酔いどれ趣造 @Oh_sakeee
2021春「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」でデビュー。
2022秋「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」発表。
2023春「Trick o' Roof」発表。
2023秋「指輪を落とさないで」発表。
2024春「TAKEトリックの翁」発表予定。
シンプルながら噛み応えのあるゲームを目指して活動中。
ブログ一覧
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- 2023秋新作 指輪を落とさないで
- お久しぶりです!酔いどれ趣造です。 2023年秋ゲムマが目前に迫っている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 酔いどれ趣造は4作目「指輪を落とさないで」をお届けすべく鋭意活動中です。 今作は指輪が指から落ちていく様子を、持ち点が減っていく動きでイメージしたトリックテイキングです。 スートごとのカードの枚数が不均衡で、リードをフォロー出来ないときに"勝ち馬に相乗り"することが勝利の鍵となります。 【動画できました!】 https://www.youtube.com/watch?v=VN2neOnmoBk 【予約フォーム】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdGgeXZPjplitevSGn1cJ9GIuJu5UqccOmGDUpFSKn3DG2uTQ/viewform 説明書↓↓
- 2023/11/22 23:54
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- 2023春新作 Trick o’ Roof (トリコルーフ) パッケージに居るおじさん2人の紹介
- パッケージについてその② 今回の新作のパッケージには、2人のおじさんが描かれています。 「おじさんがパッケージにいるゲームは外れない」という半ば冗談のような通説がまかり通るくらい、パッケージにおじさんが描かれたゲームが数多くあります。 パッケージイラストを描いて下さったみのすみすさんに無理を言って登場させてもらったおじさんたちには、ゲームには全く関係の無い、ちょっとした設定があります。 おじさん2人の立ち絵と共にご紹介させていただき、Trick o’ Roofのパッケージを好きになって頂けたら幸いです。 ◆神経質な役人 フィリッポ・セッコ 52才、妻子あり。 白髪交じりの髪を綺麗に撫でつけるのが毎朝の日課。 毎朝鏡を占領することを妻や娘から非難されており、下請けの職人に嫌味をこぼしてはガス抜きする痩せぎすの男。 出世レースを外れ、日々をつつがなく過ごしてきたが、突然降って湧いた大きな事業のポストに思わず飛びついた。 あまり口をきいてくれない娘や、しわの増えてきた妻へ旅行でもプレゼントしてやろうと奮起するも、朝令暮改の新市長の指示に困惑気味。 ただし、職人には舐められてはいけないので高圧的に、声高に屋根の塗り替えを命じている。 ◆職人のおじさん フェデリコ・ヴィーノ 46才、妻あり、子供なし。 ぽこんと前に突き出たおなかは20代の頃から諦めている。 夫婦仲は良好なものの、お酒の量をちくちく指摘されるのが嬉しくもあり、鬱陶しくもあり、なところ。 若くして親方から独立したが、人気の職人にはなれず、時折元の親方のところで頭を下げて仕事を回してもらうことも。 最近、見習いの少年を雇い入れることができたので、そろそろ大きく評判を上げる仕事をしたいと意気込んでいる。
- 2023/4/7 0:32
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- 2023春新作 Trick o’ Roof (トリコルーフ) コンポーネント紹介その①
- コンポーネント紹介その① メインシート ゲーム中、赤、青、黄色のクリアチップが載るメインシートです。色とりどりの屋根が美しい背景はみのすみす様作です。 クリアチップを置くマスの外側には、DTPをお願いしているナカタヒサ様に街灯や猫をあしらって頂きました。 プレイヤーはクリアチップや後日公開する依頼カードを確認しつつ、このメインシートとにらめっこすることになります。 裏面にはマス等の要素を載せない、みのすみす様のイラストがそのまま印刷されるので、プレイ後にゆっくりとご覧ください。
- 2023/4/7 0:18
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- 2023春新作 Trick o’ Roof (トリコルーフ) パッケージイメージが出来ました!
- ご無沙汰しています。酔いどれ趣造です。 前回の告知からはや3週間...ゲムマ前は時間が過ぎるのが早いですね。 さて、来るゲームマーケット2023春に向けて制作中のTrick o’ Roof (トリコルーフ) パッケージイメージが出来ました!! 近世地中海地方の街並みをイメージした、カラフルな屋根が連なる美しいイラストはみのすみす様(https://twitter.com/201502s)に描いて頂きました。 屋根の上のコミカルでキュートなおじさん2人もみのすみす様のデザインです。 ゲーム中のカード裏面に使用する2人の立ち絵も後日公開します!
