番次郎書店

ボードゲームとクイズで生きている人。たまに現れて騒いで去っていく。コーヒーと本が好き。目下の悩みは、クイズの本を作ったはいいけれど、テストプレイを行う友人も場所もいないこと。

クイズ体験、できます
2022/9/18 15:41
ブログ

 

秋本番となりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

番次郎書店、店主、バンちゃんと申します。最近になってようやく公式サイトの「予約ボタン」の意味がわかりました

(※現在予約は受け付けておりません)

 

ゲームマーケット2022秋、大阪、春と開催ができなかった雪辱を(勝手に)晴らすべく、この一年じっくり時間をかけて「ボードゲームのクイズ」を今年も作成致しました。

 

今回のテーマは「発想」

これまでのクイズ本と大きく違う点は「ボードゲーム未経験者が答えられるクイズ」を大幅に取り入れました。

具体的に話しますと、全333問中、序盤の50問は「ボードゲーマーならお馴染みのボードゲーム(例:カタン、ガイスター、ブロックス、等々」を一歳出題から外しました。

トランプゲーム、アナログゲーム、UNO、人生ゲーム、それら国内で「ボードゲームをご存知でない方にもお馴染みのボードゲーム」から少しずつ出題しております。

その先の50問で、カタン、ガイスターなどの有名ボードゲームから出題しております。

 

今回のテーマ「発想」の名前に恥じることのないよう、「違った見方」のできる問題を、改良に改良を重ね、厳選することができました。

具体的な問題ですが

・オートマとマニュアル、ボードゲームに必ず入っているものはどっち?

(答>マニュアル)

・日本国語大辞典に「神経がイライラするところからこの名がある」と記載されたトランプゲームは何?

(答>神経衰弱)

 

ここで「?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

「ボードゲームのイベントで、ボードゲームに直接関係のないクイズ?」は、これまでに私自身、何度も葛藤しました。

その都度、自分の心の中で「楽しいクイズとは?」を何度となく自問自答しました。

「わからない問題が出題されること」の苦しさ、そしてツラさ、言うなれば「難しすぎる専門書」を買ったときの「損した!」という感じに似ていると考えました。

ボードゲームの楽しさを最近になって知った方、そして、以前からボードゲームの楽しさに気がついた方、

その二人を、同じフィールドに上げ、双方がどちらも楽しめなければならない、と考えました。

「知の格闘技」とも称されるクイズの道からは大きく外れているかもしれません。がしかし、国内外問わず多くの「ボードゲームクイズ出題動画」をチェックするうちに、その「どちらもが楽しめるクイズの制作」という視点に立った作品が生まれていないことも事実に上がりました。

 

たしかに純然たる知識勝負の「クイズ」という媒体ですので、たくさん知っている方が有利に違いはありません。

しかしながら、有利ではあるものの、イコール「必ず勝利できる」わけではない

そんなクイズの本を目指し、ボードゲームクイズ制作6年目、そしてトータル14冊目となるクイズの本が、もうすぐ出来上がります。

 

長く語ってしまいましたが、単純に「知っている、知らない」を問う問題ばかりではなく、どこかに解答の糸口が見つかるクイズ、それは本文中にヒントが隠されていたり、TwitterやSNS、各種メディアで見聞きしたような箇所からの出題、という形でお答えできたかと思います。

 

ぜひそんな「脳内の記憶をくすぐる」クイズ、総勢333問をご堪能ください。

 

ボードゲームクイズプロミネンスは、現在絶賛制作中です。

当日、早押しボタンを持参するほか、以下のゲームマーケット試遊会に持参致します

9月28日(水)東京都巣鴨ボードゲームカフェ有明亭「ゲムマ直前試遊会!」
10月9日(日)千葉県市川市文化会館「EVA FAST」
10月22日(土)神奈川県厚木市アミューあつぎ「第4回ミスボド本厚木」

 

のんびりボタンを押すもよし、みんなでワイワイ楽しむもよし、是非ご堪能ください。

 

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