メンゲ連ハウニ部 @mengere9
ゲーム概要
- 3世紀、ローマ帝国は分裂の危機に瀕していた。軍団兵の反乱、蛮族の侵入…
- 軍団兵に擁立された属州総督のあなたはローマ再興のため、皇帝の地位を目指す。
- 対立するライバル達。でも勝ち馬に乗って副帝の地位を狙うのもアリアリです。
プレイ人数 | 3〜5人 | プレイ時間 | 15〜60分 |
---|---|---|---|
対象年齢 | 12歳〜 | 価格 | 2,000円 |
発売時期 | 2019秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | Gリング | イラスト・DTP | Gリング |
ゲーム詳細
~Introdution~
紀元3世紀。ローマ帝国は危機の時代を迎えていた。軍の反乱により皇帝アレクサンデル・セウェルスが殺害され、各地の軍は新たな軍人皇帝を擁立し、帝国は分裂した。
時を同じくして、ゲルマン人の侵入が活発化し、ローマ帝国はまさに内憂外患であった。プレイヤーは統治する属州の軍団兵に擁立され、帝国に秩序と安定を取り戻さなければならない。
しかし、乱立する軍人皇帝の力は拮抗し、完全な統一は難しい。「皇帝に相応しい人物」を見極め、その覇業に協力することも、またローマのためなのだ。
「Senatus Populusque Romanus(セナートゥス・ポプルスクェ・ローマーヌス(ローマ元老院とローマ市民のために))」
ゲームの目的・勝利条件
プレイヤーは帝国各地で挙兵した皇帝候補の一人です。
全15枚の属州カードに分かれたローマ帝国のうち、[本土]、[西方]、[東方]の同色カード5枚を自分の場に揃えるか、自分の場にある属州カードの「人口」が20以上なったプレイヤ
ーが勝者となります。
皇帝ゲームと初期配置
属州カードは準備段階で全て場に配置します。配置とスタートプレイヤーの決定のため「皇帝ゲーム」をします。全プレイヤーは伏せられた属州カードを1枚選び、「皇帝、だーれだ!」の掛け声で表にします。この時、一番人口の多いカードを引いた人がスタートプレイヤー(皇帝)になります。
皇帝には初期配置として「本国イタリア」が与えられます。その後、14枚の属州カードをよくまぜて伏せたまま全プレイヤー配ります。この時、皇帝は他のプレイヤーより属州カード
が1枚少なくなるようにしてください。
ex.4人プレイ時、A(皇帝)の初期属州カードは3枚(うち1枚は本国イタリア)、B・C・Dはそれぞれ4枚
配り終わったら、全員のカードを表にします。これが、プレイヤーの初期勢力範囲となります。カードが余った場合、中立の場に公開しておきます。
山札カードから3枚ずつ、初期手札を配ります。これでゲームの準備はできました。
手番の流れ
スタートプレイヤーから左回りに進行します。
1.山札から1枚カードをドローします。
2.次のアクションからいずれか1つを実行します。
① 手札を公開してその効果を得る
② 軍団カードによる「遠征」を行う
③ 他のプレイヤーと「交渉」を行う
④ パスする
(各アクションの詳細については、「遊び方説明書」を参照ください。)
3.手札の上限が5枚になるよう、任意の手札を捨て札にします。
手札調整後、次のプレイヤーがドローから手番を進めてください。
山札が無くなったら、捨て札場のカードをよく混ぜて新しい山札を作ってください。
山札カードの説明
山札カードは7種類・全45枚からなります。
「軍団」カード
攻めるも守るも軍団次第。ですが、攻めるも守るも金次第な現金な連中です。
「軍団編成」カード
とはいえ、手駒がなくては困ります。そんな時は現地で新軍団を編成します。
「資金」カード
軍団に給与を支払ったり、元老院に賄賂を渡したり、ローマの政治にはお金がかかります。
「臨時徴税」カード
出費が続いたら、現地人から臨時税を取り立てて軍資金の足しにしましょう。
「蛮族の侵入」カード
三世紀のローマはゲルマン族やらペルシャ帝国やらアフリカ人の蜂起やらでてんてこまいです。
「元老院勧告」カード
プレイヤーの地位(属州総督)は元老院の任命によるもの。配置転換、人事異動も元老院次第。
「凱旋式」カード
民衆に「パンとサーカス」を保障するのは統治者の義務です。もしそれができなかったら…。
勝利後の得点(チップ)配分
勝利条件を満たして皇帝に推挙されたプレイヤーは、共同統治者(副帝)を指名することができます。
副帝を指名する場合 :皇帝と副帝は、それぞれ名誉チップ2枚を獲得します。
副帝を指名しない場合:皇帝のみ、名誉チップ3枚を獲得します。
スタートプレイヤーの決定から、チップの配分までを1ラウンドとします。
4ラウンド目の終了時点で、名誉チップを最も多く持っているプレイヤーが「偉大な皇帝」として高校世界史の教科書に載ります。
「SUPER「ローマ戦略」・遊び方説明書【PDFファイル】
~マニュアルの訂正と補遺~
① 名誉チップの枚数を訂正
副帝を指名する 副帝は名誉チップを1枚獲得(誤)→ 副帝は名誉チップを2枚獲得(正)
副帝を指名しない 皇帝のみ、名誉チップを1枚を獲得(誤)→ 皇帝のみ、名誉チップを3枚を獲得(正)
② 初期手札の配布
初期手札に「凱旋式」がある場合、ただちに凱旋式の処理を行う。
処理後、凱旋式は捨て札となる。初期手札は追加されない。
③ 軍団カードの「解散」
捨て札場から資金カード1枚を獲得する。