- 2023/3/30 23:35
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- 2023春新作 Trick o’ Roof (トリコルーフ) 制作中!
- お久しぶりです!酔いどれ趣造です。 来るゲームマーケット2023春向けの新作を製作中です。 タイトルはTrick o’ Roof (トリコルーフ) プレイヤーはとある街の屋根塗り職人となり、役所の指示や住民からの依頼に応えて屋根を赤・青・黄の3色のペンキを使って塗り替えていきます。 依頼の状況次第ではついさっき同僚が青く塗った屋根をすぐに赤に塗り替えてしまうことも...。 トリックテイキングの要素を取り入れた施工会議で、意見が通らずに他の職人のアシスタントとしておこぼれを預かるのも時には勝利への近道! 「さて諸君、ペンキの準備はどうだね?」 トリックテイキング+チップ配置 ペンキ塗り職人たちの仁義なき屋根塗り合戦勃発!! ◆◆◆ トリックテイキングで手番順を決め、街の屋根をイメージしたマップにチップを配置し、赤・青・黄の3色からなる、お題の並びを作れたら得点となります。 お題の並びは早い者勝ちで獲得されていくのでトリックで勝ちたいのはもちろんですが、トリックで下位だったプレイヤーも町の屋根やお題の状況によって優位を取れたり、トリック中、リードをフォロー出来なかったプレイヤーにも得点のチャンスがあったりなど、一筋縄でいかない仕掛けを盛り込んでいきます! 続報をお楽しみにっ!!
- 2023/3/6 0:43
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- サバトのマジョたち 値下げして持ち込みます
- ボードゲームファンの皆様、酔いどれ趣造です。 ゲームマーケット前の週末も終わろうとしており、ゲームマーケット2022秋がすぐ目の前までやってきましたね。 酔いどれ酒造は新作、絶品点心食べ(罪)放題系パズルゲーム「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」を持って参加します! また、前作2Wayトリテ「サバトのマジョたち」も少量持ち込み予定です。 先月のイベントより、1000円に値下げして頒布しておりますので、気になるけど手を出していなかった方や、1000円札1枚で長く遊べるトリックテイキングをお探しの方はこの機会にぜひ、手にして頂けると幸いです。 それでは当日、ア-37にてお待ちしております。 週末まで風邪などひかぬよう気を付けましょう!!
- 2022/10/23 22:03
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- 医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ みんなのいぶくろ♪
- 【作品ページはこちら】https://gamemarket.jp/game/179814 酔いどれ趣造第2作「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」ではひと目見ればよだれがタラリ、もう一度見ればおなかがぐぅ、な絶品点心のカードを使って遊びます。 ゲームマーケットまで1週間を切った本日は食べ物を詰め込んでいく胃袋の数々をご紹介します。 ゲームマーケット当日でも、プレイ後でも、「そうはならんやろ!」という突っ込みお待ちしております!笑 胃袋のデザインはタイトルロゴもご担当頂いたナカタヒサ(https://twitter.com/nakatahisa)さんにお願いしました。
- 2022/10/23 12:05
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- 医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ お品書き④
- 【作品ページはこちら】https://gamemarket.jp/game/179814 酔いどれ趣造第2作「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」ではひと目見ればよだれがタラリ、もう一度見ればおなかがぐぅ、な絶品点心のカードを使って遊びます。 ゲームマーケット当日までの間、ゲームの中心となる「点心カード」に描かれた4種類のメニューをご紹介していきます。 今回は第4弾、滋味深い味わいの「黒豚焼売」です。 10月29日当日、酔いどれ酒造は壁際(おそらく)のア37にてお待ちしております。 ターンテーブルに料理が載ったポスターを掲げる予定です。 是非、おなかを減らしてお越しください。
- 2022/9/25 18:37
- 酔いどれ趣造
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- 医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ お品書き③
