ベネチアのおみやげ

¥4,000

おみやげ選びは時間とのたたかいだ！サクサク遊べてほどよく悩む変則すごろくゲーム！

ベネチアのおみやげ

ゲーム概要

旅のタイムリミットがせまるなか、急いでおみやげを買い集めなきゃ！
そろえられるか不安だけど、迷ってるうちにどんどん売り切れてっちゃう！よくあるおみやげに切り替える？いや、まだ間に合うかも…
そんなとき、ハトのエサ売りおじさんが現れて、よけいなトラブルを巻き起こす！

プレイ人数	2〜4人	プレイ時間	20〜30分
対象年齢	7歳〜	価格	4,000円
発売時期	2023秋	予約	可
ゲームデザイン	Jun Sasaki / Goro Sasaki	イラスト・DTP	Jun Sasaki

ゲーム詳細

「ベネチアのおみやげ」は、帰りの飛行機の時間を気にしながら、ベネチアの街をおみやげを買いに奔走する探索すごろくゲーム。
第一回ゲームマーケット大賞受賞作品「海底探険」をつくったコンビが9年ぶりに作った新作です。

飛行機の時間がせまる中、あわただしくベネチアの街をゴンドラで巡り、同じおみやげ３つのセットを集めることをめざします（３人の面倒な友人たちは、皆平等でないと嫌がるのです！）。めずらしいおみやげほど、そろえたときの得点も大きくなります。お金は６個持っているので、うまくいけば３つのセットをふたつつくることができるでしょう。
場にあるタイルがすべてオモテ向きになるとタイムリミット。飛行機が離陸してしまいます。空港に着いていない人は飛行機に乗り遅れ、どれだけおみやげをそろえていても負けです。３個そろえられなかったおみやげはマイナス点になりますが、飛行機に乗り遅れるよりはましです！ギリギリまでおみやげ選びに没頭しすぎないよう気をつけましょう！

自分の手番では、まず全体から１枚のタイルを表にし（「ググる」）、そのあとダイスを振ってタイル同士の交差点（４枚が接しているところ）を移動していきます。そして、止まったところに接している４枚のタイルのいずれかを購入したり、しなかったりしながらタイルを集めていきます。

ゲームが進むにつれて盤面のタイルはオモテになっていきます。すべてのタイルがオモテになった時点で、スタート地点（空港）に戻っていないと、飛行機に乗り遅れてゲームオーバー。枚数に差があり、レアなおみやげほど高得点になる中で、自分だけが見たタイルの情報や、すでにオモテ向きになっているタイルの情報から、どのタイルを集めて、どの段階で帰るかのジレンマが悩ましく、さらにはダイス目やハプニングタイルに翻弄される起伏あるストーリーが、短いプレイ時間の中に凝縮されています。

作者が関わった過去作品で言うと、オインクゲームズからリリースされている「海底探険」と「トロイカ」という作品をミックスした感じがあるかもしれません。もしご存じの方は参考になさってください。

個人制作の少数生産ではありますが、非常にてんこ盛りの内容物になっている本作。タイル60枚とチップ24枚のほか、ゴンドラの木ゴマや、特殊ダイスも入っています。数々のおみやげは、作者が実際にベネチアで目にしたもの。ハプニングタイルは実際に遭遇したハトのエサ売りのおじさんや、路地を歩いていたイヌがモチーフになりました。