Joyple Games

2019年1月に、はりーが発足させたゲーム制作グループです。メンバーそれぞれがボードゲームを制作中 ■ はりー&Taichi Ito : デジタルにはないアナログならではの特徴を生かしたフルスクラッチボードゲームを制作しています。『箸でCUBEs』は箸という行動制限によって不自由さと重みを感じるパズルゲームです。 ■ Hiroken(ヒロケン): 初作『トリックテイカーズ (2021春)』 『拡張セット(2021秋)』『リトル(2022春)』『KINGs(2023春)』 ■ deztec : 趣味的に極少部数の作品を製作

【KINGs】テストプレイ版の販売とルール【トリックテイカーズ】
2022/10/16 13:22
ブログ

【1】はじめに

トリックテイカーズ「KINGs」テストプレイ版を2022秋ゲムマ限定で販売いたします(10/23受付終了しました)。
(1)2023年の2月頃にKickstarterに挑戦したいと考えています(予定)
2023春ゲムマ(5月)には製品版を完成できればいいなぁと考えております。
(2)海外に向けて制作を始めたものになります。
→できる限りアイコンを使用して、アイコン一覧の説明を日本語版と英語版を制作する予定です(製品版)。
(3)今回の「テストプレイ版」では「いち早くプレイしてみたい」という方に向けて販売いたします。
「テストプレイ版」ですので、色々と問題点がありますので、予めご了承ください。

キングスカード一覧

 

 

【2】テストプレイ版ですので、ご了承ください

(1)イラストは完成品ですが、デザインはテストプレイ用に仮で制作したものになります。
(2)家庭用プリンタで印刷したもの(写真用紙)をスリーブに入れての販売となります。
(3)「内容物は33枚のカード」と「プレイングカード(第1版)」で「1,000円」で販売いたします。
→トリックテイカーズ「基本セット」をお持ちの方は、プレイングカードなしで「500円」で販売OK。

(4)説明書はつきませんこのページのルールを参考にしてください。
(5)4〜5人プレイになりますのでご注意ください(製品版では2、3人用ルールは制作予定)。
※ベスト人数5人(キングが5人いるため)

テストプレイ版の写真

 

 

【3】内容物(カード33枚)

内容物カード33枚

 

 

【4】web説明書(ルール)

<もくじ>
【web説明書1】ゲームの特徴とゲームの構成
【web説明書2】トリックについて
【web説明書3】トリックとキングカード
【web説明書4】ゲームの進め方
【web説明書5】キャラカードについて

 

最終ルール更新日:2022.12.10(作成日2022.10.16)
【10/30】「4人プレイ時の準備の注意点を追加しました」(【web説明書4】ゲームの進め方)
【12/10】キング対決は「後出しが勝つ」にルールを変更しました

 

 

【web説明書1】ゲームの特徴とゲームの構成

<ゲームの特徴>

(1)トリックテイキングの部分は、基本のトリックテイカーズと同じです。
・革命や数字10がなくなりましたので、シンプルになりました。
・キャラの能力は、非対称性ほどではありません。とてもシンプルな能力です。
(2)各プレイヤーは「キング1人」と「キャラ4人」のパーティをつくって、ゲームに挑みます。
キングはゲーム中に1回しか使用できない強力な1手となります。
どのタイミングでキングを使用するのかが、このゲームのポイントとなっています。
(3)プレイヤーはキングと契約して、トリックテイカーとしての名声を競っています。

キングのカード

 

 

 

 

<ゲームの構成>

・ゲームはオープンドラフトと3ラウンドで構成されています。
・オープンドラフトでは、キングカード1枚とキャラカード4枚を各プレイヤーは獲得します。

オープンドラフト

 

ゲームの構成

 

 

1ラウンドでは、5枚のプレイングカード(手札)が配られた後、キャラ(表)を選択し、ビッドします。
ビッドとは、5回のトリック(勝負)中に、自分が何回勝つのかを予想することを言います。
・ビッドには、キャラカードの裏面を使用します。
・5回のトリック終了後、予想した勝利数(ビッド)が当たる等で得点を獲得します。

キャラカード

 

 

