BrainBrainGames NagasakiBGC
ゲーム概要
- 紙幣に付けた秘密の目印でチームメイトに伝達
- 対する相手チームはそれを暴く
- ゲームが進むにつれ目印が累積されていくレガシーシステム
プレイ人数 | 4人 | プレイ時間 | 30〜45分 |
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対象年齢 | 10歳〜 | 価格 | 700円 |
発売時期 | 2018秋 | 予約 | 不可 |
ゲームデザイン | 齋藤 隆 | イラスト・DTP | 川崎 啓一郎 (ライトワークス) |
ゲーム詳細
「信じられない! この発見は世界を変えてしまう」
南アメリカの古代遺跡で消息を絶った考古学者が最後に打った電報は世界を激震させた。各国は早速、諜報員らを派遣。アンデスにある小さな酒場は諜報員たちの集う場所となった。彼らは考古学者が遺した謎を分析し本国に報告しなければならない。しかしこの狭い酒場では敵国の諜報員も肩を並べて座っている。情報はどんな方法を使っても漏れてしまうように思われた。苦慮の末、古典的な情報伝達法を用いることにした。村で使用される奇妙な紙幣を利用した二進伝達法、コード名『ニワトリかラマか』である。
あなたは諜報員となり、酒場にいる味方の諜報員と情報を交換します。現地の紙幣を巧みに使い情報を交換してください。酒場には敵国の諜報員もいます。情報が漏れないよう細心の注意を払う必要があります。成功を祈ります…。
(フレーバー考案: tak)
※ 「おしゃべりサニバ 第126回」にて詳しく取り上げて頂きました! (52分頃~)
「ニワトリかラマか」は、お札を使ったゲームです。
一般的にカードゲームは、背面に印が付くとゲームにならなくなってしまいますが、このゲームでは違います。あえて目印を付けていくことでチームメイトとコミュニケーションを取ることを目指します。
あの折り目、怪しいよね…?
このゲームのお札はオモテ面はすべて同じですが、
ウラ面はニワトリが描かれたものとラマが描かれたものの2種類あります。
■How to Play
1) 2対2のチーム戦です。チーム同士が向き合うように座ります。
2) 始めににどんな目印をつけるかチームメイトと秘密の打ち合わせをします。
打ち合わせができるのはこの時だけなので入念におこなってください。
例)ラマ札はカド2ヶ所を折る、ニワトリ札には左右のニワトリマークに折り目をつける、等
3) 手番プレイヤーは山からお札を5枚引き、裏面に描かれたマーク(ニワトリかラマか)を確認します。そして枚数が少ない方を宣言します。
この場合ニワトリが3枚、ラマが2枚なので枚数が少ない方の「ラマ」と宣言します。
この宣言したお札をチームメイトに当ててもらえるよう、
事前に打ち合わせした目印(折り目等)をつけます。
4) お札はシャッフルして並び順をランダムにした後、伏せた状態でテーブルに並べます。
これを見て、まずはチームメイトが秘密裏に回答します。
次に相手チームも同様に目印から推測し(この時は自由に議論してOK)回答します。
チームメイトが秘密に回答する際は、このチップを手に握るか紙にメモします。
相手チームが回答する時は、該当するお札を指差します。
※少数派のお札は2枚の時と1枚の時と0枚の時の3パターンありますが、
2枚の時は2枚とも当てなければ当てたことになりません。
5) 回答が出揃ったら答え合わせです
相手チームが的中: | 相手チーム5点、味方は0点 |
相手チームが外した: | 味方が当てれば4点、外れなら相手チームに3点 |
味方が外したら相手チームに点が入るので、
必ず味方には伝わるようにしなくてはなりません。
ただし、あまりにも直球な目印だと相手に簡単に見破られてしまいます。
「ブラフを混ぜるのじゃ…」
6) これを役割を替えて繰り返します。
お札に残された目印はゲームが進むにつれて増えていきます。
それらはヒントにもなればノイズにもなるでしょう。
こうして先に15点を取ったチームの勝利です。
詳しくはこちら
http://boardgame.web-saito.net/chickenLlama/
(ルールブック、2人用ルールも公開してます)