符亀 @Hu_games
ゲーム概要
- タイルを置いて線路を広げる、チェス風の2人用ゲームです。
- 5枚の持ち駒を置き切るか、相手の本拠地 (キング) タイルを取れば勝ちです。
- 移動先タイルの線路に沿って一気に移動できるので、有利な線路網を敷き、相手のコマを一網打尽にしちゃいましょう!
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 5〜15分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2024春 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | 符亀 | イラスト・DTP | crocotile |
ゲーム詳細
【ストーリー】
鉄道会社2社による、熾烈なシェア争いに勝利せよ!
相手より先に線路網を広げ切るか、相手の本拠地を自分のものにできれば勝利です。
既に敷かれた線路を通れば、一気にコマを移動させられます!複数のコマを一網打尽にして、相手の線路網をズタズタにしてやりましょう!
しかし、敷いた線路は相手も利用できます。本拠地まで一気に攻め込まれないように、かつ相手の路線は利用できるように、うまく線路を引きましょう!
【ゲーム概要】
シンプルながら頭を使う「ミニマリアン」シリーズの第4作目です。また線路テーマかよ。
タイルを使った、チェス風の2人用ゲームです。
プレイヤーは、赤色タイルの「Alex Transfer社」か青色タイルの「Bill社」の社員となり、この2社による鉄道網の敷設合戦に勝利することを目指します。
具体的には、タイルを配置したり動かしたりして、先に相手のキングや王将にあたるコマを取れば勝ちです。
2社のタイルのイメージ。左がモノレールロゴの「Alex Transfer社」、右が機関車ロゴの「Bill社」のタイル。
タイルには線路が描かれており、その方向に1マス移動できます。
赤の「上、左、右」に移動できるタイルが、右に動いた様子
そして、移動先に自分か相手のタイルがあれば、移動先にあったタイルの線路の方向に追加で移動できます。
このとき、移動しているタイルが行けない (その線路がない) 方向にも、通過するタイルにそっち向きの線路があれば移動できます。
なので、線路網によっては思わぬタイルがダイナミックな動きを見せ、盤面をひっくり返すこともあります。
赤の「上、左、右」に移動できるタイルが、線路に沿って、一気に4マス分動いた様子
いろんなタイルが様々な方向に動きうるので、盤面の中でどの駒がどこまで利いているのかを見極め、自分に有利な線路網を作るかけひきが、今作の魅力の1つです。
・勝利条件
本作における勝利条件は、2つあります。
1つ目は、「相手の本拠地のコマを取る」ことです。相手のコマを通過するとそのコマを取れるので、これはつまり「相手の本拠地までたどり着く」ことを意味します。
そのため、相手の本拠地まで線路を伸ばしつつ、しかし自分の本拠地には攻め込まれないような、絶妙な路線図を作る必要があります。
2つ目は、「持ち駒を全て置き切る」ことです。
本作では、各プレイヤーが5枚ずつの持ち駒を持った状態からゲームが始まります。この5枚を置き切れば、相手より先に鉄道網を敷き切ったということで勝利します。
しかし、コマを置けば置くほど線路がつながり、一気に相手のコマが攻めてくる可能性が増します。
出来るだけコマを打ちたいものの、下手な打ち方をすると自分のタイルがつながりすぎて不利になる。このジレンマが、本作独自の戦略性を生んでいます。
・ゲームの流れ
本作は、各プレイヤーの手番を交互に繰り返しながら進みます。
その手番では、「自分の持ち駒を1枚打つ」か「盤上の自分のコマを1枚動かす」のどちらかができます。
勘のいい方は、これと勝利条件とを見比べて、こう思われたかもしれません。
「あれ?これお互いが1枚ずつ駒打ち合ったら先手が絶対勝つのでは?」と。「先手後手の手番差をひっくり返す方法なくない?」と
ご安心ください。
このゲーム、相手のコマを取った場合、「取ったコマから1枚を除き、それ以外を相手の持ち駒に戻す」ルールとなっています。
つまり、複数枚を一気に取れば、その分相手の手駒を増やし、手番差をひっくり返せるのです。
「手駒を置き切る」というタイムリミットと、それを延長させる複数取りのルールにより、非常にシビアな手番管理が求められるゲームとなっております。
いわば、将棋やチェスに、手番差という「アド」を重ねていくTCGのようなプレイ感を加えたようなゲームになっています。
【頒布情報、試遊、予約など】
ゲームマーケット2024春、1日目土曜日の「符亀」ブースにて頒布予定です。(ブース番号は分かり次第追記します。)
半卓試遊なしプランなので当日の試遊はできませんが、いろんな試遊会に出る予定なので、詳しくは𝕏の広報アカウントの情報をご覧ください。いただいたご感想は、ゲムマブログにもまとめていく予定です。
取り置き予約は、こちらから受け付けております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。