らいるず

デジタルゲーム開発会社「ライルズ」のアナログ創作部です! 「協力×正体隠匿」の新機軸ゲーム「アクオチクエスト」を2024ゲムマ秋にて頒布予定です

週刊(?)アクオチクエスト:第4号
2024/6/10 0:27
ブログ

【前回はコチラ 週刊(?)アクオチクエスト:第3号

 どうもどうも!

 らいるずの、はなわ【り】です。

 

 このブログはゲームマーケット2024秋に頒布予定の、我々の新作『アクオチクエスト』について、毎週なんとなくゲムマブログに書き綴っていこうという企画です。

 第4号では『アクオチクエスト』のオンラインテストプレイについて、軽く語ってみようと思います。

 

 2023秋に発表した拙作「公平と平等」ですが、ゲムマに先んじてVR化を行いました。 →VR版『公平と平等』

 こちらは、株式会社バーチャルパーティさんによって、VRChat上にてワールド化する形で実現したものです。

 

 こちらのご縁もあり、今回は製品版ではなくテストプレイ段階からVRで実施していくことになりました。
 これがね、やってみるとメチャクチャ効果的なんですよ!
 何が良かったのかというのを、少しまとめてみます。

 

 <遊んでくれるユーザーがいる>
  テーブルトップシミュレーターや、ココフォリアなど、意外とアナログゲームをオンラインマルチプレイ化する方法は存在します。
  しかし、これらはあくまでツールであって、遊ぶ人間は別に用意しないといけないんですよね。

  ですが、VRCはもともとがVRコミュニケーションプラットフォームなので、そこには人が既にいるんですね。
  また、バーチャルパーティさんが、もともとVRC上でのVRTRPGの先駆者ということもあり、そのコミュニティでの集客力がそこそこあります。

  そんな彼らが定期的に、VR上のボドゲイベントを開催してくれているのです。
  これによって、距離や物理的なプレイスペースなどの制限を無視して、コンスタントにテスプが出来るワケです。ちょー便利!
  ※ページ下にVRボドゲの定期イベントについて埋め込んでおきます。




 <フレキシブルな調整データの反映ができる>
  リアルなボドゲは、テストモックを修正するのも、そこそこ大変です!
  修正したコンポーネントを印刷して、切って、遊べる形に仕立てて……。

  しかしVR版にすることで、ある程度画像データの修正と、アップロードするだけで修正が反映するわけです。
  コレは本当に便利で、最低限の画像加工スキルがあれば、サクっと修正版に変えられるわけですね。

 

 <VRと言ってもPCでも普通に遊べる>
  VR版と言っていますが、別にヘッドマウントディスプレイを被らないと遊べないわけじゃあありません。
  以下の手順で、パソコンがあればだれでも遊べるわけです。

  ①VRChatのアカウントを作る

  ②Steamをインストールする

  ③Steam上でVRChatをインストールする

  ④VRChatにログインする →ゲームしようぜ!
 

  つまりVRChatのユーザーだけでなく、普通にPCを持っている知人とも遊べるわけですね!

 

 

 というわけで、アクセスできるユーザーの多さと、メンテナンスの簡単さという点で、VR環境は非常にオンラインテストプレイに向いているというお話でした!
 上記のバーチャルパーティさん主催の、VRボドゲイベントには出来るだけ、私も顔を出しているので、もし「アクオチクエスト」のテストに協力しても良いよ! という方が居ればぜひ遊びにきてください!

 

 さて、次回はVRボドゲと『アクオチクエスト』が生まれた経緯について!
 

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