【1ラウンド目】では、1キャラ(キャラ表)を選択して、ビッド(キャラ裏)します。
→4キャラのうち、2キャラを使用して(表と裏)、残りの2キャラは使用しません。

【2ラウンド目】では、1ラウンド目で選択したキャラを継続で使用します。
→1ラウンド目で使用したビッド(キャラ裏)を戻し、
→2ラウンド目で使用するキャラを選択して、ビッド(キャラ裏)します。
→4キャラのうち、3キャラを使用して(表2と裏1)、残りの1キャラは使用しません。
→つまり、2ラウンド目では、2キャラの能力が発動します。

【3ラウンド目】では、1ラウンド目で選択したキャラは、使用できなくなります。
2ラウンド目で選択したキャラは継続で使用します。
→3ラウンド目で使用するキャラを選択して、ビッド(キャラ裏)します。
→4キャラのうち、3キャラを使用して(表2と裏1)、1ラウンド目で選択したキャラは使用できません。
→つまり、3ラウンド目でも、2キャラの能力が発動します。

ラウンドの流れ

・3ラウンド目(最終ラウンド)では、ビッドの得点は2倍になります。
3ラウンド終了後、最も得点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。

 

 

 

【web説明書2】トリックについて

トリック高画質
※トリックテイカーズ基本セット(p5、P6より)

 

 

【web説明書3】トリックとキングカード

<キングのプレイ(表面)>

・各プレイヤーはキングカードを1枚を手元に置いておきます(手札ではない)
キングはレアよりも強い最強カードです(キング対決は先出しが勝つ)
【注意】キング対決のみ「後出し」が勝ちます
キングのカード
キングをプレイするためには、キングと同じ色のカードを手札に持っている必要があります。
例えば、赤(青緑黒)のキングをプレイするためには、まず、手札から赤(青緑黒)のカードを出し、その上に赤のキングをのせます。
※白のキングの場合は白旗かレアの上に出す必要があります。
キングカードの出し方
・キングを使用したら、トリックでとったカードとは別にして、キングカードを裏返して手元に置いておきます。
(他のプレイヤーのキングをトリックでとった場合は、そのキングはそのプレイヤーの手元に戻します)
・裏返しにした(使用した)キングを再び表に戻す方法はありません。
つまり、キングは3ラウンド(5回のトリック×3ラウンド)で1度しか使用することができません。
・キングを使用しなかった場合は、最終ラウンド(3ラウンド目)の得点計算時に得点が入ります。
白のキングは80点、赤のキングは50点、青のキングは40点、緑のキングは30点。ただし、黒のキングはマイナス30点です。
※最終ラウンドのみ(毎ラウンドごとではないことに注意してください)

 

 

<使用したキングの効果(裏面)>

キングが裏面になると、トリックでとったカードが得点になります。
・例えば、赤のキングの場合、トリックでとった赤のカード1枚ごとに10点を獲得できます。白のキングの場合は白旗やレアをとるごとに獲得できる得点がアップします。得点の獲得は5回のトリック終了後の得点計算時に行います。
キングの裏面の効果は持続効果です。例えば、1ラウンド目にキングを裏面にした場合、キングの裏面の効果は2ラウンド目や3ラウンド目の得点計算時にも発動します。
キングカードの裏面

 

<キングナンバー>

・キングカードの左下には数字が書かれています。この数字をキングナンバーと呼びます。この数字は裏返すと高くなります。キングナンバーには2つの用途があります。

(1)ラウンドの始め(1トリック目のみ)に一番数字の低いキングがリードプレイヤーになります。誰がリードプレイヤーかわかりやすいようにスタートプレイヤーカードを受けとります。

スタートプレイヤーカード

 

(2)3ラウンド終了後、最も得点が多いプレイヤーがゲームに勝利しますが、
 同点の場合は、数字が低いキングがゲームに勝利します。

キングナンバー

 

 

 

【web説明書4】ゲームの進め方

【オープンドラフト】

5種のキング(5枚)とキャラカード21枚(22枚)を表にして場に並べます。
※Beast Maru(獣マル)の横にアイテム「Fairy's Gift(フェアリーの加護)」を一緒に置く
※Beast Neme(獣ネム)の横にアイテム「KING's Sword(キングの剣)」を一緒に置く
※チアリーダーはゲームに慣れてから使用してください(拡張キャラ)
※チアリーダーの横にパートナーカードを一緒に置く
オープンドラフトでは、キングカード1枚とキャラカード4枚を各プレイヤーは獲得します。

