いっぽ @ippo_3x4
どうぶつしょうぎを学ぶ人・教える人・楽しむ人。
だれもが「どうぶつしょうぎ」を楽しめるように、
いっぽは、みなさんのお手伝いをします。
- 【2016春】「タコツボ」復刻版を発売します
- 2016/4/28 10:18
2016春特設ブース「どうぶつしょうぎと仲間たち」(いっぽ)では、読む楽しさを伝える2人用アブストラクトゲームの体験と販売を行います。
「タコツボ」は20年前に将棋観戦記者の東公平氏が「どうしたら日本の人にもっとチェスや将棋の楽しさを伝えられるだろう?」と考えて作ったゲームです。ルールはもちろんのこと、イラストも!
東公平氏は絵本作家の東君平の兄。素朴でちょっとユーモラスなタッチは、どことなく通じるものがあります。
ゲームはサカナ達が海の中を泳いでいきます。泳げるのはナナメ前の青い海のマスだけ。後ろには戻れません。
生き物たちは相手の向こう側が空いていて、跳び越すことができるとき、跳び越しながら相手の生き物をつかまえます。つかまえたら海の外、チェスのようにゲームには参加できなくなります。
ゲームの肝は、跳び越せるときは「必ず」飛び越さなくてはならない、ということ。
うまくタコをおびき寄せて、つかまえたら勝ち。
また自分のタコが、相手の陣地のタコツボに入っても勝ち。
「取らせて、取る」3手の読みの一連の動作を、東氏は「クエ!」とサカナの名前と食え、にひっかけて呼んでいます。
動きはチェッカー、取る動作はチェス、そして成りがあったり、タコを取れば勝ちなところは「将棋」。
さらにタコツボへのトライは、その後に生まれたどうぶつしょうぎを彷彿とさせます。
考える楽しさを伝えたかった東氏が生んだこのゲームは、まさにどうぶつしょうぎのお兄さんというべき存在。2016年ふじたまいこが新装して制作しました。駒のイラストはオリジナルのまま、盤やパッケージはふじたまいこデザインです。
ぜひ特設ブース(いっぽ)で体験してみてください。