四等星

オクション建設

¥2,200

一部屋億越えのマンションがいくらでも売れるって?建設会社はボ-っとしてはいられない。仕事を受け、技術者を集め……間に合わないぞ!

ゲーム概要

  • 方々に営業を派遣し、とにかく発注を受けよう。人数が勝負だ!何人送り込めばうちに注文が来るやら……
  • だけど、注文ばかり受けていてはいられない。重機に技術者に建築家に、ああ、何人必要だろう?
  • 気づいてみれば欠陥工事、人員不足、建設中止で廃墟がほろり。
プレイ人数 3〜5人 プレイ時間60〜90分
対象年齢12歳〜 価格2,200円
発売時期2025秋 予約 不可
ゲームデザインmor! イラスト・DTPmor!

ゲーム詳細

オクション建設は、建物の受注、労働者の獲得、建設の進行の3つを同時に一つのシステムで進行するなかなか珍しいゲームです。

皆さん、ムガルってゲーム好きですか?好き!そうでしょうね。私もです。Michael Schacht 作、Spiele aus Timbuktu より出版されている名作中箱ゲームです。知らないならまず買ってきて遊んでください。好きになります。

さて、このゲームではムガルの競りのシステムをお借りして……この説明さっき見たって?銀河トリックテイクガイドのことは忘れろ!あれはゲシェンクだから!ポカっ!忘れましたね。

 

このゲームでは、オクションの建設の注文を示すカードが競りにかけられ、皆がそれを落札しようとします。落札したければ、手番が来た時に自分が持っているチップ……それは労働者だったり技術だったりいろいろです。とにかく何でもいいのでチップをひとつカードに置きます。いらないならば、カードに乗っているすべてのチップをまるっといただき、競りから降ります。自分以外の全員が降りるまで何周でも手番は来ますので、根競べです。

さて、落札した建物は建設を開始するために、カードに示された労働者や物流、技術などの意味と役割が異なるチップをカードに配置しなくてはなりません。

そして建設を始めた建物を完成させるには……カードの上に載せたチップを競りに参加することで退けていき、空っぽにしないといけないのです。こりゃあつまり、競りで支払うチップは手元にあるものだけではなく、建設開始のためにカードに載せたものも支払えるということです。なら、建設に使ってからそれを支払うのが断然お得ですね!

カードが欲しい、チップも欲しい。安く落札したい、早く竣工させたい。

ライバルに無駄にたくさんのチップを渡したくないし、少ないとしても今貴重なチップはやっぱり渡したくない。この建物はいらないけど、競りに参加してチップを支払わないと、永遠に建物は完成しない。

たった1枚のチップを払うか降りるかだけですが、払いたいのか払いたくないのか、欲しいのかいらないのか、目まぐるしく変わる各社の都合を見極め、いつなら何が効率的なのか、どのチップに今価値があるのか、毎手番判断することが必要です。あなたは社長なのですから!

 

得点ルールはいたってシンプルで、各カードの基礎点と、カードの種類ごとのマジョリティ、いくらでも建て増しできる本社ビルの高さなどです。

でも気を付けて。どこも人材不足なのに、御社だけそんなにポンポンと建物が建つなんておかしくないですか?一番沢山建てた会社は、どうやら手抜きの欠陥工事を続けていたようです。世論から避難が殺到し、とんでもない減点が飛んでくるでしょう。やみくもに受注せず、マジョリティを勝ち取る最小の受注を目指しましょうね!

 

同じ2択の判断を続けるだけの手番の、意味と価値が常に変わり続けるエキサイティングで悩ましいゲームです。

 

こちらはwebルールです。

https://drive.google.com/drive/folders/1fMbfE7OPT4wAqa-YC3vpffreAjRel7zz?usp=drive_link

ゲーム体験

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