ひとりじゃ、生きられない。 @hitoikishimasho
ゲーム概要
- どんどん増えていく虫たちに困り果てていた地球は、きのこ菌に虫退治を頼む
- 生まれて初めて仕事を与えられたきのこ菌は虫たちの体を乗っ取り冬虫夏草に変えていく
- 生まれた時から悪者扱いされた虫たちは仲間の分まで生きようとする。戦いの行方は?
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 10〜15分 |
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対象年齢 | 9歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2017秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 高井 九 | イラスト・DTP | 河野 修宏 |
ゲーム詳細
2018/4/30(月)追記:ゲームマーケット2018春より『冬虫夏草』第2版として刷新しました。
詳しくは第2版のページをご覧ください。
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■ゲーム概要
『冬虫夏草』は「きのこ菌」が土に隠れている「虫」たちを見つけ、体を乗っ取り全滅させるゲームです。
舞台は、はるか昔。
気候の変化で虫たちが大量発生したころ――。
どんどん増えていく虫たちに困り果てていた「地球」は、きのこ菌に虫の退治を頼みます。それまで生きる意味を持っていなかったきのこ菌は、生まれてはじめて与えられた仕事に喜び、虫たちの体をどんどん乗っ取って「冬虫夏草」へと変貌させていきます。しかし、残りの虫が「セミ」と「コウモリガ」の2種類になったとき、きのこ菌は思わぬ大苦戦を強いられるのです――。
使命を全うすべく奮闘するきのこ菌に対し、生まれたときから悪者扱いされた虫たちは、仲間の分まで生きようと必死です。
果たして、きのこ菌と虫たちのたたかいの行方は…?
「きみのぶんまでちゃんと生きるから」
■ゲーム構成
1.土(フェルト)の下に虫が隠れます。
2.きのこ菌が土(フェルト)の下に隠れている虫を探します。
3.1、2を全部で5回繰り返したらゲーム終了。勝利条件は以下の通り。
・きのこ菌:虫をすべて見つけ、冬虫夏草にすること。
・虫たち :1匹でもきのこ菌に見つからず、生き残ること。
4.結果発表(勝利条件によりマルチエンディング)
■ゲームの流れ
天気のいい日は、木漏れ日の中を散歩してリラックスしたり、公園でワイワイとバーベキューだの、フォトジェニックだのと楽しそうにしていますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、はるか昔は木漏れ日などがあるような木の生い茂った土の下では、地上の生き物が知らないような、たくさんの戦いが繰り広げられていたのでした。それを知っているのなら、恐ろしいと思ってものんびりできるだなんて誰も思いませんでした。
(ここからは地中の住人が説明してくれます)
地中のマスターの俺が自然の厳しさ(ゲーム)を教えてやろう。
まず虫たちは土(フェルト)の下へ隠れろ。
なるべく散らばって深いところに隠れた方がいい。同じ所に2匹隠れることはできないぞ。
次は俺たちモグラを隠してくれ。
虫と同じ所に隠れることはできない。食べちまうからな。
モグラ同士も同じ場所に隠れられない。喧嘩したり愛し合ったり土の中がメチャクチャになっちまう。
隠れる場所は後でも変えられるけど、アタマを使って慎重に考えた方がいい。
なぜなら、見つかったら死んじまうからな。さて、いのちをかけた、かくれんぼのはじまりだ!
「もういいかい?」
「まあだだよ!」
「もういいかい?」
「もういいよー」
「もういいよー」
って土の中から聞こえたら、きのこ菌の番だ。
おっ。コウモリガの幼虫を見つけたようだな。
虫を見つけたら、体を乗っ取れ。ひっくり返して冬虫夏草に変えてしまうんだ。
きのこ菌の番が終わったら、虫は隠れている場所を変えてもいいぞ。
ただし、虫は進める方向が決まっているんだぜ。左にしか進めないヤツと右にしか進めないヤツだ。
きのこ菌は虫をすべて見つけたら勝利だ!
虫は、1匹でも生き残れば勝利だ!
どんな生き方をしても、そこにはストーリーがあるんだ。
そうそう、きのこ菌が俺たちモグラを見つけたら仲間になってやるぞ。土(フェルト)を好きなだけ掘ってやる。
ただし、モグラが土を掘っているときに、違うモグラに出会うと大変なことになるからやめてくれよ。
以上だ。
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