製作PJが始動する直前、日本ボードゲーム教育協会の新たな主要メンバーとして ボドパパさん(@bodopapa) が参画しました。 ボドパパさんはボードゲーム教育の実践者ではないものの、お子さんとのボードゲームライフの本格化を前に ボードゲーム教育に強い興味を持ってくれていた方でした。 ボドパパさんは それまでのボ教協の活動を瞬時に俯瞰し、 課題整理や これからの方向性の決定に 大きなヒントをもらたしてくれました。 また、プロジェクトマネジメントの経験がお有りで、その見地を存分に発揮いただき、 ボ教協の活動は どんどん加速していくことになります。 文:いよだ ( @iyodajyuku )
- 2023/10/17 0:19
- 日本ボードゲーム教育協会