ハコニワ観光局

ゲームマーケット2018秋に初出展したハコニワ観光局です。空想世界の一部を切り出し、ご紹介します!

ゲムマ2022秋事前相互PR会を開きました!
2022/10/24 22:40
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ゲームマーケット2022秋 事前相互PR会 in はまりばカフェさん!

 2022/10/12(水)に、横浜はまりばカフェさんにて『ゲームマーケット2022秋 事前相互PR会 in はまりばカフェさん』を開催いたしました。
 参加いただいたサークルさまは自身を入れて8サークルでした。参加サークル一覧はこちら(カッコ内はTwitterID)!

 3時間半ほどの時間で前半は各サークルさまから作品をご紹介いただき、後半では2卓に分かれて体験会を行いました。短い時間のため、体験会ではショートバージョンで遊んでいただいたものの、全サークルさまの作品を知ることができましたし、終始楽しい時間過ごせた会となりました。

 どのサークルさまの作品もすばらしいので、ここでは各サークルさまの作品のご紹介を行いたいと思います。


01. 橙華堂さま

作品:お元気ですか?~月下の宴~
人数:2人
出展:両日-A38,土-ア36

 ポストカードサイズのボードとしっとりした雰囲気のきれいなコマを使う2人用ゲームです。デザイナさんはポストカードを中心に横並びで遊んでもらうことを推奨しており、それがとても可愛らしさも表現してくれるように思います。
 ゲームはプレイヤーが新月または満月を担当し、ボード上側の月コマを自分が担当する月へ傾けてしまうか、ボード上に自分の担当する月色の星を多く残して月下美人を2回咲かせるかすると勝ちとなります。リバーシのようでそんな単純ではない、しっかりと頭を使う思考ゲームでした。1回10分程度で終わるので、何回か遊ぶも良いですね。
 ゲームマーケットでは、星コマの色を自分の好きな色に塗れる体験教室が行われるそうです。それも愛着が湧きそうですね。

 


02. EJPゲームズさま

作品:ゾンビVSサメVS?
人数:2~5人
出展:土-テ02

 DVDパッケージに入ったカードゲーム! これはDVDコレクションにそっと並べていてもばれなさそうです。面白い。
 そしてイラストはゾンビにサメで、これまた映画で定番のジャンルですね。とても親しみやすいです。
 ゲーム内容は一斉公開の数値比べゲームで、先に2勝したらゲームに勝利です。ただ、カードそれぞれに固有の能力が書かれていて、例えば「数値が逆転する」とか「サメは全部無効」などすぐに状況がひっくり返る内容ばかりなので、勝負の行方はあまり読めません。更に、みんながカードを一斉公開したあと、山札の一番上を公開してカード能力を解決するため、すぐに場は混沌と化します。でもそれが良い。何が起こるかわからない楽しさ。一瞬で勝負が無に帰してしまったときの笑い。
 短めな時間で1回1回がワッと盛り上がるパーティゲームでした。

 


03. 番次郎書店さま

作品:ボードゲームクイズ vol.11 プロミネンス
人数:1~人
出展:両日-ク17

 4桁にも届くクイズを作成し、その中から検討に検討を重ねて、ボードゲームに詳しくない人もしっかりと楽しめる遊びやすさを追求して完成したクイズブックです。
 難易度も丁寧に調整されていて、自分のレベルに合わせて楽しむことができます。また、問題文もスッと読みやすくクイズの答えを考えることに集中できるようになっていると感じました。問題文に引っかからない、というのは実はすごいことだと思うのです。
 体験会では早押しボタンも持参してくださり、みんなでバンちゃんさんが読み上げてくださるクイズに挑戦しました。早押しで正解するとついガッツポーズがでるほど、嬉しいものですね。みんなで集まってクイズ大会などやるのであればぜひこの作品はいかがでしょうか。おすすめです。

 


