メンゲ連ハウニ部 @mengere9
ゲーム概要
- 戦術核の発達と迎撃システムの脆弱さによって、核兵器の使用は「禁忌」を解かれた。
- だが、その使用は人類への罪となる。核保有国のリーダー達は互いにタカ派とハト派を
- 煽り「罪」を押し付けあう。しかし、それは人類への最後の審判だった・・・
プレイ人数 | 3〜6人 | プレイ時間 | 10〜20分 |
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対象年齢 | 12歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2018春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | Gリング | イラスト・DTP | Gリング |
ゲーム詳細
~背景(その1)~
20XX年。某国の独裁者がうっかり核ミサイルを発射してしまった。目標の某国は最新鋭の迎撃システムを誇っていたが、その性能はさっぱりだった。
「やっぱり核兵器って防げないんだ…」
核保有国の元首達は半ば予想していた結果に納得した。
同時に「あんなつまらない紛争で全面核戦争なんてバカバカしい」と、国連も某国を制裁もしなければ某国を支援もしなかった。
そしてキューバ危機以来の『核抑止戦略』と『核の禁忌』は崩壊し、「国益のために核を限定使用する」新たな核戦略が生まれた。
核を撃ちたがるタカ派と、撃ちたくないハト派の間でミサイルの発射ボタンを押せるあなたの指は揺れ動く。
歴史に悪名を残したくないあなたは、ライバル国のタカ派を扇動し、自国のハト派を支援することでポスト核兵器時代の覇権掌握を密かに狙っていた。
~背景(その2)~
20XX年、バチカン。
『わが子よ、人は罪を犯しました。しかし私は許します。ですが、12本目の火柱が立ったとき、人は裁かれるでしょう。』
法王は寝汗にまみれて飛び起きた。
「枢機卿を全員集めなさい、教区にいる枢機卿もすぐに呼び出しなさい、最後の審判が下される!」
1.カードの説明
各プレイヤーにプレイヤーカードとカラーチップを3つ配ります。
配られたチップはプレイヤーの「指・都市・罪」カウンターの「0」に置きます。
人類滅亡時計カードを全プレイヤーからよく見える場所に置き、12時のマスにチップを置きます。
アクションカード(山札からドローする手札)は3つのグループ、全8種類です。
オレンジ色のアクションカードはプレイヤーカードの「指カウンター」を右に進めます(5に近づく)
青いアクションカードはプレイヤーカードの「指カウンター」を左に進めます(5から離れる)
緑のアクションカードは特別な効果を持っています。
2.ゲームの流れ
初期手札2枚を配った後、スタートプレイヤーから
「山札からドロー→手札を1枚公開してアクション→手番終了」
を繰り返します。スキップ、捨て札はできません。必ずアクションします。
山札がなくなった後は手札がなくなるまでアクションを続けます。全てのアクションカードを公開した時点でゲームは終了となります。
このとき、「罪カウンター」がもっとも小さい値のプレイヤーが勝者となります。
3.核ミサイル発射
プレイヤーの指カウンターが5に届いたら、直ちに核ミサイルが発射されます。
指が届いたプレイヤーは任意のプレイヤーに核を撃ちます。撃たれたプレイヤーは都市カウンターが1進みます。撃ったプレイヤーは罪カウンターが1進み、指カウンターは0に戻ります。
ex.プレイヤーCがAに「将軍」を使用してAの指が5になった。Aは直ちに核ミサイルを発射する。AはBを核攻撃した。Bの都市カウンターとAの罪カウンターが1進み、Aの指カウンターは0に戻る。次の手番はプレイヤーDからとなる。
4.滅亡と復興
都市カウンターが5まで進んだプレイヤーは「国土が壊滅して」ゲームから脱落します。以後、ゲームには復帰できません。
ですが、他のプレイヤーが「支援カード」を脱落したプレイヤーに使用した場合、ゲームに復帰できます。
脱落者を復帰させる直接のメリットはありませんが、ゲーム終了時、脱落したプレイヤーがいる場合、全てのプレイヤーに罪カウンターが1加算されます。
脱落したプレイヤーは、必死かつ真摯に国際社会からの支援を求めてください。
ex.プレイヤーAは脱落したDに「支援」を使用した。Dは都市カウンターを4に戻してゲームに復帰する。
5.人類滅亡
核ミサイルが1発撃たれるごとに、人類滅亡時計のチップを1ずつ進めます。
人類滅亡時計が一周して12時に戻る(12発撃たれる)と、人類は滅亡し全プレイヤーが敗北となります。
これを回避するには手番に「免罪」を使用して人類滅亡時計を1戻すほか、方法はありません。
~以上がゲームの概要です。詳しくは、下記・取扱説明書をご覧ください。シビアな核戦略を生き残り、22世紀の覇権を握りましょう!~
SUPER核戦略・取扱説明書 (PDFファイル)