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ゲーム概要
- 有名な第4次川中島の戦いをテーマにした作品
- 1988年に発売された〈旧版〉と最新の変更ルールを使用した〈新版〉の2つがプレイできます
- 戦国自体の合戦を戦術合戦レベルで再現する「対戦型」「非対象」ゲーム
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 60〜90分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 3,500円 |
発売時期 | 2023秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 河合秀郎 | イラスト・DTP |
ゲーム詳細
●「川中島の戦い」とは?
― 鞭の音も立たぬ静まりかえった夜半、密かに河を渡る上杉軍。夜明けとともに数千の上杉軍と謙信の旗指物を眼中に認めた武田信玄は驚きを隠すことが出来なかった。千載一遇の好機に上杉謙信は武田の陣中に肉薄し信玄目掛け刃を振り下ろすが、念願叶わず撃ち漏らす ―
詩吟でも知られる頼山陽の『川中島』。幾度となく武田信玄と上杉謙信はこの「川中島」で相対することになったが、通説によると 4 回目となる川中島の戦いが、まさに両軍死闘を繰り広げたこの戦い当たる。
『永禄辛酉 川中島合戦』 は領土拡大を巡って武田信玄と上杉謙信が信濃国(現在の長野県)で激突した5回の戦いの内、1561年におこった4回目の戦いをテーマにした非対称・対戦型のシミュレーションウォーゲームです。本作は1988年に翔企画から〈SSシリーズ〉として発売された『信玄 vs.謙信 川中島血戦』を現代の意匠で復活・改定を行った作品になります。
●ゲーム『永禄辛酉 川中島合戦 The Battle of Kawanakajima 1561』
ゲームのシステムは至ってシンプルです。
自分の手番で自陣営の担当する駒を1つ選び[移動][総懸り][回復]のいずれかの行動を選択します。
[移動]ならば該当の駒を動かす(「突撃」という戦闘手番も移動に含まれます)
[総懸り]ならば、攻撃可能な次陣営のマップ上の駒すべてを使って隣接する敵陣営の駒を攻撃する
[回復]ならば、自陣営の駒を回復させる
手番が終われば相手に移り、[回復]の手番を両陣営が行った時点で1ターンが終了します。
ゲームは6ターン行われ、ゲーム終了までに敵の総大将(武田信玄か上杉謙信)が除去されるか、一定の部隊がゲームから除去された時点で終了する場合もあります。
将棋やチェスのようにお互いが交互に駒を動かすことで手番が進むので、盤面の駒の動きについて先が読みづらく戦国時代の合戦らしい展開を再現することになるでしょう。
また、「川中島の戦い」らしく、前半は数にまさる上杉軍が武田軍に襲いかかり、時間が経つことに登場する武田の援軍が背後から上杉軍を襲う展開になるので、時間の流れをどう作戦に活かすかのマネージメントも重要になります。
●旧版ゲームと新版ゲームの違い
上段の軍勢駒が1988年に翔企画から発売された旧版『信玄 vs. 謙信 川中島血戦』を元に意匠を改めて作られた〈旧版ユニット〉です。下段が今回の〈新版ユニット〉になります。
数値もその役割りも新版と旧版では異なっていますが、マップはそのままで2つの異なるルールシステムのゲームが今回プレイすることが可能になっています。1つのゲームコンポーネントで異なるルールを使い歴史上の戦いを「違う角度」から体験することができるのです。
ルールブック12ページで、前半の7ページに〈新版ルール〉を、後半の5ページで〈旧版ルール〉を掲載しています。
●雑誌内容は?
コマンドマガジン174号の発売日は2023年12月20日で、今回は先行して50冊の発売をイベント特価で行う予定です。
雑誌部分では従来のコマンドマガジン連載記事はもちろんのこと、今回の付録ゲームに合わせた特集記事も掲載されています。
川中島の戦いを知る上で重要な〈歴史記事〉や過去に発売された「川中島の戦い」をテーマにしたゲームの紹介、付録ゲームに関連した他ゲームユニット、映画の紹介や書籍の紹介など関連記事も満載です。