RAMBLE ODD POTATO @odopo_2p
ゲーム概要
- 嘘を隠すためにカードを使って情報操作を行い貴重な宝を隠し通すことが目的の「富豪」
- 相手が出す大量の情報から、漏れ出る本音を嗅ぎ分け宝を見つけることが目的の「泥棒」
- 相対する2つの立場がせめぎ合う非対称心理戦ゲーム
プレイ人数 | 2人 | プレイ時間 | 15〜30分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 2,500円 |
発売時期 | 2018秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 山岸泰之 | イラスト・DTP | 蛙 |
ゲーム詳細
このゲームのプレイヤーは「相手を騙して宝を隠す側の富豪」と、
「相手の嘘を見破り宝を見つける側の泥棒」に分かれ、ゲームが進行します。
以下概要となります。
詳細を知りたい方は説明書(Google ドライブ)をご覧ください。
●奇妙な扉の先にあるたった1つの宝を見つけだせ!
まず富豪側は8枚のタイルを場に伏せます。
この裏向きに置かれたタイルの中から宝のタイルを見つけ出すことが泥棒の目的です。
富豪はカードを使って泥棒を誘導し、宝以外のタイル(特に罠)を引かせましょう。
うまく罠のタイルを引かせることができたら、泥棒に警備コマが溜まり、4つ溜まると富豪の勝ちとなります。
なるほど、ゲームの目的はいたってシンプル。
「富豪はカードを使って泥棒を誘導する」
この言葉にゲームの全てが隠されています。
それでは、以下でこの点をじっくり解説いたしましょう。
●心理戦を盛り上げるための9種類のカード
富豪は毎ターン1枚ずつ、タイルの上にカードを置かなければなりません。
カードは全部で9種類あります。
などなど、それぞれのプレイヤーが有利になったり、不利になったりする効果があります。
そしてカードが置かれたタイルが表になった時、効果が発動します。
●富豪の心理の全ては、“カードの置かれた位置”に現れる
これらのカードは富豪側のプレイヤーが置きます。
ここで泥棒側のプレイヤーを騙すために一芝居うつわけです。
例えば、このような状況があります。
このように富豪側のブラフと、泥棒側の読みが発生します。
これらを行い、
宝を見つければ、泥棒にX(4−所持している警備コマ数)点
警備コマが4つ溜まれば、富豪に2点
となります。
次は役割を入れ替えこれらを繰り返し、8点先取したプレイヤーの勝利です。
●勝利条件は点を集めるだけじゃない
またゲームの勝利の条件は8点を先取する以外に
・エージェントを4つ与える
というものもあります。
このエージェントはカードの効果です。
与えられたエージェントカードは手元に溜まっていき、サングラスのアイコンが4つとなった時点で、そのプレイヤーの敗北となります。
つまり、ゲームが進むにつれて、相手にとって取りづらいタイルや、有効なブラフが増えていくことになるのです。
MR.SNEAKYの詳細なルールが気になった方は説明書をご覧ください。
説明書はこちら(Google ドライブ)
嘘をつく/つかれる、ことは通常ネガティブな側面が大きいものです。しかし、ことゲームにおいてはそれが普段の生活の中では味わえない“ポジティブな緊張”に変わります。我々はこの妙味が好物で毎回“心理戦”にこだわってゲーム作りを行なっています。
今回も自信を持って「楽しい騙し合い」を表現できたのではないかと思っております。