RE:SKY

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カラハコノート 【第三章 ペインター】
2023/5/11 20:17
ブログ

 

奥歯にあった詰め物が取れて、焦る木曜日。

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

RE:SKYでございます。

 

私は着々と準備だけが進んで、なかなか自分の覚悟だけが決まらない日々を過ごしております。

 

それはそうと、今日の分です。

 

お納めください。

 

【ペインター】

 

ペインターの技術はある魔術師から伝わりました。

 

本人によると絵を描くのが趣味で、魔力の込められた画材を解析魔法で浮かび上がった色の通りに塗ってみたところ、『カラハコ』化が解除されたそうです。

 

一見簡単そうに見えたこの技術でありましたが、ある問題が発生しました。

 

なぜか『カラハコ』化の解除例が少なかったのです。

 

研究を重ねていくと、どうやら色の見え方に個人差があるらしく、解析魔法で浮かび上がる通りに着色できないということがわかりました。

 

女性で数人、男性にはほとんどカラハコを開くことが出来なかったのです。

 

そこで、誰でも開けるように色の見え方を向上させる眼鏡やカラハコに触れるだけで解析魔法をかける筆などが開発されることになりましたが、なかなか進展することなくその間もどんどん『カラハコ』の報告件数は増えていきました。

 

初期の頃は、後に【ファースト•レディ】と呼ばれる4人の女性達がペインターとして活躍していました。

 

彼女たちの活躍は素晴らしく、水魔法で溶かして使うタイプのパウダー系の塗料を開発したり、色を混ぜる時は独自の調合を施したポーションを使ったりと、どんどん専門性が上がっていきました。

 

この頃、偽のペインターも現れだして詐欺が横行するようになり社会問題になりました。

 

そこで、国は筆記試験と実技試験による公認ペインター試験制を導入することになります。

 

最初の頃、実技試験はかなりの難易度になっており、規定の時間内に幾つかのカラハコを開かなくてはならず、解析魔法から調色し始めるため時間切れでの脱落者を多く出してしまいました。

 

そこでカラハコの獲得数ではなく、調色の難易度によるポイント制、試験官によるランダムなアシスト、ニセハコによるトラブルへの対応力チェックを導入することにして人員の確保を行いました。

 

こうして、ある程度のペインターの確保に成功することができ、世の中にペインターという役職が定着していくのでした。

 

以上でございます。

 

明日は最後の【シキとサイ】のお話ですね。

 

ちなみにシキとサイはこのゲームの主人公達です。

 

商品ページの「キャラクターカードの移動」のところにチラっと居ますよー!

 

よかったら見てってくださいね!

 

乱筆乱文ご容赦くださいますようお願いします。

 

それでは、また明日!