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ゲーム概要
- 中島敦の名人伝をモチーフにしたフォロー内外で二段解決するトリックテイク。
- 最初の人と同じ色を出さなくてはいけないが、持っていなければ何でも出せる。
- 一番多くの色を集めよう。しかし最後に勝つと脱落しちゃうぞ。
プレイ人数 | 3〜4人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 1,500円 |
発売時期 | 2019春 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | でじ | イラスト・DTP | でじ |
ゲーム詳細
※これはM33-34ブース「文学ゲーム全集」参加作品です。
中島敦の「名人伝」とは、弓の名人を目指した男の物語です。数々の修行を乗り越え、師匠とも互角になり、ついに弓を持たずとも鳥を射落とす究極の技を手に入れます。さらに修業を続けた男は、ある日知人の家を訪ねたところ、見知らぬ道具を見かけたので何に使うのかたずねました。知人は驚きました。そう、それは弓だったのです。真の名人とは道具すら忘れる常任には計り知れない領域なのです。
【内容物】
5種類のカードが各7枚あります。物語に出てくる修行をあらわします。
このゲームは、できるだけたくさんの種類の修行カードを集めるゲームです。
最初の修行は数値が0〜6の7枚ですが、最後の修行は4〜10の7枚になってます。後半の修行のほうが強いカードと言えるでしょう。
さらに「弓矢のこと」というカードが1枚入っています。
弓矢のことを常に考える、修行のリーダーとなる人物が持つカードです。
【ゲームの準備】
これら36枚を全て混ぜ合わせ、全員に同じ枚数を配りきります。
手札に「弓矢のこと」があったプレイヤーは自分の前に出し、他のプレイヤーの手札から1枚ずつ引いて見ないで捨てます。
さぁ、準備が完了です。
【ゲームの遊び方】
「弓矢のこと」を持つプレイヤーが手札から1枚出します。左回りに順に1枚ずつ出していきます。全員が1枚出したら判定になります。
このとき、「弓矢のこと」を持つプレイヤーが始めた修行と同じカードを持っていたら、かならず同じ修行を出さなくてはなりません。持っていなければ何を出しても良いです。
【判定】
まず「弓矢のこと」を持つプレイヤーが始めた修行だけを見ます。AとBとDが出していて、その中で最も大きいのはDです。Dが「弓矢のこと」を受け取ります。
つぎに、全体を見ます。全体で最も大きいのはCです。Cは今回出されたカードをすべて受け取ります。
こうやってカードを1枚ずつ出し合っていき、手札がなくなったら終了です。
【ゲームの勝敗】
まず、最後に弓矢のことを持っている者は、弓矢のことが忘れられないので名人ではありません。脱落です。何枚カードを集めていても負けです。
つぎに、たくさんの種類(最大5)の修行をした者、つまりたくさんの種類を集めた者が勝ちます。
種類数が同じ場合は、各所の最小のカードを合計し、多い方の勝ちとします。
詳細はマニュアルをご覧ください。
名人伝マニュアルPDF