タロ大・島研究室 @tarodai_ac_jp
「Shima Games Lab.」(@Shima_Games_Lab)と「タロ大」(@tarodai_ac_jp)の合同ブースです!
- 手のひらサイズのルート構築 スクランブルトリックス開発裏話
- 2026/5/17 23:11
島 Games Lab.の島です。
今年もタロ大とゲームマーケットに合同出展することになりました。
(合同出展名義:タロ大島研究室)
今回の新作は手のひらサイズのルート構築ゲーム
スクランブルトリックス
です。
62*62*20 プレイングカード33枚(ランク1-8、4スート+ランクー1) 説明書7枚
2-4人 10-20分
(ゲムマより3人ルールに対応しました。)
手版では裏向きの5*5の場のカードと2枚の手札を交換していき、
すべて表向きになったら、プレイヤーごとにある法則によって場の5枚が選ばれ、
その数字の合計が小さいプレイヤーが勝利します。

これだけでは何が面白いのかピンとこないと思いますので、
後付けしたテーマと発想のきっかけを紹介したいと思います。
場の5枚のカードが選ばれるある法則はマストフォローを指していまして、
4方向からマストフォローのトリテをしたら楽しいのではないか、
というのがきっかけで、2年間ちまちま調整していました。
(最終的にマストフォローだけが得点計算に残り、トリテではなくなりました。)
ただこれだけでは、システムむき出しのゲームで、
とっつきにくく、遊びにくいので没入感を上げるため、
テーマを後乗せしました。

テーマは要塞突入作戦としました。
5*5の場が要塞で、手札が突入部隊です。
場は裏向きなので、危険度がわからず調査をする必要(ルート構築)があり、
同時に攻略に適した部隊を編制(手札構築)していきます。
手番でできることは2択で、
場の裏のカードと手札をと入れ替えながら表にする未知の部屋の調査と、
場の表のカードを、同色のより小さい手札と入れ替える既知の部屋の分析
です。
要塞の情報を収集しながら、カードの数字=危険度を落としていき、
自分の部隊が被害が少なくなるルートを構築していきます。
そして要塞がすべて明らかになると捕まった斥候(牢屋っぽいー1のカード)
の位置が判明(空いたスペースに自動的に置かれる)し、突入作戦が開始されます。
この前半のルールがまとまったのも、テーマが決まったおかげです。

後半は4方向からの突入作戦=マストフォローによる得点計算です。
具体的には、手札の色を1色選び、
自分から見た1列目の5枚の内、その色で一番小さいカードが選ばれます。
2列目は選ばれたカードの1つ次のカードの色が選ばれ、
同じくその色で一番小さなカードが選ばれます。
こうして、3段目、4段目と続き、選ばれた5枚のカードの合計
=部隊の被害 が少ないプレイヤーの勝利です。
1列目のいずれとも手札が一致しない場合、ゲームに敗北します。
(部隊は要塞の城壁を突破できずに敗退)
下は2人プレイの得点計算の図で、
それぞれのプレイヤーごとに選ばれたカードは色分けしています。
さらに、選ばれたカードの内、手札と数字が一致する
色は0として扱ってよいので、大逆転が起こるかもしれません。
(突入部隊ごとに得意な部屋があり、無傷で切り抜けてるイメージです。)

対面のプレイヤーとは一時的に半協力状態になったり、
相手の手札の色を見ながら、ルート構築の邪魔をするなど、
ゲーマー向きの仕上がりになりました。
最後になりましたが、1000円かつ短時間でギュギュっと楽しめる仕上がり
になったと自負していますので、当日よろしくお願いいたします。
