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ゲーム概要
- 名作多人数ゲームの復活!
- 登場武将数が226人!!
- 〈火殺の計〉や〈十面埋伏の計〉など、多数の軍略、策略がゲームを左右する
プレイ人数 | 3〜9人 | プレイ時間 | 120〜240分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 13,000円 |
発売時期 | 2023秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 川北 翔 | イラスト・DTP | イラスト:ナカニシリョウ |
ゲーム詳細
■概要
壮大なスケールで展開する「三国志」の世界を、ボードゲームで再現したのがこの『三国志演義』です。プレイヤーは三国志の群雄の一人となり、天下統一を最終目標として勢力の拡大を目指します。
ゲームは「桃園の誓い」から始まります。「桃園の誓い」とは、原書である三国志演義の冒頭、劉備玄徳が二人の豪傑、関羽、張飛とともに桃園で義兄弟の契りを交わす名場面のこと。本ゲームでも、それと同様にプレイヤーは200人を超えるキャラクターの中から、自分の分身たる君主とその最初の家臣を決定します。キャラクターには、武勇、知略、統治といった能力があり、戦いで頼りになる武将もいれば、内政で活躍する文官タイプなども存在します。君主一人でできることは限られているため、人材を登用し、彼らを活用することが国を広げていくために必要なのです。この人材活用が、本作の大きな魅力になっています。
また三国志といえば欠かせないのが「一騎討ち」と「計略」。本作では、一騎打ちは集団戦の前哨戦という位置づけになっており、非常に重要な役割を果たします。また計略は、ゲームに用意されている124枚のカード「天命札」で再現されます。〈火殺の計〉や〈十面埋伏の計〉など、多数の軍略、策略が用意されていて、兵力で劣っていたとしても、これらをうまく使うことで戦局を覆すことが可能なのです。ただし、策略を成功させるためにはキャラクターの能力が関わってくるため、武勇よりも知略に長けた軍師的な人材が必要になるわけです。
なお天命札は、三国志上の様々な事件も再現しており──〈伝国の玉璽〉や〈北夷の侵入〉といった大きなものから、寿命による〈武将死亡〉〈暗殺〉といったものまで含まれています。それらは突然降りかかる不幸のみならず、天下統一のまたとないチャンスの場合もあるのです。
天下を統一するのは果たして誰か!?
■コンプリート・エディションの特徴
このコンプリート・エディションは、1986年に発売された同名作品の再販です。また後に発売されたエキスパンション・キットの内容も含まれています。
旧版の基本セットでは、武将147名、天命札約100枚、シナリオ4本が収録されていました。これにエキスパンションで、新しい武将ユニット79名と、天命札25枚、シナリオ3本が追加され、遊びの幅が大きく広がりました。新版では、これらの追加要素を全て含めた状態で遊んでいただけます。
またエキスパンションでは、戦闘や判定方法、移動や同盟等に関する細則が多数追加されました。特に大きな変更となったのは戦闘面で、武官の役割が合戦に大きく影響するようバランス調整されました。しかし、基本ルールと追加ルールを見比べながらプレイするのはハードルの高いものでした。
新板では、これらの新しいルールを、基本ルールに最初から組み込んでいるため全体の見通しが良くなっています。またルールの理解の助けになるよう、例示をアップデート/追加しています。
2つのセットを収録、ではなく完全に一体化。もちろん、コンポーネントのグラフィックも刷新し、扱いやすく改良しています。
■その他の変更部分
●君主能力の管理方法の変更:旧版では君主の能力はメモ用紙に記録を取る方式でしたが、新版ではマーカーで管理する方法に変更しています。
●分冊:旧版はルールブックにシナリオも収録されていましたが、新版ではルールブックとシナリオブックに分けたので、セットアップなどがスムーズに行なえます。
●シナリオの更新:エキスパンションで武将が増えたことにより、基本セットの一部のシナリオですでに死んでいるはずの武将が登場したりといったことが起きました(官渡の戦いに董卓が乱入するといったようなことです)。そのため新版では、基本セットのシナリオに追加武将の情報を加えてアップデートしています。