按理具庵 @anriguan
ゲーム概要
- トリテ用のカード構成として生まれたタロットをポーカー用に最適化して復活再生!
- (4+1)スートのカード構成をネオタロットと定義
- ミクセルポーカー役を追加適用した新しいポーカー
プレイ人数 | 2〜6人 | プレイ時間 | 5〜30分 |
---|---|---|---|
対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 1,000円 |
発売時期 | 2024秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | フェスカ・つじむら | イラスト・DTP | フェスカ・つじむら |
ゲーム詳細
タロットでポーカーの勧め
タロットカードは大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚構成で、現代では主に占い用に用いられています。しかしその起源をたどると、トリックテイキング系のゲームに切り札のルールが発明された時点で、切り札専用の追加スートとして大アルカナに相当する22枚のカードが追加されたのが史実であるようです。小アルカナの56枚は4スート14ランクの構成であり、絵札に騎士(Cavallo)が加わりJ,C,Q,Kの並び順になっている点が、現在主流の英米式カードの4スート13ランク52枚の構成とは異なっています。
本来はトリテ用だったタロットカードですが、これでポーカーしたらどうなるか気になってしまうのは、山がそこにあるから登るゲームクリエータの性(サガ)なのです。陰陽五行札FESCA用に創作したミクセルポーカー役を適用して、追加スートの枚数を調整したら画期的に新しいポーカー役ができました。今回は役の定義と役順のみの提案ですので、ポーカーゲームは既存のルールを適用してください。実のところUDバトルポーカーのような手札の一部を見せるタイプで、運に依らない心理と戦略思考のガチポーカーを創作していたのですが詰が甘くて完成できませんでした。
標準78枚構成に対しランク数と切り札の枚数を少なくしたカード構成をミニタロットと称していましたが、ミニの用語はカードサイズに使用されることが多いため、4スート正則構成に特殊スートを追加したカード構成を新しいタロットという意味でネオタロットと定義して呼ぶことにします。標準スートのランク数をRとしたとき、追加スートの枚数をTとすると、R<T≤2Rの範囲にあるとします。すなわち追加スートの枚数は標準スートのランク数よりは大きくて、最大でも2倍までであるということです。なお標準スートの数Sは基本4であるとします。
役の強さ順は追加スートの枚数により変動します。NeoTarot54(S4R9T18)のカード構成は、標準タロットと同じ役順であり、より役ができやすくなっています。
同じ強さの役だった場合の強弱判定は、以下のとおりとします。
ネオタロット54は、2023年作成の汎用カードデッキTEM4,TEG7に含まれています。まだ在庫がありますので各千円で販売します。ミクセルポーカーの本家FESCAも過去に創作したゲーム説明書一式とセットで再販します。
関連リンク
https://gamemarket.jp/blog/97981
FESCA60ポーカーを考える
https://gamemarket.jp/blog/116178
ミクセル・ポーカー/FESCA60ポーカーをもっと真剣に考えた
https://gamemarket.jp/blog/139138
FESCAでもっともっとミクセルポーカー
https://gamemarket.jp/blog/182393
なんでもかんでもUDバトルポーカー
https://gamemarket.jp/blog/179578
麻雀牌でバトルポーカー
https://gamemarket.jp/blog/177442
FESCA(フェスカ)は78枚だけどタロットではない