@BUDAcafe @15batake
ゲーム概要
- トランプ・ダウトの要領で発声しながら順にカードを出して
- 男子とバレたらゲームから脱落。手札がなくなったら勝ち!
- 騙して逃げ切れ! ニセ女子のスリリングな日常生活描くゲーム
プレイ人数 | 2〜5人 | プレイ時間 | 5〜15分 |
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対象年齢 | 15歳〜 | 価格 | 1,800円 |
発売時期 | 2021秋 | 予約 | 可 |
ゲームデザイン | ichigoba nap 苺葉居眠 | イラスト・DTP | takanashi rita 高梨りた |
ゲーム詳細
1 ルナティック・ラブの世界観 ♥3
パミル館心理生理医学クリニック・性科学研究所。通勤途中、看板が気になっていた。秘密は固く守りますの言葉に背中を押されて中に入る。古い産婦人科の個人院をそのまま使った令和レトロな洋館だ。奥の相談室に入るとクリニックの先生は高貴な淑女のような顔立ちの細身の老婦人だった。僕はこれまでの出来事を話し心身の悩みを相談した。
「今の世の中、女性から男性になりたいと思う人などまずいません。あなたの場合、故意でなくても異性との入れ替え転換は”同意なき性転換”とみなされ、このまま逃げているのは犯罪となります」「心身の不調は女性の体に慣れておらず各種ホルモンによる体温の急高下、痛みや感情の起伏、そしてルナティック・ラブと呼ぶ男女の心が入り混じることで起きる異常な恋愛感情によるものですね。帰りによく効くピルとお薬をお出しします」「セックス&ジェンダーフリー法の施行により、選挙の一票の格差是正みたいにあらゆる分野の男女の格差が1.1対1を超えると処罰されますし、残るセックス(性差)による違い、体格差による暴力被害もいわゆる電子銃の女性だけの所持が認められた年から激減しました。銃といっても腕時計に襲ってくる相手を凍り付けさせたり電気ショックさせる装置がついているんですね。しかもバリア設定をONにすると男性からの不穏な意識が脳から出る電磁波*1で分かり自動撃退するという予防措置付きの優れものです」。よく分かった。解放された気分になった。*1 GSR(交感神経系の興奮が原因で起きる皮膚電位)を用いるウソ発見器的利用
なお、前段の話を補足すると、概ね1カ月逃げ切り完全に女性になれば原則無罪となる。新しい人格の持ち主に昔の他人の罪は問えないということだ。
女性になって来週で半月が過ぎる。僕は寒波の日もマフラー、ブラウスとツーピース、フェイクストッキングのタイツとパンプス。服の着こなし、ヘア、メイクもこなれてきた。男性からのアプローチも素敵な人からなら嫌でなくなった。脳裏によぎる男性の意識は徐々に薄れてきている。
2 ゲームフレーム ♡3
3回戦点数制の紹介
通常ゲームでは、3ゲームの点数で競う通常ルールを推奨しています。1ゲーム終えて、カードがなくなったプレイヤーがもちろん勝者となりますので、3ゲームの合計点数が少ないプレイヤーの優勝となります。(男子とバレての脱落は30点となります)
残ったカード1枚1点というのではなく、カードの種類によって異なります。置くことのできる曜日数を点数にしました。つまり、月、火、水、木、金、土、日曜日のカードは各1点。平日カードは5点、(土日の)週末カードは2点、毎日のカードは7点です。持つと嫌な男カードは、ここでは0点と有利になるので2位でもOKなら持っていてもよく、使い勝手の良い平日、毎日カードは残すと点数が多いというジレンマがあります。
ディールという運ゲームの中、3回戦、点数制ということでほどよいバランスとなっているつもりです。
2021.07.30、08.01、08.06文章を修正追加しました
ゲーム体験
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