ゲームNOWA @KABU_KEN65
創作ゲームサークルのゲームNOWAです。
本年の目標は、遊び易さを最優先した作品作りです。
GM2024京都は先日のCFで「1174%」達成の『ツクル10テン』と、あの「かに将棋」(2014年)が装いも新たにパワーアップした「えびかに将棋」。また2024秋では、サークル初のシリーズもの『いきものボックスvo.1』(2作品同時収録)を出展します。
いきものボックスは大人気『モンスターヘクス』を手掛けて下さった、イラストレーターのたかみまことさんです。
乞うご期待‼
- 戦国ドミノ「総大将タイル」と「またぎ置き」について
- 2017/11/17 10:43
前回は戦国ドミノの主要コンポーネントの1つ、戦力タイルの説明と、ゲームの流れの①出陣、②戦場配置(1)戦力タイル配置の基本的な配置の仕方をご説明しましたが、今回は(1)戦力タイル配置の中でも特殊な効果を持つ《総大将タイル》、戦力タイルが配置できなかったときの処理、戦略の要の1つともいえる、《またぎ置き》についてご説明します。
■総大将タイル
ゲーム中に1度だけ使用可能な「0.5/0.5(1)」の戦力を持ち、どの配置済みのタイルにも隣接できる特殊タイルです。
但し、「戦場一」に一番最初に戦力タイルを配置する(城マスに隣接させる)プレイヤーは、まだ戦場に配置済みのタイルがないため、総大将タイルを配置することはできません。
総大将タイルには以下の2つの使い方があります。
①総大将タイルで出陣した場合、手番トークンを判定エリアの「1」のマスに置くことで最も早い手番順になります。
②出陣中(配置前)の戦力タイル(配置可能・配置不可能を問わず)をゲームから除外して、代わりに総大将タイルを配置することができます。
(例)赤は3/4(7)の戦力を宣言(①)、その後1/3(4)の戦力を宣言した黄が先に配置した結果(②)、赤は配置できるマスがないため、それをゲームから除外して「総大将タイル」を配置しました。(③)
※1. 総大将タイルでの出陣でバッティングした場合、通常の戦力タイルの処理と同様に「×マス」に手番トークンが置かれ、配置順も最後になります。
※2.戦場に配置する際、総大将タイルに直接隣接できるのは、総大将タイルだけですが、戦力タイルの場合は配置済みの戦力タイルに隣接させた結果、 総大将タイルに隣接するのことは可能です。
■宣言した戦力タイルが配置できなかった場合
宣言した戦力タイルを配置できなかった場合、タイルは裏向きにしてゲームから除外し、手番が終了します。
※合戦中の戦場エリアにおいて、戦力タイルを配置できる場合、必ず配置しなければなりません。
■またぎ置き
合戦中の国境マスを踏んでさえいれば、他の戦場エリアへもまたぎ置きができます。(①、②)
それにより、戦場二や戦場四にまたぎ置きした戦力タイルのマークへ隣接させてまたぎ置きすることも可能です。(③)
※合戦中の戦場の勝者が確定するまでは、またぎ置き以外で他の戦場エリアへ配置することはできません。(④)
例えば、上図の①のケースのように、もうそのマスに配置しても勝ち目がない場合でも、次の戦場または、最後の戦場への布石として、現在の戦場に「1」、次の戦場へ「5」という配置によって、戦いを優位に進めることも可能です。また、合戦中の国境マスを踏んでさえいれば、またぎ置きができるため、現状の戦場には1マスしかない箇所でも、直前の戦場の空いている国境マスへまたぎ置きすることで、戦況を変えることも可能です。
次回は「花道獲り」と「城獲り」についてご説明します。
※先日まで公開していたルールは暫定でしたが、ようやく最終版ができました。
ルールはこちら。