TDS https://twitter.com/NanaTuchi
アナログゲームをつくります。
どうぞよろしくお願いします。
- 【再掲】 取り置き予約受付中!(2017秋-C)
- 2017/11/26 22:05
・承前の承前
本記事は、2017年11月19日に投稿されたものの再投稿記事となります。
再投稿の主旨は、本サークルがまだ取り置き予約を受け付けていることの周知、
ならびに頒布作品「楽園の方舟」のゲーム内容をより多くの方へお知りおき頂くことになります。
お目汚しかと存じますが、まだご覧になっていらっしゃない皆様はぜひご一読頂ければ幸いです。
(もしよろしければ、一度ご覧になった皆様ももう一度お読み頂ければ大変嬉しく思います。)
・承前
さて、秋もいっそうと深まり肌寒い季節になって参りましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
当サークル「TDS」は、ゲームマーケット2017秋に出展が確定してからというもの、日々楽しく広報活動に勤しんでおります。
堅苦しいのはこのあたりにしておいて、本文の方をざっくりと進めさせて頂きますね。
ゲームマーケット2017秋、サークルTDSの頒布作品について取り置き予約を受付させて頂いております。
TDS取り置き予約フォーム
すでに多数のご予約を頂き、まことにありがとうございます。
持ちこみ数の目安にもなりますので、さらにご予約を頂くべく、今回の記事を出させて頂くこととなりました。
用意した郵送用のダンボールにはまだまだ空きがありますので遠慮なくお申し付けください。
(なんならあと1つや2つぐらいなら追加で用意できますし)
この記事をご覧頂いた上でご興味を持って頂きましたら、取り置き予約の活用をご検討頂ければ幸いです。
・ブース情報
ブース名 | TDS |
出展日時 | 12/2(土)のみ |
ブース番号 | H006 |
主な出展作品 | 「楽園の方舟」、「楽園の方舟・小拡張」 |
「サルトリイヌイ」 | |
「狐狗狸太陽」、「狐狗狸太陽_5人用拡張」 |
・頒布物情報
詳細については、以下の記事をご覧ください。(2017秋に頒布する作品のポータル記事です)
・取り置き予約受付品ピックアップ紹介C
まだ取り置き予約してますよ、ということをお伝えするだけというのも何ですので。
今回は取り置き予約を受け付けている作品の一部をピックアップしてご紹介していこうと思います。
3日連続投稿最後の作品はこちら、「楽園の方舟」です。
「楽園の方舟」 ゲーム基本情報
初出: | 2017年 ゲームマーケット春 |
ジャンル: | ワーカープレイスメント、リソースマジョリティ。 |
プレイ人数: | 2~4人 |
プレイ時間: | 30~45分 |
推奨年齢: | 12歳以上推奨。 |
頒布価格: | 2500円(ゲームマーケット頒価) |
特記事項: | ゲームマーケット2017春 新作評価アンケート24位 平均評価 3.72(最高5.00) / 評価母数 36 |
ゲームマーケット2017春後に行われた、新作評価アンケートにおいて高い評価を頂いたこの
「楽園の方舟」は、6ラウンドという短い期間に祭礼品・動物・植物といった島の資源の収集や、
脱出のための方舟の建造を進めていく本格的なボードゲームです。
いわゆるワーカープレイスメントと呼ばれるシステムを採用していますが、本作は少し変則的な
ワーカー配置のルールがあり、それがゲームをより悩ましく彩っています。
セットアップをするとどんな形になるのか、まずはその全景をご覧ください。
さて、とりあえずざっと広げてみると、こんな形でセットアップができました。
画面奥側にあるのが共通スコアトラックで、それぞれのプレイヤーを表すのは各プレイヤーの
担当する部族を表すマークが描いたチップです。 スコアトラックの左隣には大量の資源チップ
が置かれています。ゲーム中、必要になればここからチップを個人ボード上へと持ってくる訳です。
画面手前に見えているのが個人ボードです。4枚ありますが、それぞれに差異はありません。
各プレイヤーはそれぞれ3体のワーカーコマ、10個の建材キューブを持ってゲームを始めます。
また、自分がどの部族かを忘れないために、部族を表すカードも所持します。(裏面はサマリです)
赤色のプレイヤーのところにはサイコロがありますが、これはラウンドマーカーおよびスタートプレイ
ヤーマーカーになります。
いよいよ画面中央ですが、まず中央の大きなペーパーボード。これがメインボードになります。
プレイヤーはワーカーコマを、このメインボード上に配置していきます。全員がワーカーコマを
置いた後で、メインボードに書かれた記号・番号の順番に従ってワーカーコマがメインボードの
右側に並べられる土地カードの上に送られます。(画像ではまだ土地カードが並べられていません)
メインボードの上に、青色のカード山とオレンジ色のカード山がありますね。これが土地カードです。
土地カードには2~3マスのアクションマスがあり、ワーカーコマはこの上へ自動的に送り込まれます。
メインボードはプレイ人数に応じて3~4の列があり、土地カードはそれら各列に2枚ずつ並ぶことに
なります。
メインボードの左側に置かれているのが方舟カードです。プレイ人数に応じてランダムに配置されます。
アクションの結果、建材キューブがここに置かれていき、最終的な得点源などになります。
実際にゲームが始まってみると、どんな風に盤面が変わるのでしょうか。
ちょっとだけラウンドが始まったときの盤面を見てみましょう。
1ラウンド目のワーカーコマのプロット(メインボードへの配置)が終わったところです。
このワーカーコマのメインボードへの配置、実は特殊なルールによって制限されています。
そのルールとは、「1つは必ず右側に、もう1つは必ず左側に、それぞれ詰めて配置すること」
メインボード上のワーカーコマは、どの色のものもすべてこのルールに則って配置されています。
この配置ルールによって、他プレイヤーの動向を注視しながら、最大限得するところにワーカー
コマを配置するという妙味が生まれ、他プレイヤーとの強すぎず弱すぎないインタラクションが発生
します。
また、手番が早いほど他プレイヤーの妨害を気にする必要があり、最後手番でも選択肢が残ること
が多いため、手番順によるプレイヤーの有利不利が実際には軽減されているところもポイントです。
この後、メインボードから右側の土地カード上のアクションマスにワーカーコマが順番に送られ、
それぞれのコマに応じたアクションが発生します。これを6ラウンド行い、最終的には他プレイヤーと
資源の数や方舟建造の貢献度を競い合い、それぞれの基本点とマジョリティボーナスを獲得します。
それらに各自がゲーム開始時に持つ使命カードの達成具合に応じてもらえる勝利点を合算し、
もっとも勝利点の高いプレイヤーが、新天地での民衆を導く長としての座を得ることになるのです!
いかがだったでしょうか。
「楽園の方舟」は変則的なワーカープレイスメントのシステムを搭載する、いわゆるゲーマーズ
ゲームに該当する奥深さを持つゲームです。しかし、その一方で、どのアクションをとっても
マイナス要素がなく、一回一回が比較的短いので遊びやすいため、あまりボードゲームを
遊んだことがない方にもおススメできる、間口の広い作品です。
ぜひとも手に取って頂き、2回3回と遊んでもらえれば、このゲームの持つ独特の面白さ、
ゲームとしての噛みごたえの深さを感じ取ってもらえると思います。
TDS取り置き予約フォーム
どうぞよろしくお願い申し上げます。