Joyple Games @JoypleGames
ゲーム概要
- 森にアイテムを配置してパターン作成
- 数の悪魔を呼び出して働いてもらおう!
- 最終的にビンゴを完成させるゲームです
プレイ人数 | 2〜7人 | プレイ時間 | 20〜40分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 200円 |
発売時期 | 2022秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | deztec | イラスト・DTP | イラストAC |
ゲーム詳細
『スーマの森』は、どんなゲームか?
一言でいえば、遠回りなビンゴ、です。
詳細はリンクした説明書に書いてありますので、以下はザックリと。
まず、数の悪魔であるスーマが封じ込められたカードを、場から獲得します。このカードには、数魔を呼び出す条件が書かれています。
次に、スーマの森というマップがあって、その森は四角いマスで区切られています。そこにサプライからアイテムを配置します。森は共有なので、自分が特定のアイテムを置きたい場所に、他のプレイヤーが違うアイテムを配置してしまうかもしれません。逆に、他のプレイヤーが意図せず大アシストをしてくれる場合もあります。
そうして希望通りのアイテム配置ができ、スーマの呼び出し条件が整ったら、スーマを呼び出し、自分のビンゴカードの数字を所定の数、達成してもらいます。
最終的に、うまくたくさんのスーマを呼び出し、ビンゴをたくさん完成させたプレイヤーの勝利です。
以下、余談です。
2022年春のゲームマーケットに事前広報ゼロでそっと出品した作品の第2版です。
第1版は圧倒的な物量によるガチャガチャしたゲームだったのですが、第2版では、ルールもカードもコンポーネントも刈り込んで、スッキリした作品になりました。私の作品は、起案した当初はどれもガチャガチャしていて、時間をかけるにつれてどんどん単純化されていくのですが、それで作品が「よくなっている」のかどうかは、自分でもよくわからないところがありました。
どういうことかというと、何度も遊びたい作品と、数回遊べば満足な作品があって、前者が後者より優れているのかというと、決してそうではないと思うわけです。延々、同じ作品に関わっていると、自分自身は何度も何度もその作品で遊ぶわけなので、どんどん「繰り返し遊びたい作品に関する自分の好み」に引っ張られていくのです。
新規に考案した作品が、どれもこれも最初は何かが過剰なガチャガチャした作品であるということは、実のところ、自分が本当に作りたいのは「初見でビックリして、それで満足する作品」なんじゃないのかな、という思いもあったのです。それで、自分が要素を削ぎ落してしまう前に、ゲムマで公開してしまおう、ということで世に出したのが第1版でした。
結果、こうして第2版を作ったわけで、納得いっていなかったんですね、たぶん。
自分で自分の話をするのに「たぶん」はおかしい、という意見もあるかもしれませんが、私には自分のことがよくわからないのです。考えたようには、自分は動いてくれない。「こうしたい」と思っても、身体が全然動かない。そういうことが非常に多い。明確に第2版をつくりたいとは思っていなかったのに、秋の新作に取り組んでいたはずが、ふと気付くと第2版の準備に手が移ってしまっている、そんな日が続きました。ああ、そうなのか、と。
最終的に、マップの面積もコンポーネントもカードも、第1版の半分になりました。面白さは……自分では、第1版よりグッとよくなったと思うのですが、正直わかりません。