イエローマガジン編集部
イエローマガジン編集部
編集長:和泉葛城
ゲームデザイナー:神原優斗
グラフィック:はくし
- イエローマガジンブログ版【第2回】
- 2015/11/8 22:30
「おっす、ウィズ。何を読んでいるんだい?」
「おっす、ビル。こいつかい?イエローマガジンさ!」
「イエローマガジン…なんかの雑誌なのか?聞いたことないぞ」
「そりゃそうだ。こいつは、もうすぐ創刊される、新作アナログゲームの雑誌なんだよ」
「ふうん。…おいおい、まだ世に出てない本を、どうしてお前が持ってるんだ?」
「ルームメイトのスリーブが、奴の新作ボードゲームの紹介記事でゲスト参加してるんだ。見本で奴がもらったのを、ちょっと拝借したってわけ」
「待てよ。あいつ、カードゲームしかやらないじゃないか!」
「そうだな。でも、記事を見てみろよ。なかなかイカすぜ」
「どれ…戦場のスモウレスラー?東洋を舞台にした、サイバーパンクなボードゲーム…?ほう、クールだな!」
「じっさい、ユニットの紹介だけでここまでワクワクさせるとは、あいつ、なかなかのもんだぜ」
「うわあ、裏表紙まで独占しやがって。出演料は広告費でチャラだな」
「他にはどんなコンテンツがあるんだ?」
「まずはネメシス。魔物が這い回る、暗黒の迷宮から脱出するゲームだ。じっさい、メインはこっちなんだぜ!」
「そうかい。こいつもそのうち発売なのか?」
「そのうち?何を言ってるんだ。ほら、ルールが載っているだろ。こいつは、本を買えばすぐに遊ぶことができるんだよ!」
「マジかよ!しかし、ボードとか駒はどうするんだ?」
「ネメシスは、紙と鉛筆があれば遊べるゲームなんだ。とはいえ、指サックとか、適当なミニチュアがあるとベターだな」
「面倒なのはゴメンだぜ」
「いやいや、こいつはルールもシンプルで、場所やプレイヤーを選ばない。しかも、どうやらスリリングなゲームが楽しめそうだぜ!」
「まだやってないんだな」
「うっ…まあな。でも、このキッドナップ・マシンはもうプレイしたぜ」
「えっ。二本立てだったのか。一体誰とプレイしたんだ?」
「これは、一人用のゲームなんだ。テーマや世界観はネメシスと同じだぜ。いやあ、魔物に食われるのは、何度目でもゾッとするな…」
「世界観?あっ、なんだこれ、コミックまでついてるじゃないか!…おおう、こいつはホラーだ…」
「で、後はコラム欄だな」
「ほう。…これは、スリーブのやつなんか喜びそうな内容だな!」
「俺はこの雑誌全体に、どうもイディオットなスピリッツを感じるぜ。」
「…なあ、コミック読んだら、ネメシス、ってやつ、やってみたくなったな!」
「いいね。じゃあ、その後は、この二重迷宮を…」
「ワッツ?ゲームは2本じゃなかったのか!3つも遊べるってことか!?」
「ふふ。こいつは、イベント限定の、ネメシスのバリエーション・ルールさ。よりボリューミィなゲームがしたいプレイヤー向きだな。ちなみに、この3作共通で使える、オリジナルの駒とシートも付いてくるらしい」
「すげえ。お得すぎるぜ!そのイベントとやらで発売ってわけだな?いったいそいつは、なんて言うんだ!?」
「ゲームマーケット2015秋、11月22日、東京ビッグサイト!」
「うちの隣か!」
−− 以上、グラフィック担当のはくしでした。