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ittenはアナログゲームを作っています。一点を競うゲームを通じて、その場の状況が一転するような楽しい体験を。

「TOKYO HIGHWAY」のプレイ症状!?
2016/12/8 1:47
ブログ

「TOKYO HIGHWAY」を何人かの方にテストプレイしていただいたのですが、いくつか特徴的なプレイ症状(!?)が見受けられましたのでまとめてみました。


<症状1> ゲームが終了したとき写真を撮る。


ほとんどの方がスマホを取り出して出来上がったハイウェイを撮影していました。
苦心して組み上げたハイウェイのフォルムに惚れ惚れしながら「この道路はワシが作ったんじゃ〜」と相好をくずし、引いたり寄ったり、撮影アングルにもこだわってしばしの記念撮影会。

 

<症状2> 創造欲求に憑かれ始める。

数回プレイを重ねていくと、高さ、距離、美的バランス、など空間に関わる創造欲求に憑かれる人が散見されました。「その道筋はちょっと…」と相手にも自分勝手なクレーム。ただ、その欲求優先で生み出したルートが、意外なチャンスに化けることもあるのでわからないものです。

 

<症状3> クラフトマンシップが発露する。

特別大きいわけではないこのゲームのコンポーネント。最初は道路をつなげる難しさに戸惑うプレイヤーから舌打ちのひとつも聞こえてくるのですが、やがてピンセット(付属します)の何たるかを理解し、手つきもさまになり、難工事をクリアする落ち着きと自信を身につけていきます。最後にはミリ単位の仕事も嬉々としてこなすなど、立派に独り立ちしていったハイウェイ職人多数。

 

<症状4> 机をぐるぐるまわり始める。

最初は座ってプレイを開始しますが、やがて双方立ち上がり机の周りをぐるぐると、いろいろな方向と角度でハイウェイを観察しながらプレイするようになります。おかげで、ルールブックから「テーブルに向かい合って座ります」の一文を削除するはめに。このゲームには盤もマス目もありません。頼れるのは己の眼力と空間認知能力なのです。

 

以上、
「TOKYO HIGHWAY」のアナログテイストあふれるプレイ感と諸症状が伝わりましたでしょうか?
マーケット当日は、試遊もできますので、ぜひお立ち寄りいただき諸症状を楽しんでいただければ幸いです。
(ブース番号:I-37(東7ホール))

 

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