BIG TREE @R_28
ゲーム概要
- ルールは簡単。 「場の数」をお互いの手札で割り算するか足し算するか選択し、相手より多く割り算をして得点を稼ぐか、 「場の数」を割り算して解が1になったプレイヤが勝利します。
- このゲームでは 「割り切れる割り算をする」ことを「割斬」と呼び 「場の数」を「割斬」して解を1にすることを「一閃」と呼びます。
- いかに多く割斬をするかを目指しますが、不用意に割斬をすると 相手のカウンターで一閃される危険があります。 相手の手札を読み切って割斬するのが決め手となります。
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 10〜20分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 1,000円 |
発売時期 | 2021春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | BIG TREE | イラスト・DTP |
ゲーム詳細
○概要
このゲームでは「場の数」を「割算で割り切る」ことを「割斬」と
呼び、「割斬」を成功させることを目指すゲームです。
互いに手札から札を選択し、より多く「割斬」を行って札を得るか、「割斬」した答えを「1」にした
プレイヤが勝利します。
○遊び方
用語
- 割斬:「場の数」を「割斬札」の数で割り切れる割り算をすること。
- 斬値:「割斬」に使用する数。割斬すると使用した斬値を獲得し得点にする。
- 一閃:解が「1」になる「割斬」をすること。
準備
- 山札をよく混ぜ、先攻後攻を決めます
- プレイヤに3枚づつ山札から札を配ります。
- 山札から1枚札を引き、その数に「100」を加えた数を出だしの「場の数」にします。(「±1」の札が出た場合は、後手が「+1」か「-1」かを選択します)
プレイ
- プレイヤは手札から1枚カードを選択し、次の行動を選択する
- A.「場の数」に札の数を加えて、捨て札にする
- B.「場の数」に札の数を「割斬」して、札を取得する
- それぞれで計算した解は次の手番の「場の数」となります。
- すべてのプレイヤが手札が3枚になるように山札から札を補充して手番がうつる。
終了条件&勝利条件
- 一閃が発生した場合
- 勝者:一閃をしたプレイヤが勝利
- 山札がなくなり、各プレイヤの手札の枚数が2枚以下になった場合
- 勝者:斬値の合計値が高いプレイヤが勝利
○割斬札
割斬札は5種類、
「弐の札(2)」「参の札(3)」「伍の札(5)」「漆の札(7)」「拾壱の札(11)」があり
各5枚あります。
○覚醒
各プレイヤはゲーム中1度だけ、手札1枚を伏札にして、残りの手札から
選択した割斬札を使用することで、その札に書かれている能力を使うことができます。
(伏札にした札はゲーム中は使用できなくなります。手札にはカウントしません。)
覚醒時は次の順番で実行します。
- 手札を1枚伏札にし、覚醒を使用することを宣言する
- 残りの手札から覚醒を使う札を選択し、公開する
- 札の効果が発動する
- 札の数値で「足し算して捨て札にする」か「割斬して得点する」を選ぶ
- すべてのプレイヤが手札が3枚になるように山札から札を補充して手番がうつる。
弐の型: 覚醒時、直前の相手の手番で 「割斬」されていた場合、 その割斬により獲得した斬値は無効になる。 |
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参の型: 覚醒時、「場の数」が3以上の場合、 「場の数」より大きい最小の 3の倍数に「場の数」を変更できる |
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伍の型: 覚醒時、相手の手札に特殊札がある場合、 相手の特殊札を捨て札にする。 |
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漆の型: 覚醒時、任意の「割斬札」を指定し、 その札が相手の手札にあった場合、 相手はその札を捨て札にする。 |
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拾壱の型: 覚醒時、次の相手の手番の時、 「割斬」が行えなくなる。 |
○特殊札
・壱の札
壱の札は「+1」「-1」「±1」3種類、各2枚づつあります。
「±1」の札は「+1」とするか「-1」とするか選択できます。
壱の札は割斬には使用できません。
壱の札は出した後、続けて同じプレイヤがもう一枚札を出すことができます。
また、場の数が「2」の時、「-1」の札を出すことはできません。
・佰の札
佰の札は1枚あり、1~100で好きな数を足すことができます。
佰の札は割斬には使用できません。
佰の札は出した後、続けて同じプレイヤがもう一枚札を出すことができます。
ただし、続けて出す札では一閃をするこはできません。
FAQ
Q1 最初の一枚で特殊札が出た場合
A1
壱の札の場合、「+1」「ー1」はそのまま加えます。
「+-1」は後攻側が「+1」or「ー1」を選択します。
「佰の札」の場合は山札に戻し、よく混ぜてからもう一度引き直します。
Q2 「参の型」はどういった効果か
A2
一言で説明すると 「参の札で割斬ができる『場の数』に変更する」効果になります。
なので、この覚醒により、必ず3点獲得できることになります。
「『場の数』より大きい最小の3の倍数に『場の数』を変更できる」について
例えば 場の数が「4」もしくは「5」の時には、
今の場の数より大きい最小の3の倍数なので
「6」になります。
一応ルール上は3の倍数の時にも参の型の覚醒は使用できることになります。
【場の数】→「3の覚醒効果による場の数」で示すと、
【6or7or8】→「9」
【9or10or11】→「12」
【12or13or14】→「15」
・・・
と、この要領で場の数を変更します。
ただし、覚醒により勝負がつかないように 「『場の数』が3以上の場合、」という条件を付けています。
つまり、場の数が「2」の時は使えません。