ハッピーゲームズ

ボードゲームを制作しているハッピーゲームズです。
4年半ぶりの完全新作は『オウムガエス』。
過去作に2人用ブラフゲーム『傾国-KEIKOKU-』、推理型対戦ゲヱム『幻影探偵団』、『グラギャモン』シリーズ、アニメ原作のサバイバルホラー・カードゲーム『迷家-マヨイガ-The Lost Village』ダイスをコマとして使ったアブストラクトゲーム『ZIXZA ジグザ』など。

グラギャモンのデザイン
2017/10/18 16:03
ブログ

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奇抜なデザインが注目されている『グラギャモン』ですが、
通常のバックギャモンにはない工夫がいくつもあります!

今回は通常のバックギャモンと比較しながら、
『グラギャモン』の魅力を紹介いたします。





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バックギャモンは東京ハンズやamazonでも購入できる一般的なものです。
アタッシュケース型の二つ折りの仕様になっています。



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ゲーム盤にはコマの配置場所が記載されていません。
初心者の場合、説明書に掲載された図を見ながらコマをならべることになります。

バックギャモンでは、プレイヤーの向きによって
コマの進行方向が右回り、左回りに変わるので、
はじめてプレイする方にとって混乱する要素ですね。

また、後日再プレイした際に、向きが変わると、
初期配置や進行方向を間違えやすく、
バックギャモンのルールをわかりにくくしていました。



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ゲーム盤は左右対称のシンプルなデザインゆえに、
ルール説明されていても、
『インナーボード』や『ベアイン』『ベアオフ』といった
バックギャモン特有の用語やルールが、
どうしても頭に入りにくいものです。



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それでは『グラギャモン』のゲーム盤がどのようになっているか見てみましょう。

全体を見渡すと、左右非対称のデザインになっているのがわかります。
それぞれの進行方向を固定し、ゴール地点にイラストを配置しているので、
どちらの方向にコマを動かすのかわかりやすくなっています。


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初期配置をする場所も、ハート型のデザインが盛り込まれており、
はじめてプレイする方でも間違えることはありません。


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コマを置くポイントの下部には、
『ピップ(ゴールまでの距離)』が表示されているので、
プレイヤーの計算の助けになります。

初心者にインストしたり、レクチャーする際も、
ピップを使ってわかりやすく説明することができますね。



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ゲーム盤のデザインは、ピンボール台のイメージをバックギャモンで再構成したものです。

『インナーボード』や『ベアイン』『ベアオフ』といった
バックギャモン特有の用語がゲーム盤のデザインに盛り込み、
各プレイヤーのコマの進行方向もヤジルシで表示されています。



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『グラギャモン』では世界観に合わせ、ダイスカップは使わず、
ショットグラスにダイスを投げ入れるルールになっています。

グラスの中で跳ねるチリイィィィィン!!というダイスの音色は格別です!!



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『グラギャモン』でももちろんポイントマッチも可能です。
ダブリングキューブの代わりにゲーム盤にレイアウトされた
ダブリングポイントがゲームを盛り上げます!




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『グラギャモン』でのプレイに慣れることで、
バックギャモンのルールをすんなりと理解できます。

バックギャモンというゲームを好きになってもらえれば、
通常のデザインのゲーム盤で遊ぶときも、
初期配置やルールに戸惑うことはないでしょう。




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『グラギャモン』はバックギャモンの間口を広げ、
多くの方に遊んでもらえるために何が必要かを検討しながらデザインしてきました。

ゲーム盤を布製の折りたためる仕様にしているので、持ち運びも楽です。

自宅はもちろん、ゲーム会や、行きつけのバー、旅行先など、
いろいろな場所で手軽に楽しんでもらいたいですね!