- 【作品ページはこちら】https://gamemarket.jp/game/179814 酔いどれ趣造第2作「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」ではひと目見ればよだれがタラリ、もう一度見ればおなかがぐぅ、な絶品点心のカードを使って遊びます。 ゲームマーケット当日までの間、ゲームの中心となる「点心カード」に描かれた4種類のメニューをご紹介していきます。 今回は第3弾、熱々ジューシーな「肉汁餃子」です。 10月29日当日、酔いどれ酒造は壁際(おそらく)のア37にてお待ちしております。 ターンテーブルに料理が載ったポスターを掲げる予定です。 是非、おなかを減らしてお越しください。
- 2022/9/25 18:31
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- 医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ お品書き②
- 【作品ページはこちら】https://gamemarket.jp/game/179814 酔いどれ趣造第2作「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」ではひと目見ればよだれがタラリ、もう一度見ればおなかがぐぅ、な絶品点心のカードを使って遊びます。 ゲームマーケット当日までの間、ゲームの中心となる「点心カード」に描かれた4種類のメニューをご紹介していきます。 今回は第2弾、パリパリ食感が楽しい「薄皮春巻」です。 10月29日当日、酔いどれ酒造は壁際(おそらく)のア37にてお待ちしております。 ターンテーブルに料理が載ったポスターを掲げる予定です。 是非、おなかを減らしてお越しください。
- 2022/9/25 18:28
- 酔いどれ趣造
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- 医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ お品書き①
- 【作品ページはこちら】https://gamemarket.jp/game/179814 酔いどれ趣造第2作「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」ではひと目見ればよだれがタラリ、もう一度見ればおなかがぐぅ、な絶品点心のカードを使って遊びます。 ゲームマーケット当日までの間、ゲームの中心となる「点心カード」に描かれた4種類のメニューをご紹介していきます。 今回は第1弾、食べ応え抜群の「特大肉饅」です。 10月29日当日、酔いどれ酒造は壁際(おそらく)のア37にてお待ちしております。 ターンテーブルに料理が載ったポスターを掲げる予定です。 是非、おなかを減らしてお越しください。
- 2022/9/25 18:15
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その④
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 ■ラ・ヴォアザン ●フランス(パリ)出身 ●薬調合師。 あらゆる悪党、ご婦人達の良き相談役として裏社会で広く知られている魔女です。 媚薬や毒薬の調合を得意とし、脛に傷持つ者たちからは「三流の調停役」と呼ばれています。 姉が大魔女として知られ、さらに一流の薬師である兄を持ち、彼らに対して積もりに積もったコンプレックスが彼女を兄姉の毒殺に駆り立てますが、相手が相手なので毒殺はいつも成功しません。 欧州各地に顧客を抱え、西に夫との関係に悩めるご婦人あれば薬瓶を持って馬車に乗り、東に恋する乙女あれば毒の材料を持って駆けつける、多忙な日々を送っています。 顧客の中には各国の王室に連なる貴婦人もおり、口止めのために、彼女から要求せずとも多額の謝礼を受け取って裕福な暮らしをしています。 下戸の酒好きな面があって毒酒を調合すると味見せずにはいられず、その翌日は何故か乱雑に切り刻まれた生魚や毒草、薬草が食卓の上に散乱し、真っ青な顔をして片付ける羽目になるのですが酒を止めることが出来ません。 今回の舞台となる村には雨で川が氾濫し、足止めを食ってしまったので仕方なく滞在しています。 サバトへは当然のように自作の毒酒を持参しており、誰彼構わず味見(毒見)をさせています。 「この世のある種の物には毒があって、それは例えば祝福を受けていないという事がそれです。 つまり、ある種の暗闇で生きる魚。それと全く同じなのが何も見ず生きる人々。 王に仕える者達も、レジスタンス達も、真理を知らず、暗闇で生きる魚に過ぎないのです」
- 2020/3/21 21:00
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その③
