大人の休み時間

皆さんはじめまして。 3人組のボードゲームサークル「大人の休み時間」です。 「自分達が心から面白いと思えるゲームを、最高のデザインで作ること」を目標に制作を頑張っています。

ブラフマンの紹介①世界観について
2025/11/8 13:10
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こんにちは。
今後はゲームマーケットの本番まで、私達が販売するゲーム『ブラフマン』について少しずつご紹介したいと思います。

第1回目は『ブラフマン』の世界観についてです。
制作初期にメンバー同士でいろいろ推敲を重ねていた日々が懐かしい…。
是非ご覧ください!

 

=====世界観=====

「もう市民はいない。なぜなら、全て人狼たちに滅ぼされてしまったから——」


全ての村で人狼が勝利した世界。
これで物語は終わったかと思われたが——。

人狼たちの欲望は終わらない。

市民の次は…と目をつけられ、恐れを感じた他の種族たちは、生き残るために人狼の支配下に下ることを選び、戦いの駒となってしまう。
結果的に人狼の勢力はますます大きくなり、最終的には赤人狼陣営と青人狼陣営という2つの巨大な勢力争いへと発展していった。


市民が消え、動物だけが残ったこの世界では、人狼としての狡猾さだけでなく、野生の力の強さも生き残る鍵となっていた。
そのため、赤人狼と青人狼のそれぞれの陣営の中でも、正体を隠さずに野生の力で戦う人狼と、これまで通り、嘘を巡らせ正体を隠して戦う人狼が混在し始めていたのだ。


しかし、勢力が拮抗している青陣営と赤陣営の戦いは、容易に決着がつかない。

そんな中、その均衡を破る、”半月のコア”と呼ばれる、人狼の進化条件が知られるようになった。

人狼たちは「月のかけら」を集め、コアを満月に満たすことで、ウルフマンへと進化し、圧倒的な狼の力を得ることができる。
しかしその力の代償として、知能が野生の本能に引きずられてしまうのだ。
もし自身の陣営の色を偽ったままコアを満月にしてしまえば、誤って味方を攻撃し、自ら自分の陣営を滅ぼしてしまう。

つまり、ウルフマンを目指すには、自身の陣営の色を偽らず、正直に力を追い求めることが必須の条件なのだ。


一方で、「月のかけら」を減らすことで、半月のコアを新月に変える方法も存在した。
新月となった人狼はブラフマンへと進化し、野生の力を失う代わりに、誰をも欺くことのできる究極の狡猾さを手に入れる。
ただし、正直者のままブラフマンに進化した者は、その過剰な欺瞞の力ゆえに味方からの信用を失い、
疑心暗鬼によって仲間割れを招いてしまう。

ブラフマンを目指すには、自身の陣営の色を敵のものに偽り、その狡猾さで敵を欺くことが条件となる。


赤人狼と青人狼は、多種族を操りながら「月のかけら」を正しく集め、コアを完成させて自らの陣営を勝利へと導こうとしていた。


しかし、この戦いには、もう一つの影が潜んでいた。
黒人狼と呼ばれる孤高の一匹狼が、その戦場に紛れ込んでいたのだ。


黒人狼は元々小柄だったため、コアを満月にしてもウルフマンにはなれず、野生の力を発揮することはできない。
しかし、力がない代わりに、黒狼は誰よりも賢く、嘘を巧みに使いこなす存在だった。
そんな黒人狼がコアを新月にし、ブラフマンとなれた暁には、赤人狼や青人狼をもまとめて欺くほどの、圧倒的な狡猾さを手にできる。

そのため、黒人狼は「全ての人狼は、力ではなく嘘で勝つべきだ」という信念を抱き、赤人狼や青人狼とは少し異なる、独自の勝利を追い求めていたのである。

こうして、赤人狼と青人狼、そして黒人狼の3つの陣営が、それぞれの思惑を胸に、欺き、助言し、そして裏切りながら、最終的な勝利を目指して戦いを繰り広げていく——。
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いかがでしたしょうか?
このゲームでは「月のかけら」を増減させたり、
スキルカードのイラストにいろんな動物達が描かれていたりといった特徴がありますが、
こういった世界観に則っていたわけですね。
数ある素敵なイラストの中でも、黒人狼のイラストは特に世界観通りの見た目に仕上がっており個人的に気に入っています。笑 ⇩


ゲームで使用するカードについても今後詳しくご紹介していきますね。


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⇩ブラフマンの詳細についてこちらでご紹介しています!是非ご覧ください!
【2025秋ゲムマ】全員が嘘つき!?正体隠匿ボドゲ『ブラフマン』

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