さるすべり @100daysCrimson
ゲーム概要
- 神話から現代、著名からマイナーまでを網羅するカード!.
- 任意のワーカー回収、下がってくる得点上限
- 華やかなコンポーネント!
プレイ人数 | 3〜4人 | プレイ時間 | 120〜180分 |
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対象年齢 | 14歳〜 | 価格 | 8,000円 |
発売時期 | 2024春 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | さるすべり | イラスト・DTP | カクザトウ(アートワーク草案) |
ゲーム詳細
舞台設定
葦原の中つ国を治めるために、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の命を受けた孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が高天原から降り立つ。
ニニギに随従したのがアメノコヤネ、フトダマ、アメノウズメ、イシコリドメ、タマノオヤの五柱の神々である。 ~日本神話「天孫降臨」より~
プレイヤーは高天原から中つ国に降り立った神々の一人となり、中つ国を繁栄させ、道徳を向上させましょう。
用語(以下を読むにあたって必要なざっくり説明)
ワーカー 高天原と黄泉に派遣できるヤタガラスと、中つ国に派遣できるタニグクの2つ。
道徳 このゲームの目的、勝利点。 / 労働 道徳の上限。
カード
・偉人 個人シートに招聘することで国力(遺蹟開発のコスト)と固有の効果(例:コスト軽減)を得られる。
・遺蹟 中つ国に開発することで道徳が得られる。開発された遺蹟は新たに派遣が可能となり、派遣すれば様々な恩恵がある。
・事象 ラウンド終了時に自動発生する、中つ国の発展を助けたり妨げたりするもの。除去できる。
派遣場所
・高天原 新しいカードが流れてくる場所。
・黄泉 古いカードが落ちていく場所。
・中つ国 カードが配置されアクションが増えていく場所。
概略
【和を以て貴しと為す】は3~4人向けの重量級(120~180分)、カード配置要素のあるワーカープレイスメントです。各プレイヤーは高天原から降り立った神々となり、ワーカーを高天原や黄泉、中つ国に派遣してアクションし、中つ国を発展させることで道徳の向上を目指します。
ゲームは4つの時代(古代・中世・近世・現代)×2ラウンドの全8ラウンド。
各ラウンド4つのフェイズに分かれており、これを繰り返します。
1,派遣フェイズ …………… 手番順にワーカーを2体ずつ派遣(プレイヤーA×2、次にプレイヤーB×2…)
主に以下のようなことが可能です。
・ヤタガラス:偉人カードの個人シートへの配置(招聘)、遺蹟カードの中つ国への配置(開発)、事象カードの除去(予防)、偉人カードの個人シートからの除去(埋葬)など
・タニグク:中つ国の遺蹟カードからの食糧や国力の獲得など
2,回収・移動フェイズ …… 手番順にワーカーを回収もしくは移動
1で派遣したワーカーそれぞれについてどちらかを選択します。
・食糧を消費して回収 (次のラウンド空いている場所に派遣できる)
・労働を増加させて移動 (移動可能範囲内で派遣場所の早取りができる)
3,黄泉送りフェイズ ……… 事象の発生と高天原にあるカードの移動
高天原にある事象カードのいくつかが発生(全員が対象のもの、国力の順位を問うもの、良いこと悪いことetc.)
高天原にある偉人・遺蹟カードの一部が黄泉に送られます(以後それらのカードは黄泉へ派遣したときに配置が可能)
4,ラウンド終了フェイズ ……… カードの補充と手番順の変更
新しいカードが高天原に並び、手番順の変更が行われます
最終得点計算では盤上の遺蹟、埋葬した偉人、予防した事象などから道徳を得られるほか、減点要素もあります。
おすすめしたいこと
・超有名から「ん?誰?どこ?」まであるカードに触れながら、古代から現代にかけての日本史の流れを体感できます(とはいえ新しい国造りをするゲームなので史実に忠実な展開ではないですが)。
・労働は【道徳の上限】【主要な得点手段「遺蹟の開発」に伴い増加する】、【最多(過労)でも最少(怠惰)でも最後に減点】という要素を抱えており、自分の道徳の伸びと他プレイヤーの労働の伸びを見て調整する必要があります。(得点の足し算だけで圧倒はできない、はず)
・【前のラウンドから居残る】、【各自2つずつ派遣(1つずつが2周ではない】といったワーカー運用で盤面変化は予測しづらくなってます。
・手番順は選択制ですが、1番手(あるいは4番手)が常に有利ということはなく、ゲームの進行段階や場のカードにより異なります。
内容物
メインボード:4枚(A4サイズ)/ ルールブック:1冊
アクリル駒・ヤタガラス:4つ(4色各1) / アクリル駒・タニグク:4つ(4色各1)
キューブ:60個(4色各15) / 得点マーカー:4個(4色各1)
ラウンドトラッカー:1個 / カード:250枚