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ペス・カンポサント】 ●カスティーリャ地方出身 ●ドイツ文学の研究者。 比較的裕福な家庭で三人姉妹の末っ子として両親から人形の様に愛されて育ちます。 ぱっちりとした大きな目を褒められるのが大好きで、蝶よ花とちやほやされる天真爛漫な少女を幼いながらに演じ、その実は美味しいものを一番もらって、まずい時には一番に逃げるという、最も得をして損をしない生き方を身につけた飄々とした女性です。 大人になっても見た目が幼げなので、幼少時代と同じく上手に世渡りをしています。 常に黒い服を着ていますが服の好みは特に無く、オーストリアの女性詩人インゲボルグ・バッハマン(詩人)に対して喪に服しているようです。 文学研究と称して気に入った詩人の墓を巡り歩き、こっそりと墓あばきまでやってしまう行き過ぎた探求心を理解されず、周りの研究者のみならず多くの人々から魔女と揶揄されています。 ただ、もともと両親にすり寄る大人や、過剰に媚びへつらう同年代の友人を見て育っているため人間そのものにあまり興味が無く、時折つるんでいる魔女すらも心の中で小馬鹿にしています。 気分の良い晩には髑髏のランプを片手にバッハマンではない詩人の墓へ赴き、墓の前でわざわざ彼女の詩集を読むような皮肉屋でもあります。 今回の舞台となる村には、フランスでのフィールドワーク(墓巡り)を一段落させて自宅へ帰る途中で偶然立ち寄りました。 悪魔そのものには興味はありませんが、人を惑わすといわれる悪魔の言葉遣いを知るためにサバトへ参加します。 供物として以前あばいた墓で手に入れた、打ち損じて頭が曲がった錆だらけの釘を用意しています。 ●「淑女でもないし、悪人でもない。何と呼ばれようと、私はただ私という肉の塊なんですよ。 私の魂はそんなものを無視して、己の成すべき事をするだけですよ。」
- 2020/3/21 9:00
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その②
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ニャルコ・ピラール】 ●カタルーニャ地方出身 ●貧しい農家に生まれ、幼いころから手癖が悪く村で盗みを働いていた為、周囲から嫌われ、疎まれる幼少時代を過ごします。 ある日、嫌味な政治屋のパーティからボガバンテ(巨大な海老)を盗んだ時、海老が牙の生えたカラスに変わり、彼女は世の定めから永遠に外れた者、世の理の破壊者(魔女)となってしまいます。 カネは下から上へ、農村から都市へ、貧民から富裕層へと流れるのが世の常であり、ムラ社会が都合良く回るためのルールでした。 権力を握る者から富を奪うということはこの、狭いムラ社会に関わる全ての者が思い込んでいる暗黙の了解を破る行為であり、あり得ぬ所業でした。 さらに彼女は周りの大人からの「こそ泥としてろくでもない生涯を送る」という見方、半ば宿命のようなレッテルを捨て去り、はぐれ者として生きる道を選びます。 故郷を追われるように飛び出した彼女は、貧しいものがいつまでも貧しく、富める者が肥え続ける世の定めにとって代わる、神の理を求めて彷徨い続けることになります。 満足に衣服も与えられない貧しい家庭で育ち、くすねてきたり拾ったりして靴はいつも片方ずつ違うものしか履けなかったため、足元が2足揃っているとどうにもしっくりきません。魔女として人から忌み嫌われる発端となった「盗み」のシンボルとして、大人になった今でも片方ずつ違う靴を履いています。 海老が変じたカラスは追い払っても追い払ってもそばへ戻ってきてしまい、何をするでもなく彼女を観察しています。 今回の舞台となる村では美味しい豚の腸詰が有名で、彼女は酒場の周りを良くうろついているようです。 サバトへはカラカラに干からびた海老の殻をポケットから引っ張り出して参加しています。 長身で、ぼさぼさの髪が腰よりも下まで伸びています。 世の中や自身を達観した見方で見ており、人当たりも悪くないのですがあまり他者と積極的に関わろうとしません。 「人生は、ひとたび常識から外れたら、もう神の幕屋の外。 巣から離れた鶏は、もう知性の泥の上で眠る事は出来ても、無知の床で惰眠する事は出来ないんですよ」
- 2020/3/20 21:00
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- 登場する魔女の紹介その①
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ポリリャ・デ・クルパ】 ■ポリリャ・デ・クルパ(罪の蛾) ●ガリシア地方出身 ●若いころサンタ・アンドレス教会に一度も礼拝に行かなかった為、ある日神の恩寵を失ってしまいました。 スペインの都市部を嫌い、文学、政治、言語等すべてにおいて故郷ガリシアのものを愛し、ガリシア地方主義の活動家でもありましたが、突如脱退。 毒舌家であり、痛烈な皮肉が軋轢を生んだとされています。 その一例として「神だって糞をする」という発言がもとで、信心深い仲間と激しい口論をしたこともあったようです。 地方主義活動を捨てて以降ガリシア地方そのものを嫌悪し、ガリシア各地で悪さをする魔女となり、墓場を渡り歩くサンタ・コンパーニャ(亡霊行列)の百人隊長と恐れられる程になります。 さんざんガリシア中を荒らしまわった後ガリシアを離れ、南ヨーロッパ各地で悪事を働くようになり、悪名は欧州全土へと広まっています。 元々頭が良く器用なので、黒魔術だろうと、悪意のあるまじないだろうと、上々にこなす悪党です。 性悪で天邪鬼なところがあり、人のために動くことはありません。 今回の舞台となる村には、悪魔を召喚する村があるという噂を聞きつけて興味本位で立ち寄りました。 サバトへは胡椒病で箱ごと大量死した蚕のミイラを持って参加します。 ジプシーの血が流れており、各地を放浪する現在の生き方を気に入っています。 ●「己自身の本性を全てつかみ取るなんて、そんな恐ろしい事、全く御免ですものね。 そういった事は、精霊だとか、坊主とかに好きなだけやらせておくようにしますわ。」
- 2020/3/20 9:00
- 酔いどれ趣造