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ゲーム概要
- 待ち伏せする人 される人 ひたすら歩数を数える忍者
- 待ち伏せとか実は不合理なのでは?そう思っていた時期が私にもありました
- 敵チームの手の内はわかっている、はずなのに
プレイ人数 | 2〜6人 | プレイ時間 | 5〜20分 |
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対象年齢 | 歳〜 | 価格 | 200円 |
発売時期 | 2021春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | deztec | イラスト・DTP | イラストAC |
ゲーム詳細
『鷲巣の忍者たち』は、3人一組の忍者チーム同士で戦い、1人以上の勝ち残りを目指すゲームです。
どう説明したらいいのか、ボードゲームに関する語彙力が貧弱で要領を得ないのだけれども、強いていうなら一種のスゴロクです。
分岐はあるけどゴールはない、延々とグルグル回り続けるスゴロクがあると思ってください。そこに各プレイヤーは3体のコマを配置します。1~3体は公開で配置し、0~2体は密かに特定のマスで待ち伏せをさせます。
自分のコマが公開で存在しているマスに、他のプレイヤーのコマが後から入ってきて止まると、自コマがやられてゲームから脱落してしまいます。
うまく待ち伏せして、安心している敵コマをどんどん脱落させてしまいましょう!
他のプレイヤーのコマを全て脱落させたら勝利となります。
で、移動方法は? 無制約に移動できたら、ゲームになるわけがない。
はい、移動には通常のトランプと、鷲巣トランプを使います。どちらもパッケージに同梱していますので、ご安心ください。
なぜトランプなのか、と不思議に思われる方も多いかと思いますが、江戸時代には既に日本にトランプは入ってきていました。歴史のあるカードであり、作品のテーマとも一定の関連性が見出せると思います。また、最大値が13というのも、適度に大きくてよい。直感的には読めない場所まで、一気に到達できるのです。
当初はサイコロでテストしていたのですが、サイコロを振って、その場で出目をもとにあれこれ考えるより、他プレイヤーが行動中も、手札を眺めて「ああしよう」「こうしよう」と考えられる方がいいな、という結論になりました。
このゲーム、基本的には待ち伏せするのが楽しいと思っていますが、待ち伏せをせず、手札の多さを活かして戦うのも、案外と強いです。
とくに奥が深いわけではなく、見た目通りの単純なゲームなのですが、最初から最後まで狙い通りに進行するということは、そうそうないはずです(すごく頭のいい人だと、話が違ってくるのかも?)。
ルール上、お互いが達人なら「カード運だけのゲーム」になりますが、私くらいの凡人が遊ぶ限りにおいては、ちゃんと知力が問われるゲームとなっています。
気軽に遊んでみてください。