Joyple Games @JoypleGames
ゲーム概要
- 年分度者を南都六宗に配置していくゲームです
- 様々な思惑が交錯するバランスゲーム
- 積むか、横に置くか、敢えて崩れそうな積み方をするか
プレイ人数 | 2〜6人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 12歳〜 | 価格 | 200円 |
発売時期 | 2023春 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | deztec | イラスト・DTP | 写真AC |
ゲーム詳細
1センチ角の木製キューブは、どこまで積めるか?
もちろん、キューブの精度次第というところはあるのですが、案外、積めないのです。5個を超えたら、いつ倒れてもおかしくない。
「崩れることを前提としたバランスゲーム」として、私は2022年に『賽の河原』を製作しました。「崩れた後も木駒が盤上に残り、ゲームの結果に影響する」というメカニクスは、私の狭い知見の中では他にないものです。
私が最初に思い付いたゲームが、そのメカニクスを活かす最良のゲームであるはずがありません。もっと他に活かしようがあるのではないか、と思っていました。
『賽の河原』で残念だったのは、崩れた後の木駒が、あまり再活用されないことでした。根本のルールの関係で、どうしても3個まで駒を積む必要があり、となると人の手が介在する必要があるのでした。
崩れた木駒がそのままでも意味を持つルールを考えた末、「高さ」と「数」それぞれで得点が入るようにしてはどうか、と思い至りました。
崩れても崩れても……不屈のバランスゲーム、ぜひ体験していただければと思います。本当にカジュアルに崩れます。それでもゲームは続いていく。
あるいは、誰も高さを追い求めなければ、一切崩れないままゲームが終わる場合もあります。通常のバランスゲームの場合、最後まで崩れないと困るわけですが、この作品では、全然問題なく、ゲームとして決着がつきます。
そのあたりも、面白がっていただければ幸いです。
ただ……逆説的に、というか、『南都六宗』を遊んだ後に『賽の河原』を遊ぶと、なぜか以前より面白く感じるんですね。作者のひいき目は、もちろんあると思いますが。ゲムマ2023春では100円で頒布しますので、もしよかったら一緒にお買い求めください。