オープンドラフト

 

<4人プレイ時の準備の注意点>

ギャンブラー1枚、ハーミット1枚、コレクター1枚、デビル1枚、チアリーダー1枚は使用しません
プレイングカード「7」と「8」は使用しません(8枚を抜く)
→赤7青7緑7黒7赤8青8緑8黒8
→白旗やレアが手札に入りやすくするためです
※「9(赤青緑黒)」は使用します
→バーサーカー専用黒9を使用するため、カードの強さをそろえるため

 

適当な方法で順番を決め、順番にカードを獲得していきます。
【1枚目】→2→3→4→5
【2枚目】5→4→3→2→
【3枚目】→2→3→4→5
【4枚目】5→4→3→2→
【5枚目】→2→3→4→5

 

パーティ編成

・同じキャラクターを獲得することもできます。
・キングを先にとっても、後にとってもかまいません。
「Beast Maru(獣マル)」や「Beast Neme(獣ネム)」の獲得時には、アイテムカードも一緒に獲得してください。
アイテムはゲーム中1回のみ、自分のターン時に使用できます。
【注意】「獣マル」「獣ネム」を使用する、使用しないに関わらず、アイテムは自分のターン時ならいつでも使用できます。オープンドラフトで「獣マル」「獣ネム」を獲得した時点で、アイテムも一緒に獲得しています。
・チアリーダーの獲得には、パートナーカードを一緒に獲得してください。

 

 

【ラウンド1】

(1)スタートプレイヤーカードを受け取る
各プレイヤーのそれぞれのキングカードを表にして自分の手元に配置します。
4枚のキャラカードは手に持っておくか、キングカードとは区別して手元に置きます。
キングナンバーが1番低いプレイヤーが「スタートプレイヤーカード」を受け取ります。
スタートプレイヤーカードはキングカードの左側に置きます。
(2)プレイングカードの配布
40枚のプレイングカードをよく混ぜ、山札から5枚ずつカードをプレイヤーに配り、プレイヤーは手札を見ます。
(3)キャラカードの選択とキャラの準備
各プレイヤーはキャラカードを選択し、いっせいにキングの右横に配置します
キャラに準備があるプレイヤーは準備を行います。
(4)ビッド
各プレイヤーはビッドカード(キャラの裏側)を選択し、いっせいにキャラカードの右横に配置します
※ビッドカードはキャラカードの裏面を使用します
1ラウンドでは残りの2枚のキャラカードは使用しませんので、ビッドカードの下に入れます
(5)トリックの開始
スタートプレイヤーカードを持っているプレイヤーが、1トリック目のリードプレイヤー(トリックで最初にカードを出すプレイヤー)となり、時計回りの順でカードを1枚ずつ表にして場に出していきます。トリックに勝ったプレイヤーが次のトリックのリードプレイヤーになります。手札がなくなるまで、5回のトリックを行います。
(6)勝利点の獲得
トリックの勝利数などに応じて勝利点を獲得します。

ラウンド1の説明

 

【ラウンド2】

(1)スタートプレイヤーカードを受け取る
キングナンバーが1番低いプレイヤーが「スタートプレイヤーカード」を受け取ります。
(2)プレイングカードの配布(ラウンド1同様)
(3)ビッドカード(と未使用のキャラカード)を回収する
キングとキャラカードはそのままにしておきます
前のラウンドで使用したビッドカード(と未使用のキャラカード)を回収します
ビッドカードと未使用のキャラカードは手に持っておくか、キングカードとは区別して手元に置きます (4)キャラの準備
1ラウンド目で選択したキャラは2ラウンド目でも使用しますので、配置したままにします。
キャラに準備があるプレイヤーは準備を行います。
(5)キャラカードの選択とキャラの準備
2ラウンド目に選択したキャラカードは、1ラウンド目で選択したキャラカードの右横に配置します。
(6)ビッド
ビッドカードは、2ラウンド目に選択したキャラカードの右横に配置します。 未使用のキャラカードはビッドカードの下に入れます。
(7)トリックの開始
(8)勝利点の獲得

ラウンド2

 

