鳴海製作所娯楽部

社畜牧場

¥4,000

はたらかせて、笑おう

ゲーム概要

  • 「労働者たち、大切に扱われすぎじゃない?」
  • ワーカープレイスメイントにそんな違和感を感じていませんか?
  • 搾取される社畜の“今”を感じ取れるワカプレ。社畜牧場をあなたに。
プレイ人数 2〜4人 プレイ時間40〜75分
対象年齢10歳〜 価格4,000円
発売時期2021秋 予約
ゲームデザイン藤田玄翔 a.k.a はむお イラスト・DTPなるみ

ゲーム詳細

★ストーリー

あなたは社長です。
社畜を教育し、企業に出荷(はけん)することで利益を生み出しています。
同業他社の社長に負けないように社畜を使い潰し効率よく利益を搾り取りましょう!
1年間で最も会社を成長させた社長が社畜王(しゃちくマイスター)として経済界に君臨することができるのです!

★内容物

No. 品名 数量
 1  派遣先ボード  1
 2  業績ボード  4
 3  契約書チップ 4種  計5
 4  社畜カード  20
 5  社畜チップ  20
 6  ダイス(6面)  1
 7  既得権益チップ  1
 8  投資カード  42
 9  不動産カード  20
 10  なう チップ  1
 11  疲労トークン(黒)  60
 12  トークン 3種 / 黄・赤・青  各4
 13  社畜育成のしおり(マニュアル)  1

 

★ルール説明

ゲームの終了条件

ゲームの目的は自社の『株価』を上げることです。
1 年6ラウンド 後に、最も『株価』の高い会社の社長が勝者となります。

 

『株価』は『不動産』を売却することで上げることができます。
『不動産』はキャッシュか手札を消費することで購入できます。
キャッシュや手札は、社畜を企業に出荷はけんすることで獲得できます。
社畜を酷使して『株価』の上昇を目指しましょう!

 

 

株価について

ゲームが終了した時、下記の通りに株価の算出をおこないます。

 

  • 最終株価が同じ会社がある場合、債務の数が少ない会社の社長が勝者になります。
  • 債務の数も同じ場合、不動産の数が多い会社の社長が勝者になります。
  • 不動産の数も同じ場合、キャッシュが多い会社の社長が勝者になります。
  • キャッシュも同じ場合、何らかの不正が疑われて上位の社長陣は逮捕されるので、最も最終株価が少ない会社の社長が勝者になります。

投資カードの種類について

投資カードは手札から使うことで様々な効果を揮するイベントカードと、社畜に習得させることで使うスキルカードの2種類があります。
スキルカードは社畜に習得させれば、カードの効果でそのスキルを捨てるか、その社畜が離職するまで効果を発揮し続けます。

 

キャッシュ/株価/債務が上限に達した場合

キャッシュや株価、債務をカウントする際に業績 ボードの上限に達した場合、「20+」「10+」の枠に、疲労トークンなどの 余っているトークンを1個置いて、さらに1からカウントを行ってください。

 

ゲームの準備

「社畜牧場」はゲーム中、プレイヤーのことを社長と呼びます。

  1. 人数分の業績ボードを各社長の前に置き、全員の中央に派遣先ボードを置きます。
  2. 人数に応じた数の契約書チップを派遣先ボードの各エリアに置きます。残りの契約書は使わないので箱にしまいます。

  3. 社畜カードを2枚ずつ配り、その社畜と同じ名前の社畜チップを上に乗せます。残りのカードとチップ近くには置きます。
  4. 各社長はダイスを振り、出た目が1番高い社長が既得権益チップを受け取ります。
  5. 各社長はキャッシュと投資カードを受け取ります。キャッシュと投資カードの数は各社長の位置により異なります。


     
  6. 不動産カードをよく混ぜて、山札として裏向きで置きます。
これでゲームの準備は終了です。

 

ゲームの流れ

  1. 派遣先ボード上部にある「ラウンドの開始時」の効果を、既得権益を持つ社長(スタートプレイヤー)から順番に、時計回りで解決していきます。
  2. 既得権益を持っている社長から、派遣可能な社畜を派遣ボードのいずれかのエリアに派遣して効果を解決します。
  3. 時計回りに次の社長が社畜を企業に派遣します。派遣できる社畜がいない場合、何もせずに次の社長の順番に移ります。


    2~3の手順を、派遣できる社畜がいなくなるまで繰り返します

     
  4. 「ラウンド終了時の処理」を行い、次のラウンドに進みます。
  5. 1~4を繰り返し6ラウンド目が終了したら、株価の算出をおこないゲームを終了します。
  • ゲーム中、使い終わったり捨てたりした各種カードは、それぞれの種類ごとに捨て札にして置いておきます。
  • ゲーム中、株価や債務を得た場合、キャッシュと同様に業績ボードのそれぞれの欄に株価トークン(青)、債務トークン(赤)を置きます。

 

ゲームの流れ/詳細な処理

社畜の派遣について

社畜の派遣は以下の流れに従って処理をおこないます。

  1. 派遣させる社畜を選びます。派遣できる社畜は、手元に社畜チップが残っているものだけになります(ワンオペ適正を習得している社畜を除く)。
  2. 社畜を派遣するエリアを、ⒶⒷどちらかから選びます。
  3. 派遣するエリアを選んだら、そのエリアにある3つの業務のいずれかに派遣する社畜のチップを移動させます。その業務に派遣条件がある場合、その条件を満たさなければ派遣出来ません。
  4. 業務の左側に書かれている疲労の値だけ、派遣した社畜の疲労トークンを増減させます。“+1”なら疲労トークンを1個置き、“-1”なら疲労トークンを(あるなら)1個とりのぞきます。
  5. 業務に書かれている効果を上から順に解決し、その社畜の派遣は終了します。

 

 

社畜について

ラウンドの最後に、疲労トークンが3個以上ある社畜は離職して会社から居なくなります。会社に残った社畜には各ラウンド、下記の賃金を支払います。

賃金の支払いが出来ない場合、支払えなかった社畜1人につき、債務+1します。離職はしません。
(支払えるキャッシュがある時にキャッシュを支払わずに債務+1することはできません)

ラウンド終了時の処理について

ラウンドの終了時は以下の流れに従って処理をおこないます。

  1. 疲労トークンが3個以上ある社畜が離職します。離職する社畜カードと習得していたスキルは捨て札にして、チップとトークンはまとめている場所に戻します。
  2. 各社長は、残っている社畜の賃金を支払います。
  3. 2で賃金を支払えなかった社畜1人につき、債務+1します。
  4. 1~5ラウンドの場合、社畜が0人の社長は債務+1して社畜を1人雇用します。
  5. 「ラウンドの最後に」で始まるカードの効果を、既得権益を持つ社長から順番に時計回りで解決していきます。
  6. 派遣に使った社畜チップと、保持している契約書をそれぞれ元の場所に戻します。

手札の使い方

手札のカードは、派遣先の業務やラウンド開始時の効果で使うことができます。カードに「コスト」がある場合、その「コスト」を支払えないと使えません。

それぞれの山札のカードがなくなった場合、該当するカードの捨て札をよく混ぜて、裏向きにして新たな山札にします。
山札にも捨て札にもカードがない場合、資源が枯渇したことになり、その山札を使う行動は解決されません。
(投資カードが枯渇した状態で「カードを2枚引いて、キャッシュを2得る」場合、カードは引けずにキャッシュだけを得ます)

ゲーム体験

スタンダード, ボードゲーム, ワーカープレイスメント,