すてきな山ぷあぷあイデオロギー @sutekinayama
ボードゲーム制作チーム「すてきな山」と「ぷあぷあイデオロギー」の合同出展ブースです。2024春ゲームマーケット 4/27(土)・4/28(日)の両日出展します。
すてきな山では今冬~来春リリース予定の『TAKATORA』の試遊展示を行います。
ぷあぷあイデオロギーでは、新作『ぱちぱち』をリリースします。
- 『ウチューカイギ』ウチュージンカードの効果説明
- 2021/10/22 22:15
サークル『すてきな山』の『ウチューカイギ』は、来るウチューカイギに向けて、ウチュージン達をもてなし、支持を得て、チキュー代表の座を目指すというストーリーです。
ゲームはトリックテイキングというジャンルですが、トリックテイキングの知識が無くても問題はありません。
このゲームでは、カードの色が重要で、色毎にシンボルとしてウチュージン達が描かれており、彼らの性質に合わせた様々な特殊効果を持っています。
~ウチューカイギのざっくりルール(カードプレイ)~
ウチューカイギでは、配られたカードを一枚ずつ表にして場に出します。この時、最初のプレイヤーが出したカードの色と、同じ色のカードが手元にあった場合、その色の中から選んで出さなければなりません。
そして、一番強いカードを出したプレイヤーがその時出されたカードを獲得し、後の点数計算時に勝利点を獲得します。
この一番強いカードというのが、その時最初に出されたカードの色の中で一番数字が大きいカードになります。
ただ、ラウンド開始時に予め決めたV.I.P.ウチュージンがおり、その色のカードがあった場合、V.I.P.ウチュージンの色の中で一番数字が大きいカードが強いカードになります。
できるだけ強いカードを出して、カードを獲得して点数を稼ぐことを目指しますが、単純に獲得していくだけではうまくいきません。
~ブキッチョの効果~
黄色のカードに描かれた『ブキッチョ』を出してカードを獲得した場合、次に自分が出すカードを選べず、ランダムに出すことになります。
トリックテイキングは、本来使うカードを戦略的に選んで出すものですが、この効果により考えていた戦略があっさり崩壊するかもしれません。
~ドンクサーの効果~
紫色のカードに描かれた『ドンクサー』を出してカードを獲得した場合、次のターンにカードを出せず、一回休みになります。
次の一回のカード獲得の場に参加できなくなることで、自分は不利に、他プレイヤーは有利に立ち回れます。
~シランプリの効果 その1~
『シランプリ』は、本来出さなければいけない色のカードを持っていたとしても、そのルールを無視して出すことことができます。
このようにして出した場合、最初のプレイヤーが出したカードの色と異なる為、カード獲得をすることはできません。
カード獲得することが目的のゲームなのに、なぜこんな能力があるかというと、状況によりカードを獲得したくない場面が往々にして訪れる為です。
~ウチューカイギのざっくりルール(点数計算)~
このようにしてカードを出すことを繰り返し、誰かの手元のカードが全て無くなったら、ラウンド終了となり、点数計算に移ります。
カードを獲得した回数分の点数と、獲得した色の種類に応じた点数を得ます。
カードを獲得した回数が多く、また獲得した色の種類が多いほど点数は増えます。
ただし、この時にいくつかのカードについて、予め定められた獲得の上限枚数があります。
同じ色を、プレイ人数に等しい枚数を超えて獲得していた場合、そのカードの特殊効果が発動します。
(4人プレイ時なら、5枚以上獲得した場合に効果発動)
~コイの効果~
『コイ』は、通常より多く点数をもたらしてくれるウチュージンです。
通常はカードを獲得した回数につき2点を得ますが、その獲得したカードの中に『コイ』が一枚でも含まれていた場合、得られる点が3点になります。
ただし、『コイ』を獲得した枚数が上限枚数を超えていた場合、コイが含まれている回数ごとに-3点となります。
~ウカッツ&カシッツの効果 その1~
『ウカッツ&カシッツ』の効果の一つ目は、彼らのカードの絵柄が表してます。赤と青に色分けされたこのカードは、1枚だけ獲得していた場合1色の獲得とみなされますが、2枚以上獲得していれば2色の獲得とみなされます。
このゲームのカードの種類は6種類ですが、色数は彼らがいる為、最大7色になります。
7色全てを集めていた場合、追加ボーナスとして3点を獲得します。
~モタクサンの効果~
『モタクサン』は、カードの獲得枚数の上限を超えていなければ特別な効果はありません。
しかし、上限枚数を超えていた場合、カードを獲得した回数で得た点数と、獲得したカードの種類数で得た得点を合計した後に、それを半分(端数切捨て)にします。
せっかく苦労して集めた点数が半減する能力ですが、合計がマイナス点をだった場合でもそれを半減します。
~シランプリの効果 その2~
先ほど紹介した『シランプリ』ですが、もう一つ効果があります。
それは、獲得した『シランプリ』が上限枚数を超えていた場合、獲得したシランプリの枚数分の点数がマイナスされます。
出そうと思えばどのタイミングでも出せるカードなので、この効果を狙われてしまったら回避することは困難でしょう。
~ウカッツ&カシッツの効果 その2~
『ウカッツ&カシッツ』の効果の二つ目は、彼らの獲得枚数が上限枚数を超えていた場合に発動します。
その効果は、自分より順位の低い他プレイヤーへ3点ずつ渡すというものです。
4人でプレイしていて1位の状態だった時にこの効果が起こると、自分以外が3点を得つつ、自分自身はマイナス9点となり、大幅な順位の後退を余儀なくされます。
~ウチューカイギのゲーム終了~
このように、望むと望まるとに関わらず、様々なカード効果を起こしながら、誰かが30点を獲得するか、4ラウンド終了するとゲームは終了します。
最も順位が高いプレイヤーが勝者となり、晴れてチキュー代表としてウチューカイギの場に赴くことになります。