【ラウンド3】最終ラウンド

(1)スタートプレイヤーカードを受け取る
(2)プレイングカードの配布
(3)ビッドカード(と未使用のキャラカード)を回収する
(4)キャラの準備

1ラウンド目で選択したキャラは使用しないため、1ラウンド目で選択したキャラの上に2ラウンド目で選択したキャラをのせます。
2ラウンド目で選択したキャラは3ラウンド目でも使用しますので、配置したままにします。
キャラに準備があるプレイヤーは準備を行います。
(4)キャラカードの選択とキャラの準備
(5)ビッド
(6)トリックの開始
(7)勝利点の獲得

ビッド(キャラの裏面)の得点が2倍になります。ビッド以外の得点は2倍にならないので注意してください。
(9)ゲームの勝利者を決定する
最も得点の多いプレイヤーがゲームに勝利します。
同点の場合は、キングナンバーが低いプレイヤーがゲームに勝利します。

ラウンド3

 

 

 

【web説明書5】キャラカードについて

キャラカード 発動タイミング 能力
ギャンブラー 準備時 山札から2枚とり、手札から2枚捨てる
得点時 ビッドが成功なら+20点
補足
  ビッド外れ デビルのビッド(裏)を使用した場合、他プレイヤーが誰か1人でも外すとビッド成功となる。
 
ハーミット 自分のターン時 山札から3枚とり、手札から3枚捨てる。
 
1ラウンドで1回しか使用できない。使用したら、キャラカードを横に向ける。
得点時 0勝なら+20点
補足なし
 
レジスタンス 自分のターン時 「数字1」を出す時に「数字9」として出せる。
「数字9」を出す時に「数字1」として出せる。
「白旗」を出す時に「レア」として出せる。
「レア」を出す時に「白旗」として出せる。

 
カードを出す時(カードをプレイする時)に口頭で宣言する。変更しないでカードを出すこともできる(例:レアをレアのまま出す)。何度でも使用できる。
補足
  キングの剣 アイテム「King's Sword(キングの剣)」を使用して、カードをレアに変えた後、レジスタンスの能力で白旗に変更できる。
 
バーサーカー 準備時 バーサーカー専用黒9を手札に入れ、手札から1枚を捨てる
 
黒9を手札に入れたくない場合は入れなくてもよい。
補足
  黒のキング バーサーカー専用「黒9」をプレイした後、黒のキングのカードをのせることができる。
 
サムライ 常時 赤カードは黒カードと同じ強さになる
 
・サムライは赤カードの強さのまま出すことはできません。必ず黒のカードの強さになります。そのため、トリックで負けたい時にも勝ってしまうことがあるので注意してください。
・黒9とサムライの赤9は同等の強さになります。トリック勝敗の判定は、先に出した方が勝ちます。
サムライの出す赤カードは、黒の強さですが、赤のカードであることには変わりがないので、注意してください。
・サムライが赤でリードした場合は、赤のマストフォローとなる。
・サムライが出した赤カードをトリックでとっても、赤のカードをとったことになる。
・サムライの出した赤カードの上に「赤のキング」のカードを出すことができる。
・サムライの出した赤カードの上に「黒のキング」のカードを出すことはできない。
補足なし
 
忍者 リードプレイヤー時 他のプレイヤーをリードプレイヤーに指名できる。
 
・自分を指名してもよい。
・忍者が他の忍者をリードプレイヤーに指名した場合、指名された忍者は他のプレイヤーをリードプレイヤーに指名できる。
得点時 2勝なら+30点
補足なし
 
ヒーラー 得点時 トリックでとった青や緑のカード1枚につき+10。最高50点まで
 
【例】青1枚、緑2枚をトリックでとっていた。得点時に30点(青1枚×10点+緑2枚×10点)を獲得した。
【例】青3枚、緑3枚をトリックでとっていた。得点時に50点(6枚を獲得しているが、最高で5枚50点のため)を獲得した。
補足
  ヒーラー ヒーラーの効果は重複する。
 
例えば、2枚のヒーラーを出していて、青のカードを3枚をトリックでとっていた場合、得点時に60点(10点×3枚+10点×3枚)を獲得できる。
  青のキングの裏 青のキングの効果は重複する。
  緑のキングの裏 緑のキングの効果は重複する。
 
