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スフィグモスのルールについての話
2019/11/11 0:23
ブログ

スフィグモスはテキストのあるタイプの対戦カードゲームです。
詳細はこちら。

スフィグモスにはドラフトがありません。(ドラフトについての説明は省きます)
何故ドラフトがないのかという話をします。

一般的にこういったカードテキストがあるタイプのゲームは準備段階でドラフトを行います。
そうしている最も大きな理由として考えられるのは「手札運の有利不利が勝敗に与える影響が大きいから」です。
つまり、ゲームの準備段階でドラフトを行うことによって、プレイヤー間でゲームバランスの調整を行っているということになります。
ほとんどの場合、「弱いカード」や「強いカード」というものはあまりありません。
それでも手札運が発生するのは、コストのバランスやカードシナジー等の「カード同士の組み合わせによる強弱」が存在するからです。
よって、手札をランダムに配るのであれば手札運は発生します。

しかし、スフィグモスではスライム以外のカードはランダムに配られ、ドラフトを行わずにゲームを開始します。
ドラフトを行わないのは以下の理由があります。
 ・単独で見た時に絶対的に強い/弱いカードが存在しない
 ・他のカードとのシナジーがなくてもそれぞれのカード効果に一定の働きが期待できる
 ・ルール上、ゲーム中に必ず相手のカードを入手できる機会が存在し、その機会をある程度コントロールできる
 ・準備の手間が減りすぐにゲームが始められる
 ・1回のプレイ時間を削減できる

という訳で、ドラフトは意図的に実装していません。
(ハウスルールでドラフトを実装していただくのは一向に構いません。)