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お初にお目にかかります。uoon(うおおん)と申します。 ルールが分かりやすく、ボドゲに触れたことがない人もある人も変わらず楽しいものを作っています。 是非Twitterなどチェックいただけますと幸いです。

「イラストを描いていただく申し訳なさ」@ゲムマ初出展体験記
2023/3/31 1:10
ブログ

<昨日までのあらすじ>

 ゲムマ申し込んだっきり、気が付けば3月末。見回せば多くのサークルがゲームを完成している。しかし幣サークルにあるのはゲームのプロトタイプだけ…。さて、どうする。


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 ここまで2日分のブログで、1つのゲームを完成させるのに凄い追い込まれているような言い方をしてきた。それは確かに事実ではあるが、本当は2種のゲームを作ろうとしている。
 当初、イラスト担当にワイは堂々と語った。
「片方は文字ベースのゲームだからイラストは要らない。デザインはワイがやる。まあもう一つのゲームでね、ちょっと力を貸してくださいよ」
 今思えば、スケジュールも立てずになぜあそこまで堂々としていたのか分からない。あの時のワイは殴られても文句が言えなかっただろう。

 今日の主題は、ワイが“イラストは要らない”と言った文字ベースのゲームの話だ。
 名刺印刷でカードゲームを作ろう!と方針を立てた(立てていただいた)ワイは早速デザインに取り掛かった。あーでもない、こーでもない。試行錯誤を重ねたワイは思った。

 

「イラストほしいな」

 

 ギリギリのスケジュール。しかももう一つ作ろうと思っているゲームについてはコンセプト以外なにもできていない本当の緊急事態。イラスト担当としては早くゲーム内容をつくれと思っているに違いない。そこに、

「あの……こっちもイラスト……描いてもらえないですか」

 流石のワイも低姿勢。このLINEを打つときは少し手が震えたし、頭の角度が下がった。
 が、LINEの怖いところは相手の感情が読み取れないところにある。

 

「よいですよ」

 

 これだけ返ってきた。みなさんはどう解釈するだろう。ワイには少し怒っているようにも取れた。
 しかしながらこのイラスト担当の爆速の仕事で、今朝には2枚のイラストが仕上がったのである。正直、感動した。感動したと言いながら、また震える手で

「あの、勢いつけてる線は要らないですね、あとこの人物は何をしているところですか?少し姿勢に違和感が」

 などと修正依頼を出した自分は今思えば狂気に満ちていた。誰もが死ねばいいのに。と思っただろう。

 今日は最後に、そんなイラスト担当が秒速で書き上げてくれた最高のイラストと、それをもとに作ったパッケージ案、カードデザイン案(一部)を見ていただきたい。
 ゲームの内容についてはまた別の機会(ネタがなければ明日のブログか)にお知らせさせてほしい。

 ああ、本当に、このわがままをすべて受け入れてくれたイラスト担当を差し置いて我が物顔でデザインを晒すワイをどうか許してほしい。

 

 続く。