コレクター 得点時 白旗やレアをとるごとに+20/50/80 と上昇する。最高80点まで 
【例】白旗2枚をトリックでとっていた。得点時に50点(白旗2枚)を獲得した。
【例】白旗1枚、レア1枚をトリックでとっていた。得点時に50点(2枚:白旗1枚とレア1枚)を獲得した。
【例】白旗2枚、レア2枚をトリックでとっていた。得点時に80点(4枚を獲得しているが、最高で3枚80点のため)を獲得した。

 

補足
  コレクター コレクターの効果は重複する。
例えば、2枚のコレクターを出していて、白旗1枚とレア2枚をトリックでとっていた場合、得点時に160点(80点(3枚)+80点(3枚))を獲得できる。
  白のキングの裏 白のキングの効果は重複する。
 
マル 得点時 0勝なら+20点
得点時 1勝なら+30点
妖精の加護 自分のターン時 トリック勝利数が1増える
 
自分のターン時にアイテムを使用しないと、効果は発動しないので注意してください。
アイテムを使用したら、ビッドの近くに置いておくといいでしょう。
 
※オープンドラフト時に「獣マル」を獲得した時にアイテムを獲得する。ラウンドで「獣マル」を使用する、使用しないに関わらず、アイテムは自分のターン時にいつでも使用することができる。アイテムは1度しか使用できない。使用したら、箱に戻す。
アイテムは公開情報です。未使用の場合はキングの近くなど全員が見えるところに置いてください。
アイテムの補足
  デビル デビルの能力(トリック勝利数が2増える)と重複する。
【例】0勝だったが、「Fairy's Gift(妖精の加護)の効果(+1)」と「デビルの効果(+2)」で3勝扱いとなる。ビッド3勝を予想していたが、ビッドは成功した。
  チアリーダー チアリーダーがアイテム「Fairy's Gift(妖精の加護)」使用した場合、パートナーのトリック数が1多くなります。
→パートナーのビッドが成功すれば、チアリーダーのビッドも成功します。
 
【上級ルール】
チアリーダーとパートナーのトリック勝利数が1異なります。
→チアリーダーとパートナーの両方が成功することはありません。
■チアリーダーが使用:チアリーダーのみ、パートナーのトリック勝利数+1
■パートナーが使用:パートナーのみ、トリック勝利数+1
※通常ルールか上級ルールは、ゲームを始める前に決めてください。ルールの取り決めを行わなかった場合、通常ルールを使用してください。
 
ネム 得点時 1勝なら+20点
得点時 2勝なら+30点
キングの剣 自分のターン時 プレイしたカードの強さをレアに変更する
 
まず手札から通常とおり、場にプレイングカードを出します(マストフォローのルールは守ります)。プレイしたカードの上に「King's sword(キングの剣)」をのせて使用します。カードはレアの強さになります。 ※トリックでとったカードは元のカードのままですので「コレクター」や「白のキング」の恩恵を得ることはできません。
※オープンドラフト時に「獣ネム」を獲得した時にアイテムを獲得する。ラウンドで「獣ネム」を使用する、使用しないに関わらず、アイテムは自分のターン時にいつでも使用することができる。アイテムは1度しか使用できない。使用したら、箱に戻す。
アイテムは公開情報です。未使用の場合はキングの近くなど全員が見えるところに置いてください。
アイテムの補足
  レジスタンス カードをレアに変えた後、レジスタンスの能力で白旗に変更できる。
  白のキング カードをレアに変えた後、「白のキング」を上にのせて使用できる。
 
デビル 得点時 トリック勝利数が2増える
 
※常時発動しているため、ビッドの0勝や1勝を当てることはできないので注意してください。
補足
  妖精の加護 アイテム「Fairy's Gift(妖精の加護)」との効果は重複する。
ビッド外れ 得点時 他プレイヤーが外したBidの数×30点
 
・Aさんは1勝と予想したが、2勝でビッドを外した
・Bさんも1勝と予想したが、2勝でビッドを外した
・Cさんは1勝と予想して1勝でビッド成功
Dさんは0勝と予想して0勝でビッド成功
ビッドを外したプレイヤー人数は2人(AさんとBさん)。デビルプレイヤーであったEさんは60点(30点×2人)を獲得した
デビルのビッド(裏)の補足
  ギャンブラー ギャンブラーの能力「ビッドが成功なら+20点」は、他プレイヤーが誰か1人でも外すとビッド成功となる。
 
