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インタラクションの強いゲームを出しています。

皿洗いカードゲームSARA!
2021/11/7 12:17
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あなたは財布を忘れてお店で食事をした不届きものです。
しかし優しい店長は
「この中で一人だけ、最初にノルマを達成した人だけ許してやる。他は警察行きだ!」
と助け船を出してくれました。

さぁ! 人を蹴落とす皿洗いバトルの開始です。
 

SARAはその名の通り、皿を洗って運んでノルマを稼いで勝者を目指すゲームです。

そのため、あなたは必死になって働くのですが、ふと考えてしまいました。

他人が洗った皿を横取ればいいのでは?

さて、それを全員が考えてしまったとき、この皿洗いはどうなってしまうのでしょうか。

 

■ゲームの進め方

各ターンの行動は当番から順番に宣言します。
宣言できるのは「洗う」「運ぶ」の二種類から1つだけです。

「洗う」はぶっちゃけるとパスです。
このターンは何もせず、ターンの最後にカードを1枚引けます。
手札が無い時にも「洗う」を宣言することになります。

「運ぶ」を宣言するとき、1枚か2枚のカードを伏せて場に出します。
全員の行動が宣言されたら、「運ぶ」で出されたカードを表替えします。

「皿カード」が邪魔されずに運ばれたら、ノルマが入ります。
が、同じターンに「横取りカード」が運ばれていたら、「皿カード」は横取られ、ノルマも横取った人のものになります。
まだ誰も10点のノルマを達成していない場合、当番が次の人に移ります。
そして行動宣言から繰り返して皿を洗っていくのです。
10点のノルマを達成したらその人の勝利です。ゲームが終了します。

■使われるカードの種類

カードには
ノルマを得る各種「皿カード」
同じターンに運ばれた皿カードを横取る各種「横取りカード」
壊れるリスクの高い「どんぶり」
「大皿」などノルマの高い皿を壊す「バナナの皮」
カードを引くことができる「洗剤を取りに行く」
さぼっている人に罰を与える「店長の怒り」
があり、様々な展開が生まれます。

「店長の怒り」は特殊なカードです。
さぼっている人(運ぶを宣言し、皿カードを運んでいない人)がいた時、店長の怒りが飛んでいき、手札をすべて捨てさせます。
そして報告した人は、さぼっていた一人につき2枚のカードをボーナスとして引くことができます。

ただし、さぼった人が一人もいない場合、報告した自分がカードを捨てる羽目になります。
 

■ゲームの終わりと、勝ち方と

ノルマ10点を稼いだ時点で勝者となります。
勝つためにはしゃがむタイミング、場の展開の読みあい、手札のマネジメントなど
様々な要素を考えながらプレイする必要がありますが、
突然ひょいと勝ってしまうことがあるのもこのゲームの魅力です。

稼がなければいけないノルマは10点ですが、
どんぶりを運ぶと5点のノルマを稼げちゃうんです!

これを2枚運ぶことができるとゲームが一瞬で終わることも!

 

インタラクションゲームの入門編としても、おすすめです。

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