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幻影探偵団 拡張ルール『猟奇耽異-キュリオシティ・ハンティング-』

¥200

ゲーム概要

  • 12人の容疑者カードに個性を与え、さらに複雑な推理を楽しめます!
  • それぞれ団長、団員になることで使える特種能力が変わります!!
  • 特種能力は、〈死亡〉〈生存〉することで効果を発揮します!!!
プレイ人数 3〜4人 プレイ時間60〜90分
対象年齢12歳〜 価格200円
発売時期2015秋 予約 不可
ゲームデザインRYO イラスト・DTPRYO

ゲーム詳細

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拡張ルール『猟奇耽異-キュリオシティ・ハンティング』は、
『幻影探偵団』に登場する12人の容疑者に個性を与え、
さらに複雑な推理を楽しむための上級ルールです。

通常よりインストに時間をかけますが、初めてプレイする方にも指針ができると好評です。

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■猟奇耽異とは!? 

『猟奇耽異』は、作家・佐藤春夫が海外の推理小説を翻訳した際に、
英語の“curiosity hunting”を訳した言葉です。
現在では『猟奇』という言葉が一人歩きし、別の意味で使われるようになってしまいました。

『奇を猟り、異に耽(ふけ)る』。

まさにボードゲーマーにふさわしい言葉かもしれませんね!

『幻影探偵団』は、二つの意味を持つ“猟奇”にふさわしい作品になるよう、
試行錯誤を繰り返したゲームですが、今回の拡張で完成されたという実感があります。

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拡張ルール『猟奇耽異-キュリオシティ・ハンティング』は、
通常の『幻影探偵団』のコンポーネントに加え、
ポストカードサイズのサマリーを各プレイヤーに配布するだけで楽しむことができます。

サマリーの表面は、拡張ルールでの変更点と、ゲームの進め方がまとめられており、
裏面はそれぞれの容疑者の特殊能力が一覧表になっています。

今回は拡張ルールが、どのように遊ばれるのか紹介したいと思います。

 

 

 

 

■容疑者カードを配る

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〈影男〉以外の12枚の容疑者カードをシャッフルし、
その中から1枚選んで〈髑髏王カード〉にし、

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その後、〈影男〉の容疑者カードを加え、
それぞれのプレイヤーに配るまでは通常ルールと同じですが、
拡張ルールでは、ゲーム開始前に配れた容疑者カードの役割を変更できます(影男以外)。

 

 

 

 

■それぞれの特種能力

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今回配られた容疑者カードを見てみましょう。

拡張ルールでは、容疑者カードに特種能力がつき、
団長、団員になることで、それぞれ違った効果が発揮されます。

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特種能力一覧を見ながら、それぞれの容疑に、どんな能力があるのか比べてみましょう。

特種能力には、宝石チップを複数もらい、髑髏王に〈殺害〉されることで効果を発揮するものと、
『真相解明』が宣言されるまで〈生存〉することで効果が発揮されるものがあります。

自分のプレイスタイルに合わせ、時にはブラフになることを考えながら、
どの組み合わせで自分の探偵団を編成するか、考えどころです。

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今回は、こんな編成にしてみました。
それぞれの能力を見てみましょう。

団長:『宝石商』【蒐集】
【殺害】 宝石チップを5枚以上集めても0Pにならず、3P加算
手札のアクションカードを使えない

団員1:『美少年』【機略】
【殺害】 手札のアクションカード[防]を『歯車』として使える

団員2:『女優』【名演技】
【生存】 女優の正体を外したプレイヤー1人につき、1P加算
女優の正体をすべてのプレイヤーに当てられた場合、1P減点

『宝石商』と『美少年』の能力を上手く活かせば、
宝石チップでポイントを稼ぎ、強力なアクションカードを使えるパワープレイが可能になります。
また、『女優』の正体を隠すことができれば、さらなる高得点が狙えますね。

とはいえ、露骨なプレイをすれば、他のプレイヤーに警戒され、
探偵団の編成がバレてしまうので注意したいところです。

 

 
■編成で変わる戦略 

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容疑者カードの組み合わせは様々ですが、
編成によって、ポイントを稼ぎやすくなるものもあります。

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団長:『軍人』【検閲】
【生存】 上限枚数を超えて捨てた、自分の手札のアクションカード1枚につき、1P加算

団員1:『柔術家』【相討ち】
【殺害】 【殺害】 捨て札置き場にアクションカードがある場合、一番上の1枚をもらう

団員2:『占い師』【霊感】
【生存】 男性容疑者の正体をすべて当てた場合、1P加算
外した場合、1P減点

『軍人』の特種能力は、アクションカードが上限枚数を超えなければなりません。
通常のプレイではなかなか難しい展開ですが、
『柔術家』や『詩人』の特種能力を上手く使えば、アクションカードが一気に増えます。

また、『宝石商』や『男爵』など、宝石チップを集めたい容疑者カードを持ったプレイヤーが、
『軍人』を団長にしているふりをすることもあるので油断できませんね。

 

 

 

 

■影男の活躍!! 

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これまでは記号に過ぎなかった容疑者カードですが、
特種能力が加わったことで、影男の使い方も変わってきます。

『宝石商』『歌姫』『男爵』といった〈殺害〉されることで
効果が発揮される容疑者になりすますことができれば、
他のプレイヤーは警戒することもあるでしょう。

また、『女優』になりすませば、その正体を巡って、
他のプレイヤーを翻弄することもあるでしょう。

なりすます相手次第で、これまで以上に面白い展開が期待されます!!

通常ルールと違い、『真相解明』を宣言できなくても、
2P減点されくなったのも大きな利点です。

 

 

 

 

■大逆転もありえる!? 

〈生存〉の効果は『推理披露』後のポイント計算時に効果を発揮します。

それぞれの特種能力でポイントの加算、減点がなされ、
予想もしなかった大逆転がおこることもあるでしょう。

しかし、『幻影探偵団』の基本は捜査によって得られた情報を分析し、推理することです!!
これに勝る勝利の近道はないでしょう。

今回の拡張ルールで加わった特種能力の効果は、推理するための要素にもなっています。

拡張ルールは、初めての方にはルールが複雑になり、混乱する事もあるでしょうが、
『幻影探偵団』の世界観を十二分に楽しんでもらえる仕上がりになっています。ぜひお試しください!