RAMBLE ODD POTATO @odopo_2p
ゲーム概要
- ヤクザの組長六人の跡目争い
- 「"いつ" "誰の" 地位を上げたか」から「置こうとして迷った一瞬の所作」まで
- 相手の行動すべてが勝つためのヒントになる
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 歳〜 | 価格 | 2,200円 |
発売時期 | 2017春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 山岸泰之 | イラスト・DTP | 蛙 |
ゲーム詳細
ヤクザの組長6人の跡目争いがテーマです。
プレイヤーはこれら6人の誰かの子分となって、自分の親分が次期会長に選ばれるよう尽力します。
相手が発した一言から、一瞬迷ったその所作まで、すべてが勝つためのヒントになるバッチバチの心理戦です。
ゲーム中はまさにヤクザの世界のような非日常的な緊張感が味わえます。
お互いの性格を知り尽くしているような親しい間柄の人とほど遊んで欲しいゲームです。
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親分が誰かバレたら最後
このゲームは一般的に「正体隠匿系ゲーム」というジャンルに属するゲームです。
そのため自分の正体(このゲームでは誰が親分か)がバレることはゲームにおける敗北と同義です。
実際は「人狼ゲーム」などのように正体がバレたら即ゲームオーバーというわけではないですが、それでも限りなく不利になることは変わりないでしょう。
そしてこのゲームはほとんどの情報がオープンです。
相手に隠されている情報はお互いの親分のみで、手札の内容もゲーム終了までお互いに見えています。
そのため「何を出すか」から「一瞬このキャラに置こうとして止めた」という、ちょっとした所作までが重要な情報となります。
親分の地位を上げたいが最終決定権は相手にある
自分の親分の地位を上げていくことがこのゲームの目的なのですが、このゲームの難しいところは、それを100%自分の意思では行えないということです。
それぞれの組長に「名誉チップ(数字チップ)」を置いていくことで、組長の地位を上げていくが、この上げ方に特徴があります。
プレイヤーは3枚の手札から2枚を選び、2人の組長に置きます。
それ対して相手プレイヤーは、置かれたチップの内、どちらかを有効にし、どちらかは捨て札にするのです。
有効として残された方のみ適用されるので、相手に「自分の親分にチップを置いた」と悟られないことが重要になります。
クライマックスには必ず"ドラマ"が生まれるゲーム展開
相手にバレないように、自分の親分にチップを置いてもまだ気は抜けません。
なぜならこのゲームでの敵は、他の跡目争い候補の組長だけではないからです。
反社会的勢力の天敵といえば、、、そう「警察」です。
最後に地位がもっとも高い組長は、目立ちすぎたため「警察」にしょっぴかれてしまうのです。
そして、誰がしょっぴかれるかが決まる直前に、"ドラマ"が生まれます。
それまで、指定した組長の地位を直接上げることはできなかったのですが、最終ラウンドで"1度だけ"それが可能となります。
3枚の手札の内、1枚を選んで選択した組長に置くことができます。
最初で最後のチャンスです。
お互い手札は相手に見えている。ほとんどの情報がお互いにとってオープンな状態。
この時あらゆる仮説が頭の中を錯綜します。
「相手の親分がこいつだったら・・・」「自分の親分がバレているなら・・・」
そして相手の戦略を読んだ上で、最後の1枚を選び、同時に出します。
これらの結果、各組長の地位の高さ順に得点を獲得していきます。
より高い得点を獲得したプレイヤーが勝利となります。
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https://youtu.be/yGtdba-Lx_g