オ卓のみなさん @otakunominasan
オタクたちのゲーム制作サークル「オ卓のみなさん」です。 初心者でも楽しんでもらえるようなゲームを目指し、製作しています! X(Twitter)やnoteではお知らせやゲーム制作の裏話などを書いています。 よろしくお願いします。
- 【絶対安全‼3匹のこぶたハウス】詳しい遊び方のご紹介
- 2024/10/24 23:38
1.概要
昔話「三びきのこぶた」がベースになっている、家を建てておおかみたちの攻撃から身を守るゲームです。
プレイヤーの手番はそれぞれ「こぶたの行動」と「おおかみの行動」の2つに分かれていて
「こぶたの行動」ではオオカミの行動予告に合わせて壁を立てるか、こぶたを動かして身を守ります。
「オオカミの行動」では、オオカミカードの数字に合わせてオオカミを動かし、行動予告に応じた攻撃でこぶたを襲います。
時にはイベントが起こって家を襲うオオカミの数が増えることも。
手番を繰り返してオオカミカードがなくなり「オオカミの行動」ができなくなるか、誰かのこぶたが0匹になるまで身を守りましょう。
多くのこぶたが無事だったプレイヤーの勝利です。
2. 準備
家の所定の位置に1×1のサイズのレンガタイルを配置します。
各プレイヤーはこぶたコマを1つずつ好きなマスに配置していき、各3匹置きます。
このとき、こぶたコマを誰かのこぶたコマの上に置くことはできません。
そうしたら、建築材タイルをふくろに入れてよく混ぜ、5つだけ出します。
ハプニングカードをよくシャッフルしたら、ゲームボードの右上と左下の位置に配置します。
プレイヤーの人数だけ攻撃予定チップを山札の横に並べる。
オオカミコマを森のマスに配置します。
3.建築・下見
プレイヤーは時計回りに手番を行います。最近豚肉を食べた人がスタートプレイヤーです。
1.こぶたの行動 次のどちらかを行わなければならず、パスはできません。
a) タイルを1枚配置する
袋から出してあるタイルのうちから1枚選び、ボードに配置します。
b) こぶたを1マス動かす
自分の色のこぶたを上下左右いずれかに1マスだけ移動させます。
タイル配置のルール
タイルをボードに配置するとき、ゲームを通して以下のルールがあります。
・タイルは空いているマスに配置することができます。
・配置する前に、タイルを裏返したり回転させたりすることができます。
・タイルが他のタイルやこぶたに重なってはいけません。
・ボードからはみ出すようにタイルを配置してはいけません。
・一度置いたタイルを移動させてはいけません。
・その手番の中でタイル配置を完了させたら、袋から出したタイルが5枚になるように補充します。
こぶた移動のルール
こぶたを1マス動かすとき、ゲームスタート以降、以下のルールがあります。
・こぶたはタイルのないマスに移動させることができます。
・こぶたは他の色のこぶたに重ねて置くことができます。自分の色のこぶたに重ねることはできません。
・他のこぶたコマが乗っているときに移動させると、乗っているこぶたも一緒に移動します。
・タイルのうち、ドアのマスは通り抜けることができます。2マス以上連続したドアのマスも、何マスでも好きなだけ通り抜けることができます。
2.オオカミの行動
山札の上からカードを1枚取り、隣に配置します。
配置したカードの数字と山札の上のカードの数字を合計した数だけ、オオカミを移動させます。
そうしたら、山札の隣に配置した方のカードをめくって、攻撃予定として並べます。
攻撃予定は数字が大きい攻撃予定チップの上に配置し、先にあるオオカミカードは数字が1つ小さいチップのほうへ移動させます。
行動のチップまでカードが埋まっている場合は、行動のチップにあるオオカミカードを捨て札にします。
オオカミが家の周りを1周して、森のマスを通り過ぎると、オオカミが下見を終えるため、次の人の手番からドタバタ建築を始めます。
4.ドタバタ建築
1.サイコロを振る
サイコロを振って、こぶたとオオカミの行動回数を決定します。
2.なべチップの配置
サイコロの出目になべが描かれているときのみ、タイルの上の好きなマスになべチップを配置します。
ただし、なべチップはドアのある場所に配置することはできません。
なべチップの配置は、こぶたの行動の前か後、好きな方で行うことができます。
すでにボードの上になべチップが3つ置かれているときは、好きななべを1つ別の場所に配置します。
こぶたたちはなべを使ってオオカミを倒すことができます。細かい処理については、オオカミの攻撃のルールの項で後述します。
3.こぶたの行動 サイコロの出目に描かれたこぶたの数だけ次のどちらかを行わなければならず、パスはできません。どちらもできない場合に限り、行動をパスします。
a) タイルを1枚配置する
ふくろから出してあるタイルのうちから1枚選び、ボードに配置します。
b) こぶたを1マス動かす
自分の色のこぶたを上下左右いずれかに1マスだけ移動させます。
4.オオカミの移動
山札の上からカードを1枚取り、隣に配置します。
配置したカードの数字と山札の上のカードの数字を合計した数だけ、オオカミを移動させます。
オオカミが複数いる場合は、すべて同じ数だけ移動させます。
