ボボン・ボン・ボジワーイ連邦 @venture0
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それが面白くてみんなも楽しめればもっと良いなあ
- 【遊び方紹介】たのしい鯨骨生物群集生活のススメ
- 2025/10/30 0:43
たのしい鯨骨生物群集ゲーム「げいこつ」の遊び方をご紹介します!

■そもそも鯨骨生物群集ってなーに?
※ちゅうい!作者は鯨骨生物群集は好きですが学者ではないのでふんわり説明です。
くじらが海底に沈むと、その大量のたんぱく質や脂質、そして骨に含まれている硫黄やリンが資源となります。
すると、それらを資源として化学合成細菌が増殖、それを利用するその他の生物、さらにそれらを食べる生物などがあつまり、独特の生態系が構築されます。それが「鯨骨生物群集なのです。
■ゲーム説明
では本題に入りましょう!あ、ここもざっくり説明なので、遊ぶ際には説明書をちゃんと読んでね!
●ゲームの準備
まずくじらが沈んできます。
「くじらカード」から「食物チップ」が生産されます。
そしてそれを取り合うために、プレイヤーには生物カードが配られます。

●ゲームの流れ
一人づつ順番に1枚づつ生物カードを出していきます。
生物カードには「速度」「好物」などがあり、それによってチップを取る順番と数が決まるので、ちょっとだけ考えて、読みあいを楽しんでください!

全員がカードを出したら一番速度の大きい人から時計回りにチップを取っていきます。なので、最遅の「ダイオウグソクムシ」でも、前に最速の「クラゲ」がいれば2番目になれます。
そして肉・脂・骨の各種チップを取っていきますが、チップは…
①何でもいいので1つ取る。
②「好物」の種類と数で取る。
③「食物連鎖」で好きな組み合わせで3つ取る。
のいずれかで取ります。
この辺がゲームのポイントです。取りやすいカードを出そうとするとそれを利用して食物連鎖でより多く、より先に取られてしまうかもしれない…!
そういった駆け引きを切り抜けて、出し抜いていきましょう。弱肉強食の世界は非情なのです。どんな所でも…
※ちなみに食物連鎖で食べられたからという理由でチップを取る権利がなくなる、ということはありません。
そして最後に今出したカードを使用済みの「山」として獲得します。獲得するプレイヤーは基本的に一番大きい「速度」を出したプレイヤーです。
今「ほーんトリテみたいだな」と思ったそこのあなた!申し訳ないですがこれはトリックテイキングではありません。なのでトリックテイキングだと思って買うのはやめましょう。
とはいえ、「トリテ以外は…ねぇ…?」という方にも満足いただける自信はあるので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
話がそれました。
山の取り方について補足です。
このゲームは「誰が先手か」などを「くじらチップ」で管理しています。

これは基本的には最大の速度を出したプレイヤーが持っていますが、時に「チップを取る権利はあるのにチップ自体が場にない!」という時があります。その場合はそのプレイヤーは「くじらチップ」を得ることがあります。そこだけおぼえていてね!
以上を「ラウンド」と呼びます。これを手札がなくなるまで繰り返します。
そして最高得点のプレイヤーが勝者となります。
得点は
・チップ1つ1点。
・肉・脂・骨それぞれ最大獲得者は2点。(ごはん王)
・山1つ1点。
・くじらチップ1点。
の合計で競います。
●まとめると
①カードを1枚づつ出し合う。
②順番にチップとカードの山を取っていく。
③手札がなくなったら各種の点数計算をして、最高点の人が勝ち。
以上です。
手札には「ホネクイハナムシ」や「ナメクジウオ」など独特の生物や「ダイオウグソクムシ」「サメ」「クラゲ」「カニ」など、なじみのある海洋生物もいて、くじらに群がる生物の様子を表現して楽しめます。
※ゲーム用に単純化しているので、実際のデータと多少違うことがあります。

ゲムマ2025秋は日曜「R-01」にお立ち寄りください。
おわり。