チアリーダー ビッド時 他プレイヤーのBid後に、他プレイヤー1人に「パートナーカード」を渡す
自分のターン時 パートナーに手札1枚を裏向きで渡す。パートナーはそのカードを見た後、手札から1枚を裏向きで渡す。
 
渡されたカードを戻してもよい。
1ラウンドで1回しか使用できない。使用したら、キャラカードを横に向ける。
 
手札に関する情報を話してはいけません。カードは強い、弱いなど。
「カードが欲しい」「今は欲しくない」の相談はしても構いませんが、細かい決め事はハウスルールで決めてください。ルールを決めることが難しい場合は、無言でやりとりをしてください。
絆 得点時 ・全員がビッドした後、他プレイヤー1人にパートナーカード(絆)を渡します。
・あなたはビッドをしません。
・あなたがトリックでとったカードや勝利数は、あなたの得点に全く影響しません。
・パートナーがトリックでとったカードやトリック勝利数があなたの得点になります。
・そのため、あなたはパートナーのビッドが当たるように協力します。
(パートナー以外のビッドが外れるように、あなたはトリックをとるのもいいかもしれません)
・トリックでとったカードによって得点できる能力(例えば、キングの裏側)は、あなたがトリックでとったカードではなく、パートナーがトリックでとったカードを参照しますので、注意してください。
ビッド 得点時 ・全員がビッドした後に、他プレイヤー1人にコピーカードを渡します。
・コピーカードを渡したプレイヤーのビッドがあなたのビッドになります。ただし、獲得点から10点を差し引きます。ビッドを外した場合はマイナス10点にはなりません。
 

 

 

 

【2人用ルールweb説明書1】変更点について

■プレイングカード678の4色の12枚は使用しません(使用カードは28枚)。
※白旗やレアが使用されやすくするためです。
■手札は9枚配られ、9回のトリックを1ラウンドとして、3ラウンド行います。
■各プレイヤーは、9枚の手札が配られた後、キングカード1枚とキャラカード3枚を毎ラウンド選択し直します。
■毎ラウンド、2枚のキャラカードを表で使用し、もう1枚は裏のビッドに使用します。
■9回のトリック終了後、より多くのトリックをとったプレイヤー(5トリック以上)は、50点を獲得します(最終ラウンドは80点)
→ビッドは0〜3トリックまでしかないため、もう一方のプレイヤーはビッドを成功させるようにプレイします。
■キングカードを使用すると、通常ゲームと同じように、トリックでとったカードが得点になります。
→通常ゲームが「1枚につき10点」だったところ、2人用ゲームでは「1枚につき20点」を獲得できます。
【例】赤キングを使用して、9回のトリック中に、赤カードを4枚獲得していたとしたら、80点(20点×4枚)を獲得します。
未使用のキングは、通常ゲームでは最終ラウンド終了時にしか得点になりませんでしたが、2人用ゲームでは、毎ラウンド終了時に得点を獲得できます。
※白キング(60点)、赤キング(50点)、青キング(40点)、緑キング(30点)、黒キング(20点)
※赤キングを使用して、9回のトリック中に、赤カードを1枚しか獲得できなかった場合、得点は20点ですが、赤キングを使用しなかった場合は50点を獲得することができます。
2人用ゲームでは「デビルカード」が存在します。
→オープンドラフト時に、選択されなかったキングのうち、1人のキングがデビルと契約をします。
→例えば、青キングがデビルと契約をすると、全ての青カードがデビルカードになります。
→このラウンド、トリックでとった青カードを1枚につき10点を失点することになります。
■ゲームの準備では、ジャンケンなどの適当な方法で、先手と後手を決定します。
■1ラウンド目では「先手→後手」の順番で、カードを1枚ずつ獲得した後、後手がデビルカードを決定します。
■2ラウンド目では「後手→先手」の順番で、カードを1枚ずつ獲得した後、先手がデビルカードを決定します。
■3ラウンド目では、「勝利点が少ないプレイヤー→多いプレイヤー」の順番で、カードを1枚ずつ獲得した後、勝利点が少ないプレイヤーがデビルカードも決定します。
■3ラウンド目では、デビルカードの失点が、1枚につき20点に増えます。
■3ラウンド目では、3枚のキャラカードのうち、1〜2枚をビッドに使用することもできます
→例えば、ビッド「3勝70点」とビッド「3勝60点」の2枚を使用していて、3勝すると130点を獲得できます。
■3ラウンド終了後、得点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。