04. 植民地戦争+αさま

作品:ならべてカンブリア
人数:2~4人
出展:土-オ20

 ゲームマーケットチャレンジに対応した作品で、ルール説明が5分程度したらすぐに遊べるドラフトとセットコレクションのカードゲームです。15分程度のゲームではありますが、カードのドラフトの仕組みが「自分でどのカードセットからドラフトするか選べる」となっているため、しっかりと自分で考えて選択する楽しさがありました。また、最終的には勝利点を計算するのですが、その計算もとても簡単な仕組みになっているので変に悩まされることなく「どのカードを選択するか」に集中することができます。
 舞台はカンブリア紀の海底。様々な生き物を条件に沿って集めて並べて、素敵な海底風景を創り上げます。カードを並べ終えたあとはカードの発色が良いことも相まってつい写真を取りたくなってしまうゲームです。

 


05. BBBoxさま

作品:Troppo トロッポ~異世界の冒険と3つの扉
人数:1人
出展:日-キ20

 一人用のゲームブックやTRPGのようなゲームです。
 自分の思いどおりにはならないながらも、3つの世界を旅してある目的を達成することを目指します。ゲームはカードをめくることで世界が拡張され、新しい課題に出会い、解決したり失敗しながら旅を続けることになります。
 初めて遊ぶときにはチュートリアルが用意されており、それに従って説明書と『冒険日誌』と呼ばれるストーリーブックを指定された順番で読んでいくと自然と遊べるように設計されています。読む順の指定も丁寧に調整されていてとても親切です。
 冒険日誌も100ページを超えるということで大ボリューム。お家にいながらじっくり腰を据えて旅ができるというのは、なかなか魅力的ではないでしょうか。

 


06. イオピーゲームズさま

作品:トリテリア
人数:1~4人
出展:両日-ノ09

 トリックテイキングとエリアマジョリティを組み合わせたゲームで、プレイヤーは都市開発を請け負うデベロッパーとなって新都市開発を行います。メインはエリアマジョリティとなっていて、トリックテイキングはあくまで都市開発の権利を得るものです。
 開発権利を常に得ていればいいというわけではなく、開発するには資材も必要なので、いざ開発するときに資材が足りないとペナルティを受けてしまいます。また、闇雲に開発しても都市開発に貢献しているとは言いにくいため、開発区画はある程度絞らないといけません。というわけで、開発する区画に目星をつけて他のデベロッパーよりも広く高くビルを建設することを目指します。
 かなり骨太なゲームで「今日はしっかりと遊びたいな」なんて日におすすめです。

 


07. さとーふぁみりあさま

作品:ガニメデ戦記Zero2
人数:2人(前作を合わせると4人まで)
出展:土-イ04

 自分が担当する機体に装備する武器・防具をドラフトして得た後、出来上がった機体で対決するダイスゲームです。
 武器・防具カードは透明カードとなっており、機体とぴったり重なります。このぴったり具合が本当にすごい! 本当に機体が装備しているように見えます。
 対決はお互いの機体の耐久性の削り合いを行い、先に削りきったプレイヤーの勝利です。機体や装備の耐久性や命中率・手数の多さなどの調整がしっかりとされているし、そこにダイス運が入ることで性能特化型同士の機体の対決でも白熱する楽しい試合になるように感じました。
 ガニメデ戦記は小説も出されるようです。ゲームの機体や装備が実際に小説に出ているとのことで、遊んだ後に読むとより楽しめそうですね。

 


08. ハコニワ観光局

作品:玉石(ぎょくせき)
人数:2人
出展:日-ア04

 二人用の数値比べゲームです。
 裏面のマークからある程度数値を推測できるカードをお互いに出し合って、高い数値を出した人が得点カードを2枚、もう一方のプレイヤーはお互いに出したカードのうちから好きな方を1枚得点カードとしてもらいます。これを5回繰り返した後に合計得点を計算して高得点のプレイヤーが勝ちです。特徴は同じカードを複数枚持っていると合計得点が変動するところで、大きな数値が被っていると減少し、小さな数値が被っていると増加します。
 夕食前に飲み物1杯を賭けて1勝負──といったイメージで遊んでもらいたいと思っていますが、遊んでもらった方々曰く「飲んだら勝てない」とのこと。
 ゲームマーケットチャレンジ作品で短い時間で遊べるため、気軽に遊んでもらえたらなと思います。

 


Twitterでは当日の感想を100に迫るTweetでモーメントにまとめました。
よければこちらもご参照ください。
ゲムマ2022秋事前相互PR会in横浜はまりばカフェさん

 

それでは、また!