符亀

インヴァージョン

¥2,000

「レーンフォロー」「インヴァージョン」の2大システムがポイントのトリックテイキング

ゲーム概要

  • 出されたカードではなく、一列に並んだカードに順番にフォローしていく「レーンフォロー」
  • そのフォローすべきカードを書き換えられる、「インヴァージョン」
  • 2つのシステムを活かして勝利を掴む、新機軸のトリックテイキングです
プレイ人数 2〜4人 プレイ時間5〜15分
対象年齢10歳〜 価格2,000円
発売時期2020秋 予約
ゲームデザイン符亀 イラスト・DTPCrocotile

ゲーム詳細

トリックテイキングと呼ばれる、トランプのようにマークと数字が書かれたカードを使って小さな勝負を繰り返し、何回勝てたかを競うジャンルのゲームです。

プレイ人数は2~4人、プレイ時間は5~15分と、少人数から遊べる短いゲームなので初心者にもオススメです。

 

このジャンルでは、基本的に配られたカードを手札とし、そこから各プレイヤーが順番に1枚ずつ出していき、全員が出したらその回の勝者を決める、という形でゲームが進みます。

そして多くのゲームで「一番最初に出した人のカードと同じマークのカードを出す」という意味の「フォロー」が、重要なルールとして組み込まれています。

例えば、「そのマークのカードが手札にあるなら必ず出さないといけない」という強力な縛りの「マストフォロー」を採用しているゲームでは、それを利用していかに他の人の手札を操作するか、あるいはそのマークのカードの中で何を出せばその後の勝負が有利になるか、という戦略性が生まれます。

しかしこの「フォロー」というのは、逆に言えば他の人の手札や今後の展開を読めていないと利用が難しく、それが上手い人と戦うと何もできずに終わってしまうこともあります。

 

そこで、このゲームでは「フォローすべきカードが一列に並び、そのマークも順番も見ればわかる」というシステム「レーンフォロー」を開発し、メインシステムとして採用いたしました。
なお、開発後にそれを採用した既存のゲームが2つ程見つかりましたが、それらを知らない状態で開発したのと名前をつけたのは私が初なのとで許してください。

 

また、こうした一列に並んだカードにフォローするという形式だと、ゲーム展開が固定されてしまいプレイヤーが自由にできる部分が制限されてしまうのではという疑問が浮かんでくるかもしれません。

そこで、このゲームではもう一つの根幹システムといたしまして、「フォローするレーンのカードと出したカードの数字が足して11になるとき、それぞれのカードを交換する」という「インヴァージョン」システムを採用いたしました。

これにより、レーンのカードを書き換え、フォローするマークを変化させることができます。

例えば、今回フォローすべきカードがスペードの10(レーンにある)のとき、ハートの1を出せば「インヴァージョン」が起こり、レーンのカードがハートに変わります。

このゲームでは「インヴァージョンできない場合はフォローしなくてはならない(要するにレーンのカードへのマストフォロー)」かつ「インヴァージョンが起きたときは数字が大きい方が勝ち」なので、相手は温存するつもりだったハートを出すか、数字が小さくなる(弱くなる)のを承知で10を出すしかありません。

 

このように、「レーンフォロー」によってゲームの流れの大筋はわかりやすいものの、「インヴァージョン」によってそれがひっくり返せるというのが今作の醍醐味です。

 

トリックテイキング好きの方への新感覚トリテとして制作しましたが、遊んでいただいた方からは、それだけでなく意外と初心者にもオススメであるというご感想をいただいております。

また、新感覚ではあるがトリテではあるというのがだいたいの反響です。トリテ警察の方々は怒らないでください。

 

なお、カードのイラストはオシャレな感じにまとめさせていただいています。

本作では5つのマークが必要だったため、おなじみの「ハート」「スペード」「ダイヤ」「クラブ」の他に、「クラウン(ざっくりいうとピエロ)」をマークとしてデザインいたしました。

以下にそれらの載ったカード裏面の画像を貼りますが、手前味噌ながらなかなか格式高くまとめられていると思います。

 

ゲームマーケット2020秋一日目(土曜日)にて頒布予定であり、取り置き予約も開始しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

今回は過去作6つも全て持ち込みます(そしておそらくそれは最後になります)ので、それらについてもご覧いただければ幸いです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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