 

 

 

【2人用ルールweb説明書2】ゲームの進め方

【ゲームの準備】

(1)オープンドラフトの準備
・4種のキング(赤青緑黒)とキャラカード8枚を表にして場に並べます。 ギャンブラー、ハーミット、レジスタンス、バーサーカー
忍者、サムライ、ヒーラー、コレクター
【拡張】白キングはゲームに慣れてから、使用してください
【拡張】チアリーダーはゲームに慣れてから、使用してください
(2)デビルカードの準備
2人用ゲームでは、デビルカードはキャラカードとしては使用しません。
デビルカード決定時に、どのカードの色がデビルカードなのかわかるように目印として使用します。
例えば、青キングとデビルカードを一緒に並べておくことで、青カードがデビルカードになります。
(3)プレイングカードの準備
プレイングカード678の4色の12枚は使用しません(箱に戻す)。
プレイングカードは28枚になります。
裏向きでよく切り、山札とします。
(4)先手と後手の決定
ジャンケンなどの適当な方法で先手と後手を決定します。

【ラウンド1】

(1)プレイングカードの配布
28枚のプレイングカードをよく混ぜ、山札から9枚ずつカードをプレイヤーに配り、プレイヤーは手札を見ます。
(2)オープンドラフト
キングカード1枚とキャラカード3枚を各プレイヤーは獲得します。
「先手→後手」の順番でカードを1枚ずつ獲得します。
後手はデビルカードを選択します。
(3)デビルカードの決定
後手が、残ったキングから、デビルと契約するキングを選択します。
デビルカードの横に選択したキングを置きます。
選択されなかったキャラカードは、このラウンドでは使用しないため、デビルと契約したキングの下に入れます。
(4)ビッド
各プレイヤーはビッドカード(キャラの裏側)を選択し、いっせいに公開します。
キング、キャラカード2枚、ビッドカードの順番に並べます。
(5)トリックの開始
キングナンバーの低いプレイヤーが、1トリック目のリードプレイヤーとなります。
手札がなくまるまで、9回のトリックを行います。
(6)勝利点の獲得
トリックの勝利数などに応じて勝利点を獲得します。
・より多くのトリックをとったプレイヤーは50点が入ります。
・未使用のキングの得点(20点〜60点)
・使用のキングの得点(1枚につき20点)
※白キング(20点/50点/80点/150点)
・デビルカードの失点(1枚につきー10点)

 

【ラウンド2】

(1)プレイングカードの配布
(ラウンド1同様)
(2)オープンドラフト
全てのキングカードとキャラカードを返却します。
「ゲームの準備」の時と同じように、キングとキャラカードを場に並べます。 キングカード1枚とキャラカード3枚を各プレイヤーは獲得します。
「後手→先手」の順番でカードを1枚ずつ獲得します。
(3)デビルカードの決定
先手が、残ったキングから、デビルと契約するキングを選択します。
(4)ビッド
(ラウンド1同様)
(5)トリックの開始
(ラウンド1同様)
(6)勝利点の獲得
(ラウンド1同様)

 

【ラウンド3】最終ラウンド

(1)プレイングカードの配布
(2)オープンドラフト
勝利点が少ないプレイヤーからカードを1枚ずつ獲得します。
(3)デビルとの契約
勝利点が少ないプレイヤーが
残ったキングから、デビルと契約するキングを選択します。
(4)ビッド
ビッドカードを1枚〜2枚を使用できます。
※ビッドカードを2枚選択すると、キャラは1枚しか使用することができません。
(5)トリックの開始
(6)勝利点の獲得
・より多くのトリックをとったプレイヤーは80点が入ります。
・未使用のキングの得点(20点〜60点)
・使用のキングの得点(1枚につき20点)
※白キング(20点/50点/80点/150点)
・デビルカードの失点(1枚につきー20点)
(7)ゲームの勝利者を決定する
得点の多いプレイヤーがゲームに勝利します。
同点の場合は、キングナンバーが低いプレイヤーがゲームに勝利します。

 

 

 

【2人用ルールweb説明書3】白のキングとチアリーダー

白のキング

白のキングについて説明

チアリーダー

チアリーダーについて説明

 

 

 

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