さまざまなカードで先頭にいるオオカミを参照することがあります。このときはスタートした森のマスに一番早く着くマスにいるオオカミを先頭とします。
5.ハプニングの処理
移動させたオオカミのいずれかが!マスに止まった場合、ハプニングカードの山札を1枚めくり、そこに書かれているとおりにします。
また、オオカミがマップ上の右上か左下を初めて通ったときも、そこに置いてあるハプニングカードをめくり、書かれているとおりにします。
オオカミを増やすハプニングが起こったときにすでにオオカミが3匹いる場合には、そのハプニングは起こらなかったものとします。
マップ上のハプニングカードを通って!マスに止まった場合は、通った隅にあるカードをめくり、山札のカードはめくらずそのままにします。
どちらも起こらなかった場合、これらの処理は行いません。
6.オオカミの行動
行動チップの上にあるオオカミカードを使って、オオカミがこぶたと家を攻撃してきます。
イベントカードでオオカミが増えることがありますが、現れた位置から即座に攻撃を行います。
オオカミの攻撃のルール
・カード名の左にあるアイコンがこぶしで描かれているカードは直接攻撃です。
オオカミが立っている位置から、カードに描かれた攻撃範囲にオオカミが攻撃してきます。
攻撃がタイルかこぶた(それが重なっていても)に当たると、それを1つと数えます。
つまり、こぶたがこぶたに乗っていても、直接攻撃が当たった場合、まとめてやられてしまいます。気をつけましょう。
直接攻撃がなべチップの置かれたマスを攻撃したとき、オオカミをなべに落として倒すことができます。
ただし、なべチップがオオカミの攻撃したタイルとは別のマスに置かれていた場合、オオカミを倒すことはできません。
オオカミが倒されたときの攻撃がなべチップの置かれたタイルを壊すことができるものだった場合は、タイルとなべチップを取り除きます。
そのタイルを壊せない種類の攻撃だった場合は、なべチップのみを取り除きます。
オオカミが複数いる場合、なべに入ったオオカミを除いてプレイを続けます。
オオカミが1匹だけだった場合、オオカミが新たに森のマスに現れます。
・カード名の左にあるアイコンが3色の床のイラストで描かれているカードは床攻撃、または放水攻撃です。
床攻撃はオオカミの位置に関係なく、その床に直接立っているこぶた全員に攻撃してきます。
「放水」カードはオオカミが立っている位置から、タイルで区切られていない範囲に立っているこぶた全員に攻撃してきます。
このどちらでも、こぶたに乗っているこぶたは攻撃を受けません。
「あなほり」カードは山札からめくって表になったときに、先頭のオオカミが立っているマスの床と同じ床に攻撃を行います。
地面チップをカードに置き、目印にします。
・カード名の左にあるアイコンが羽で描かれているカードは「フライングゲット」です。
「フライングゲット」カードはオオカミの位置に関係なく、こぶたに乗っているこぶた全員を連れ去ります。
・「あなほり」、「放水」、「フライングゲット」はなべチップとは関係なく攻撃が行われます。
追加アクション 【無敵】
オオカミの攻撃に対して、ゲームを通して1回だけ、こぶたを無敵にすることができます。
自分の手番でなくても使うことができて、生き残っているこぶたすべてに対して効果があります。
無敵にしたいときは宣言をして、手元の無敵カードを裏返しにします。
重なっているこぶたが攻撃を受けて、無敵になったこぶたがいた場合、同じマスから無敵でないこぶただけを取り除きます。
この結果、同じ色のこぶたコマが連なってしまう場合があります。その場合、上のコマを可能な限り移動させます。
(「ケルベロス化」カードのナナメ攻撃を受け、壁に包囲されて移動できない場合があります。この場合は移動が不可能なので移動させません。)
オオカミが攻撃を終えたら、そのカードを捨て札に移動し、攻撃予定チップの上にあるカードをそれぞれ左にスライドさせます。
オオカミの移動で山札からめくったカードを表にして、一番数字が大きい攻撃予定チップの上に並べます。
7.壁タイルの補充
こぶたの行動で壁タイルを配置していたとき、5枚になるように袋から出します。
すべて出しても枚数が足りず5枚にならないとき、配置して壊されたタイルを集めて袋に戻しシャッフルして、5枚になるように袋から出します。
ゲームの終了の a)か b)いずれかの条件を満たすまで、これらの手番を繰り返します。
5.ゲームの終了
a) ゲーム中、誰かのこぶたが0匹になったときにはゲームを終了し、勝敗の判定に移ります。
b) 誰のこぶたも0匹にならないままに山札の最後のオオカミカードの攻撃を終えたときにはゲームを終了して、勝敗の判定に移ります。
山札がなくなってオオカミの移動の数字が出せないとき、捨て札を表向きにシャッフルしてから裏向きにして、移動に使用していきます。
ここまでのオオカミの移動と同様、2枚の数字を足した数だけオオカミコマは移動しますが、めくったカードを表にして行動予測とする手順は行いません。
6.勝敗の判定
①無事だったこぶたの数が多ければ勝利です。
②同数の人がいる時は、次に地面に足がついているこぶたの数が多い方が勝利です。
③それでも同じ数の場合、敷地内で、より外側にいるこぶたの数が多い方が勝利です。
④それも同じ場合は、引き分けです。(1位タイ)